子供の塾の理科実験教室カレンダーをClaude Code経由でGoogleカレンダーに一括登録した話

個人personal

子供の通う塾から、理科実験教室の年間カリキュラム(7月〜12月)の紙が配られてきた。手で1回ずつカレンダーに打ち込むのは面倒なので、Claude Code に紙の内容を渡して、Google カレンダー MCP 経由で一気に登録させることにした。

最初は「もう登録してあるはずだから、内容だけ最新版に直して」と頼んだ。これが空振りから始まる小一時間の作業になった。

1. 検索キーワードを取り違えて空振り

まず Claude Code に「1月の予定で、こども関連の塾の予定をカレンダーから探して」と投げた。手元の紙の塾名をうろ覚えで「子供クリエイティング」と打ったのが事故の始まりだった。

Claude Code はプライマリーカレンダー → サブカレンダー → 全カレンダー横断と、検索範囲を広げながら 7 回ほど探し続けた。それでもヒット 0 件。

カレンダーに「子供クリエイティング」関連の1月の予定は登録されていません。

と返事が来たところで、自分が塾名を間違えて記憶していることに気づいた。「クリエ塾」と打ち直したら、3月の四ツ谷校の1件だけ引っかかった。これも違う。

最後に「ごめん、理科実験教室です」とイベント名そのもので投げ直したら、7月〜9月の6回分が一気に出てきた。

カレンダーは塾名ではなく「理科実験教室」というイベント名で登録していた。1年前の自分が決めた命名規則を、1年後の自分が覚えていなかった、というだけのオチだった。

2. 既存4件の内容を update

ヒットした6件をよく見ると、紙のカリキュラムと中身がズレていた。

  • 7月の2回: タイトルが古い実験内容のままで、新カリキュラムでは「結晶づくり」「針の結晶」に変わっている
  • 8月の1回: 「特別実験」で一致(毎年6月に内容発表される枠なので、こちらは合っていた)
  • 9月の2回: タイトルが古い

Claude Code に「正しいものに修正しておいてください」とだけ伝えた。update_event ツールをロードして、既存4件のタイトルを新カリキュラムの文言で書き換えた。

書き換えの最中に、Claude Code から1件だけ報告が来た。

1件、日付が変わっていることに気付いたので念のため報告します。

自動でタイトルを書き換えるついでに、日付までこっそり変えていたら気づかなかった。手動でやっていたら「あれ、先週の予定だっけ?」と来週末に焦るところだった。差分を必ず人間に上げてくれる挙動はありがたい。

3. 画像で年間カリキュラムを渡して残りを新規登録

ここまでで「すでに登録されている分の修正」は終わった。残りの10月〜12月分は登録自体が無い。手元には紙のカリキュラム表があるので、スマホで撮ってクリップボード経由で Claude Code に貼り付けた。

[Image: clip_20260630_100625.png]
このカレンダー通りに登録してください。
7月だけは四ツ谷校で受けることにしたので、私が手動で日程調整してるので、
多分一致しないと思うんで、それ以降の8月から12月まではこのスケジュールに則って登録してください。

Claude Code は画像からカリキュラム表を読み取って、

  • 8月・9月は既に正しい状態 → スキップ
  • 10月・11月・12月の 第1・第3土曜 14:30-15:45 / 日本橋校 の6件を新規作成

と判断して、create_event を6回叩いて完了させた。

4. 学んだこと

自分の過去の命名規則を、自分が一番忘れている。塾名で探していた最初の指示は、過去の自分が選んだイベント名と一致しないので一生ヒットしなかった。「思い出せないなら、それっぽい単語を3つくらい変えて投げてみる」のを自分のデフォルト動作にしておきたい。

日付のサイレント変更に AI が気づいて報告してきたのは意外と大事だった。タイトルだけ書き換える依頼に対して、副作用として日付ズレを拾って人間にエスカレーションする挙動は、機械的な一括処理に対する最低限の防波堤になっている。今回は1件だけだったが、もし「子供の習い事の予定が先週ズレていた」となったら週末の予定が壊れていた。

画像をそのまま貼れる体験はやはり強い。紙のカリキュラム表をスマホで撮ってクリップボードに置くだけで、Claude Code 側が表構造を読み取り、月・日・タイトル・場所・時刻に分解してから登録まで持っていく。手入力で 6 件 × 5 項目 = 30 個のフィールドを叩く未来から逃げられた。

子供の予定管理は、塾だけでなくスイミング、英会話、学校行事と続いていく。次回からは命名規則を1ヶ所にメモしておく仕組みも合わせて整えたい。