24h決算ビートスキャン(2026-08-12): COHRが次Qガイダンス+8.1%のビート&レイズ、ENS・GO・FOSLは実績ビート

開発financial-data

24h Earnings Beat Scan(2026-08-12 発表分)

2026-08-12(水)の引け後に発表された決算。4銘柄とも決算発表日が 2026-08-12 であることを確認済み(発表日ゲート通過)。

ガイダンスの surprise% は COHR のみ Koyfin コンセンサスとの突合で算出した。Koyfin のスナップショットは 2026-08-11 時点の値なので、fq0 は「いま発表されたばかりの 4Q 2026」を指している。したがって次四半期のコンセンサスは fq1(1Q 2027)を使った。ENS / GO / FOSL は Koyfin に KID が未登録で estimates を取得できないため、コンセンサスは x-search が拾った X ポストの言及値をそのまま使い、対比の出所を図の下と本文に明記した。

サマリ

ビート&レイズ銘柄(ガイダンスがコンセンサス +5% 超え): 1

  • COHR: Q1 FY27 売上ガイダンスが Koyfin コンセンサス比 +8.1%。実績も EPS +7.6% / 売上 +3.5% で、自社の従来ガイダンスも上回った

実績が大幅ビート、ガイダンスはコンセンサス突合ができず: 2

  • ENS: 調整後 EPS +29.8%($3.66 vs 約$2.82)。ただし利益は 45X 税額控除と関税の還付に押し上げられている
  • GO: 調整後 EPS +66.7%($0.20 vs $0.12)。通年ガイダンスは下限を引き上げたが、コンセンサス値が取れず対比していない

赤字幅の縮小+小幅なガイダンス上振れ: 1

  • FOSL: 売上 +5.2%($209.7M vs $199.3M)、調整後 EPS は -$0.13 と赤字幅が約69%縮小。通年売上ガイダンスの上振れは +1.0% にとどまる

COHR Coherent — 今回唯一のビート&レイズ

COHR(Coherent)は光通信部品とレーザーの米大手。データセンターや通信網をつなぐ光トランシーバとその中核となる光デバイス、産業用レーザー、化合物半導体材料を手がける。AI クラスタの配線が電気から光へ置き換わるほど数量が伸びる位置にいて、今回もデータセンター・通信部門が前年比 +59% と全体を引っ張った。

Coherentの売上とEPSについて実績と次四半期ガイダンスをKoyfinコンセンサスと比較した棒グラフ。売上実績プラス3.5パーセント、次四半期の売上ガイダンスプラス8.1パーセント、EPS実績プラス7.6パーセント
図1: COHRは実績・次Qガイダンスの3項目すべてでコンセンサス超え。なかでも次Q売上ガイダンスが +8.1%
  • 発表: 2026-08-12 引け後(Q4 FY2026)/ 時間外の株価反応は今回のスキャンでは取得しておらず n/a
  • 実績: 売上 $2.05B(前年比 +34%)・Non-GAAP EPS $1.74(前年比 +74%)
  • ガイダンスレンジ: Q1 FY27 売上 $2.20〜2.40B(図は中央値 $2.30B)
  • ✓ 次Q売上ガイダンスが Koyfin コンセンサス $2.13B を +8.1% 上回った。今回の4銘柄で唯一、ガイダンスが基準(+5%)を超えている
  • ✓ 実績はアナリストコンセンサスだけでなく、会社が示していた自社ガイダンスも上回った
  • ✓ データセンター・通信部門が前年比 +59%。AI 向け光学の数量がそのまま出ている
  • 注: EPS の次Qガイダンスはポストに言及がなく、対比していない
  • 注: x-search 側の実績コンセンサスは EPS $1.58〜1.62 / 売上 $1.98〜1.99B とソースで割れる。図では Koyfin の値(EPS $1.62 / 売上 $1.98B)を使った

Source: x-search(Grok)が集約した X ポスト(個別ポストの URL は今回のスキャンでは未取得)/ コンセンサスは Koyfin(KID eq-jcyagi、2026-08-11 時点スナップショット)


ENS EnerSys — EPS+29.8%、ただし税額控除の押し上げ込み

ENS(EnerSys)は産業用蓄電池の米大手。フォークリフトなどを動かす動力用電池、通信基地局やデータセンターのバックアップ電源、防衛・航空向けの特殊電池が柱になっている。電力インフラの増設がそのまま需要に効く商売で、今回もデータセンター・通信・防衛の3分野が伸びた。

EnerSysの売上と調整後EPSの実績をxサーチ由来のコンセンサスと比較した棒グラフ。売上プラス0.75パーセント、調整後EPSプラス29.8パーセント
図2: ENSは売上がほぼコンセンサス並みなのに対し、調整後EPSだけが +29.8% と突出している
  • 発表: 2026-08-12 引け後(Q1 FY2027)/ 時間外 +12.77%
  • 実績: 売上 $935.6M(前年比 +4.8%)・調整後 EPS $3.66 / GAAP EPS $3.09
  • ガイダンス: Q2 FY27 売上 $955〜995M・調整後 EPS $3.15〜3.25(45X 税額控除を除くと $1.95〜2.05)
  • ✓ 配当を10%増の $0.2875 へ引き上げ
  • ✓ データセンター・通信・防衛が好調
  • ✗ 利益は関税の還付と税額控除に押し上げられている。調整後 EPS の +29.8% をそのまま本業の改善幅として読むことはできない。Q2 ガイダンスの調整後 EPS が控除込みで $3.15〜3.25、控除を除くと $1.95〜2.05 と倍近く開くことが、その寄与の大きさを示している
  • 注: Koyfin に KID 未登録のため、コンセンサスは x-search 由来
  • 注: Q2 ガイダンスのコンセンサスが取得できず、ガイダンスの surprise% は n/a

Source: x-search(Grok)が集約した X ポスト(個別ポストの URL は今回のスキャンでは未取得)


GO Grocery Outlet — 立て直しが損益に出始めた四半期

GO(Grocery Outlet)は米カリフォルニア拠点のディスカウント食品小売。メーカーの過剰在庫や終売品を安く仕入れて売る仕入れ手法が特徴で、店舗は独立オペレーターが運営する。既存店売上高と店舗数が業績を決める構造なので、不採算店の閉鎖はそのまま数字に跳ね返る。

Grocery Outletの純売上高と調整後EPSの実績をxサーチ由来のコンセンサスと比較した棒グラフ。売上は約プラス1パーセント、調整後EPSはプラス66.7パーセント
図3: GOは売上のサプライズが約 +1% にとどまる一方、調整後EPSは +66.7%。反応を作ったのは利益側
  • 発表: 2026-08-12 引け後(Q2 2026)/ 時間外 +11.8〜14%
  • 実績: 純売上 約$1.179B・調整後 EPS $0.20
  • ガイダンス(FY26・いずれも下限の引き上げ): 純売上 $4.70〜4.72B / 既存店 -0.5%〜0.0% / 調整後 EBITDA $225〜235M / 調整後 希薄化 EPS $0.51〜0.55
  • ✓ 店舗閉鎖を含む立て直し策が損益に出始めた、という文脈で買われた
  • ✓ 通年ガイダンスはレンジの下限を切り上げており、下振れリスクの後退として読まれた
  • ✗ 売上のサプライズ自体は約 +1% と小さい。株価反応を作ったのは EPS とガイダンス下限の引き上げ
  • 注: Koyfin に KID 未登録のため、コンセンサスは x-search 由来。売上コンセンサスは $1.167〜1.17B とソースで割れるため、図では中央値を使った
  • 注: 通年ガイダンスのコンセンサスが取得できず、ガイダンスの surprise% は n/a

Source: x-search(Grok)が集約した X ポスト(個別ポストの URL は今回のスキャンでは未取得)


FOSL Fossil Group — 赤字幅の縮小に反応した+11%

FOSL(Fossil Group)は米テキサス拠点の時計・アクセサリーメーカー。自社ブランドの Fossil に加え、ファッションブランドのライセンス時計を手がける。スマートウォッチに市場を取られて以降は縮小均衡が続いており、いまの決算は売上の伸びよりコスト構造の立て直しがどこまで進んだかで読む局面にある。

Fossil Groupの売上について実績と通年ガイダンスをxサーチ由来のコンセンサスと比較した棒グラフ。実績プラス5.2パーセント、通年ガイダンスプラス1.0パーセント
図4: FOSLは売上実績が +5.2%。ただし通年ガイダンスの上振れは +1.0% にとどまり、レイズと呼ぶには小さい
  • 発表: 2026-08-12 引け後(Q2)/ 時間外 +11.39%
  • 実績: 売上 $209.7M vs $199.3M(+5.2%)・調整後 EPS -$0.13 vs -$0.42(赤字幅が約69%縮小)
  • ガイダンス: FY2026 売上 $953.8〜973.88M(図は中央値 $963.8M)。市場予想 約$954.5M に対して +1.0%
  • ✓ 売上・損益とも改善方向で、通年売上ガイダンスも引き上げた
  • ✗ 通年ガイダンスの上振れは +1.0%。ビート&レイズの基準(+5%)には届かない
  • 注: 調整後 EPS は赤字どうしの比較になりバーが成立しないため、図から外して注記に落とした(-$0.42 → -$0.13)
  • 注: Koyfin に KID 未登録のため、コンセンサスは x-search 由来

Source: x-search(Grok)が集約した X ポスト(個別ポストの URL は今回のスキャンでは未取得)


除外メモ

  • SMCI / CRWV / LITE: 前日窓(2026-08-11)の記事 24h決算ビートスキャン(2026-08-11) で既出のため、今回は扱わない
  • NVDA / MU / SNDK: /check-earnings 側で別ルート取り込み済みのため常に対象外

注: 数値は X 投稿での言及範囲を集約したもの。ソースによって割れているものは幅のまま記載した。コンセンサスは COHR のみ Koyfin(2026-08-11 時点スナップショット、fq0 / fq1)と突合し、ENS / GO / FOSL は Koyfin 未登録のため x-search 由来の値を使っている。x-search(Grok)の要約に基づくため数値が割れることがある。確定値は各社 IR の決算リリース本文で確認すること。

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