AIレビューのモデル指定が既定値に戻る問題を、手順書に書いて止めた

開発claude-code-tools

AIレビューのモデル指定が既定値に戻る問題を、手順書に書いて止めた

朝いちばんに /make-diary を走らせた。

走り出してすぐ、対象日が 2026-09-06 になっているのに気づいた。 9月5日の分をまだ書いていない。 止めて 2026-09-05 に切り替えさせた。

そこから先は素直に流れた。 統合日記を1本、詳細記事を4本。 仕上げに Codex でレビューして、出てきた指摘3件を直し 07c43a6b にコミットした。

このコマンドは日記を書くだけで終わらない。 決算と統計のチェーンも、そのまま後ろにつながっている。

株価とコンセンサスの取り込みは74銘柄すべて成功した。 新規の決算発表はゼロで、新着の開示もゼロ。 台湾ODMの月次売上には Foxconn の8月分だけが入り、残りは空のままだった。 静かな朝だと思っていた。

レビュー出力のヘッダに、古いモデル名が座っていた

そのレビュー結果を上から眺めていて、目が止まった。

出力の先頭には、どのモデルにどれくらい考えさせたかが1行で出る。 そこに 5.6-sol と書いてあった。

つい最近 Astra という新しいモデルが出たので、そちらへ変えたはずだった。 変えた記憶はある。 ただ、その記憶がどこまで本物なのか自信を持てなかった。 一時的に指定を差し替えただけで、設定としては残していなかったのかもしれない。

言いたいことは決まっていた。 何度も同じ指摘を繰り返すのは面倒なので、コマンドやスキル、つまり手順書の側に書いてほしい。 モデルは Astra、推論レベルは高いほうで固定する。

なぜ既定のモデルに戻っていたのか

疑いは当たっていた。

前に変えたときは、その回のコマンドにモデル名を足しただけで終わっていた。 手順書そのものは既定のモデルを呼ぶ形のまま残っている。 だから、次に手順書どおり実行すれば当然そこへ戻る。

戻ったというより、手順書の側を一度も動かしていなかった、と言うほうが近い。 動かしたつもりでいたのは私のほうだった。

引数で1回だけ渡した指定は、その1回で消える。 消えたことに気づく手がかりも、出力のヘッダを読まないかぎり手元に残らない。

手順書側に固定して、ヘッダで確かめる

毎朝のチェーンのレビュー手順(Step 15)を直させた。 モデルと推論レベルを毎回引数で明示する形に統一する。

-m gpt-6-astra -c model_reasoning_effort="high"

既定が何であっても、渡す値は変わらない。 あとで既定のモデルが入れ替わっても、それに巻き込まれずに済む。

書き換えたあと、実際にレビューを1本走らせた。 手順書を直しただけでは、直った証拠にならないからである。 出力のヘッダに model: gpt-6-astrareasoning effort: high が並んだ。 ここまで見て、ようやく直ったと言えるようになった。 コミットは c84323dc

プッシュしたら、9/5 のコミットが3本ついてきた

コミットが済んでいるのを確認して、プッシュも指示した。

上がったのは6コミットだった(937c6aef..54faa4f3)。 今朝作ったのは3件のはずだった。

残りの3本は、9/5 に作った公開情報のモニタリング機能の Phase 1 から 3 だった。 コミットまで終わっていたので、片付いたつもりでいた。 手元とリモートの差は、見にいかないかぎり気づけない。

ついでに、9/5 に書いた記事の説明も1か所直した(54faa4f3)。 株とオプションを別のレコードで持つ理由の書き方が、実装と噛み合っていなかった。

学び

  • その場かぎりの指定でモデルを変えても、手順書に書かなければ次の実行で既定に戻る。「一時的な変更だったかもしれない」という引っかかりは、今回は当たっていた
  • 既定値に寄りかからず、手順書の側で毎回明示しておけば、同じ指摘を繰り返さずに済む
  • 直ったと言えるのは、出力のヘッダのように結果の側で確かめられたときだけ
  • コミットとプッシュは別物である。2台を行き来していると、片方に置き去りのコミットが残りやすい。プッシュの前に git log origin/master..HEAD を1回見る手はある

今回と同じように手元で1回だけ変えて、手順書に書き戻していない設定が、ほかにも残っているかもしれない。 心当たりを数えるところまでは、今朝はやっていない。

#Claude Code#Codex#AIレビュー#作業自動化#開発日記