壁紙の戦略メモをAI時代の前提で読み直す:Claude Codeのフィードバックと「懸念は買う側にある」

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壁紙の戦略メモを、AIが登場した今の前提で読み直す

Windows の壁紙には、2枚の画像がスライドショーで流れている。 表示しているのに、その画像がどこに保存されているのかを思い出せなかった。 Claude Code に尋ねると、壁紙はスライドショーの設定で、専用のフォルダを参照していると分かった。

2枚は、自分の「人生の戦略ノート」を整理したメモである。 保存場所を聞いたところから、その中身を AI の登場した今の前提で読み直すところまで話が進んだ。 途中で引っかかったのは、Claude Code が書いたフィードバックのうちの一行だった。

壁紙の2枚を図に描き直し、ミラーカラムにまとめる

まず、2枚に書かれた手書きの文字を書き起こしてもらった。 画像は4枚に分けて読ませ、数字や小さい字で読みにくい箇所は、さらに拡大して確かめさせた。 それでも読み切れなかった21か所については、確認用のフォームを Chrome に開いてもらった。

書き起こしが済むと、svg-diagram スキルで2枚を図に描き直したページを作らせた。 Chrome で表示を確かめると、図の矢印が1か所で重なっていた。 そこを直したうえで、PC 幅とスマホ幅、ライトとダークの両方で表示を確認してもらった。

続けて、論点をスライド形式でまとめてほしいと頼んだ。 既存講座のミラーカラム画面を開いて見た目を合わせ、同じ形に作り直してもらった。 矢印キーでページが送れることも、Chrome で確認させた。

AIが登場した今、どこが変わってどこが変わらないか

このノートは、AI が登場した今だと前提がだいぶ違うと思う。 とはいえ、変わらないところもあるはずだ。 そこで、読んだ限りでどう感じるかを Claude Code に聞いた。

mdx-playground の中では、この種の議論をよくしている。 その議論も調べたうえで、ノートの整理に直すべき箇所があれば教えてほしい、と頼んだ。 範囲が広いため、調査は別のエージェントに任せ、その結果をノートと突き合わせてもらった。

Claude Code の感じ方は、次のとおりだった。

  • ノートの骨格(何を大事にするか)は、今でも使える
  • 一方で、数字と手段の前提は崩れている
  • 特に、講座販売の収益の式と制作時間の式は、実質的に崩れている

Claude Code の報告によれば、mdx-playground に残した自分のメモと実測は、すでにノートと逆の結論を出していた。 主要な引用は原文で確かめた、とも添えられていた。 壁紙のノートと、mdx-playground に書きためたメモとで、結論が食い違っていたことになる。

長い回答を「Claude Codeからのフィードバック」として収める

回答は長かったので、文書にまとめてブラウザで表示してほしいと頼んだ。 さっき作ったミラーカラムのレイアウトに、「Claude Code からのフィードバック」としてコンテンツを1つ入れてもらう形である。

ページには4つ目のセクション「Claude Codeからのフィードバック」が加わり、4つの論点が並んだ。 Chrome には、その最初のページ(4-1 総評)が開いた状態で返ってきた。

「AIで拡張した自分の仕事へ」が掴めない

ファネルの論点については、もう少し詳しく聞きたかった。 入門は AI で即席に作れる領域になった、という指摘には納得できる。 ところが、その先の「AIで拡張した自分の仕事へ」という矢印が、どういう意味なのか掴めなかった。 ほかの論点には、だいたい同意だった。

Claude Code の説明はこうだった。 教材(知識)を売るのをやめ、AI を使って速く深くこなせるようになった自分の判断と作業を、個別の仕事として売る。 出どころは、mdx-playground にある 2026-05-04 の記事だという。

そこに、ある文章を貼り付けて返した。 Claude Code は、その文章にあった「入門をやめる必要はない」という意見に同意した。 そのうえで、直すべきは「入門をやめる」ことではなく、入門の稼ぎ方と、何を差別化に据えるかだ、と考え直した。

懸念は作る側ではなく買う側にある

Claude Code の返答を読んで、確かにそうだと思った。 懸念は、作る側ではなく買う側にある。 買う人が AI で十分だと判断すれば、買わない、ということだ。

そう考えると、いま新しく作ろうとしている税務の教材の位置づけも見えてくる。 これまで良い教材が書籍でしかなかった領域でも、AI を使えば、動画にしたり、ブラウザで動くものにしたりできるようになった。 そういうものを新規のコンテンツとして作っていくのが、優先順位として正しい。

Claude Code もこの優先順位に同意し、一言にまとめた。

書籍でしか良い教材がなかった領域を、AIで初めて作れるようになった形(動画・ブラウザで動くもの)にする

買う側から見ても筋が通っている、という評価も添えられていた。 ファネルの論点は、入門をやめるかどうかではなく、買う人が何を十分と見るかの話に置き換わった。

フィードバックを4論点から7論点へ

最後に、ここまでの議論を踏まえて、フィードバックの部分を修正してもらった。 フィードバックは4論点から7論点に書き直され、公開ページも同じ URL のまま更新された。

壁紙の2枚は、図とスライドを経て、Claude Code からの7つの論点まで並ぶページになった。

学びメモ

  • 入門コンテンツの懸念は、作る側ではなく買う側にある。買う人が AI で十分だと判断すれば、買わない
  • 書籍でしか良い教材がなかった領域を、動画やブラウザで動く形にすることを優先する
  • 壁紙に掲げていたノートと、mdx-playground に残したメモや実測とで、結論が逆になっていた(Claude Code の調査で分かった)
#AI#戦略ノート#Claude Code#ミラーカラム#教材制作