2026年7月2日の開発日記 - Fable 5でAI運用を総点検、記事10本量産と教材2本の同時進行
2026年7月2日の開発日記
定額で使えるのが残り1週間の Claude Fable 5 に「AI活用の見直しコンサルタント」を演じさせ、自分の運用環境を総点検させた日。点検で出た宿題(スキル棚卸し・コマンド分割)をその日のうちに片付け、さらに生成AI記事シリーズの量産、セミナー資料の全面改稿、消費税教材と理科コンテンツの構築まで並行で走らせた。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. Claude Fable 5 でAI運用を総点検
Fable 5 にコンサルタント役で環境をレビューさせたら「Opus 4.7 向けルールの全廃」を提案してきたので、これを却下。Fable 5 は期間限定利用なので、モデル補正ルールは削除ではなく「適用条件の注記で切り替える」方針に組み替えた。Anthropic 公式ガイドから fable-5-tactics.md を新設し、全13ルールに「種別:」行を付ける棚卸しも済ませた。
主な成果:
~/.claude/rules/fable-5-tactics.md新設(公式ガイドから Claude Code ユーザー視点で抽出)- 全ルールファイルへの「種別:」行の付与(ドメイン知識 / 運用ポリシー / 環境 / モデル補正)
- 「最大能力でしかできない問題の再定義」を問いかける実験 → 「足りないのは新しいドットではなく既存のドットを繋ぐ短い線」という発見
詳細: Claude Fable 5で自分のAI運用を総点検した日
2. スキル約100ファイルの棚卸しと /make-diary の分割
「監査官」の役割指定でスキル・コマンド約100ファイル(自前73+プラグイン由来約30)を全数監査させ、壊れ1件・二重定義2件・陳腐化4件・トリガー衝突3組を洗い出した。監査で肥大化と判定された816行の /make-diary コマンドは、参照ファイル3本を .claude/references/make-diary/ に切り出して356行に分割した。
主な成果:
- 監査memo(根拠)と修正計画(実行用チェックボックス)のファイル分離
- /make-diary の分割(816行 → 356行、旧版バックアップと復旧手順付き)
詳細: Claude Codeスキル約100ファイルを監査官の姿勢で棚卸し
3. 生成AI活用アイディアの応答型記事シリーズを立ち上げ、10本量産
書籍の事例をお題に自分の実運用で応答するシリーズを計画。著作権予防線と証拠検証プロトコル(ディスク実在確認で verified 判定)を先に固定し、お題35件から15本を選抜した。型をコマンド化してから Workflow(執筆8体+校閲8体・約19分)で記事10本とSVG図解10枚を量産した。
主な成果:
- genai-idea 記事10本 + SVG図解10枚(公開は残タスク)
- シリーズのブログ独立化(連番タイトル・一覧ページ・目次自動追随)
- 型の確定 →
/genai-idea-articleコマンド化
4. バックオフィスAIセミナーの問いを一本に絞る
セミナードラフトをレビューさせたら「問いが3つ積み重なっている」と診断された。「相談相手から実務担当へ」の一本に絞って本文を全面改稿(+421/−457)し、チラシv2を作成。松尾研のAX 5ステップ図をSVG図解化して独立記事にし、「まずは全社でAX2まで到達する」に改題してセミナー資料へ逆輸入した。
主な成果:
- セミナー本文の全面改稿とスライド18枚化
- AX 5ステップのSVG図解 + 独立公開記事
- 経営者の定期業務の棚卸しに関する独立記事をもう1本
5. 理科参考書の蔵書DB取り込みと理科ページ4トピック追加
自炊済みの中学受験向け理科参考書PDFを yomitoku OCR(313ページ・図1,565枚)で読み取り、蔵書DBへ格納。263チャンクをトピック単位にリストラクチャーして Phase 0 を完了した。レジストリ整合性テストと原文混入チェッカーを先に整備してから、「物の燃え方」残り4トピックをエージェント4体並列で生成・コミットした。
主な成果:
- 蔵書DB取り込み Phase 0 完了(照合ゲート一発合格)
- 理科学習ページのバッチ1完了(テスト整備 → 4トピック追加 → 計画書更新の3コミット)
6. 1Password Environments MCP の Windows 検証
1Password Environments MCP Server を Windows でセットアップし、動作確認でトグルがオンにできない問題に遭遇。ログと app.asar まで調べさせて「ローカル .env マウントは macOS / Linux 限定、Windows は未解禁」という OS 制約に行き着いた。判明した制約は当日中に公開記事へ反映した。
詳細: 1Password Environments MCPサーバーのWindows検証
7. レッスンサイトのバグ修正とスキル作成講座の構築
レッスンサイトの Excel 基本関数レッスンで、チャプターが重複表示されるバグをスクショ1枚で報告して修正させた。「ゼロから作る実務スキル」には Claude Code のスキル作成講座を追加。調査3体 → Plan設計 → 執筆9体+SVG制作の並列で、113セクション・126スライド・解説SVG 34枚まで進めた。
詳細: スクショ1枚でバグ修正、執筆エージェント9体で教材づくり
8. 消費税インタラクティブ教材の構築
AI活用レビューで挙がった計画書を片付ける流れで、消費税教材に着手。素材収集と器調査のエージェント2本を並行で走らせ、縦スクロールのコース型を採用した。コースデータ(5セクション+演習24問)・採点の純粋関数群・ページ本体を実装し、Vitest 19件と coverage 100% まで通した。
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | モデル補正ルールの扱い | Fable 5 が「Opus 4.7 ルール全廃」を提案 | 却下して条件分岐方式に | 期間限定の上位モデルを理由に日常機の防具を捨てない |
| 2 | 1Password MCP のトグル | Labs のトグルをオンにできず、ログと app.asar を調査 | Windows 未解禁と判明 | 「設定ミスか」を疑う前に OS 対応状況を確認する価値がある |
| 3 | 記事の量産 | 型を固定 → コマンド化 → Workflow で執筆8体+校閲8体 | 約19分で10本完成 | 型の確定に人間ゲートを挟むと量産後の手戻りが消える |
| 4 | セミナーの問い | ドラフトをAIレビューにかける | 「問いが3つ積み重なっている」と診断され一本に絞って改稿 | 問いは1セミナー1本。デモの見せ方より問いの絞り込みが先 |
| 5 | 理科コンテンツの事実確認 | 生成された解説の記述を点検 | 線香花火の火花を鉄→炭素由来に修正 | AI生成の理科コンテンツも事実チェックを通してから公開する |
| 6 | 消費税教材の導線 | includeInList: true をデータに設定 | 読む機能が存在せず導線ゼロと発覚、トップにカード追加で解決 | フラグを足す前に「それを読むコードがあるか」を確認する |
今日の学び
- 上位モデルの提案は品質が高くても運用の文脈(期間限定利用)を知らない。資産の削除提案は人間側で差し戻す
- 「型を固定してから量産する」パイプラインが記事でもレッスンでも機能した。先に人間ゲートで型を承認するのが肝
- レートリミットで中断しても、進捗ドキュメント+再開用プロンプトを残しておけばコンテキストを保ったまま再開できる
- 蔵書DBの全文検索は trigram FTS の3文字制約に注意(2文字の理科用語は検索で拾えない)
- データにフラグを追加しても、それを読むコードが存在しなければ何も起きない。導線は実装とセットで確認する
明日やること
- 理科学習ページのバッチ2「力と運動」8トピック
- genai-idea 記事10本の公開判断
- Claude Code スキル作成講座の続き