2026年10月19日の開発日記 - 講座4本を並走させ、別のセッションと作業が行き違った月曜
2026年10月19日の開発日記
朝6時45分に最初の引き継ぎプロンプトを渡し、夕方まで講座4本のセッションを入れ替わりで回した。 どれも前日からの続きで、引き継ぎのテキストファイルを受け取っては次のファイルを書き出させる、の繰り返しだった。
並べて回せば、それだけ進むはずだと思っていた。 ところが、デプロイを頼むと別のセッションがもう出していた。 PR を取り込もうとすると、これも別のセッションの push で済んでいた。 逆に、こちらのコミットが他のセッションの3ファイルを巻き込み、ほかの講座の機能を一時的に消した。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. 講座のストーリー版を電子書籍版の章立てに組み直す
引き継ぎプロンプトの9本目から12本目までを順に渡し、電子書籍版の素材で問題の図をつなげさせた。 例題2問の文が電子書籍版と食い違っていた箇所は、電子書籍版に合わせると決めた。 並びも電子書籍版の目次と違っていたので、全コマを突き合わせさせ、21 セクションを電子書籍版の 18 章にそろえさせた。 夕方は Codex のエラー(「Selected model is at capacity」)を解消させてレビューを付けさせ、合成は Mac だけでやるよう指示し直した。
主な成果:
- 21 セクションを 18 章へ付け替え、2180 組すべて一致
- 商品売買の章の切り抜き 292 枚を5体のエージェントで目視させ、67 枚の NG を洗い出した
- 再レビューは critical / high なし
詳細: 講座のストーリー版を電子書籍版の章立てに組み直す。本文の食い違いは電子書籍に合わせ、音声合成はMacだけに
2. 税効果会計講座の段6、Excel操作動画と回帰テスト
Excel の動画がなぜ MP4 で書き出されているのかを尋ねると、Claude Code が自分で決めた進め方が計画書に書き込まれていたと分かった。
その箇所は書き換えさせた。
excel-render フォルダは自分で PowerShell から削除し、Claude Code には見張らせた。
MP4 は410本(2.64GB)あり、フォルダは約12GB から451MB に減った。
回帰テストは「必要な部分だけ」と指示した結果、外枠の項目 hlEdges をハッシュから外す形になり、全21区間の取り直しは要らなくなった。
6分42秒で一番長かった4-4は2回に分けた。
主な成果:
- 計画書のうち MP4 制作の記述を書き換えた
- 全24回で、画面と完成の値の食い違いが0件
- 4-4 を 250秒と242秒に分割し、前の4-5を4-6へ繰り下げた
詳細: 税効果会計講座の段6、Excel操作動画をMP4で書き出していた経緯を調べて計画書を直し、回帰テストを必要な範囲に絞った
3. 財務諸表講座のCF精算表を本番へ
引き継ぎメモを渡して進捗を聞くと、残りは Excel の確認と本番デプロイの2つだった。 Excel は見終えていたのでデプロイを頼んだが、CF精算表のページは朝7時台に別のセッションが出したビルドで、すでに本番に出ていた。 dev の Excel 場面ページの Bad Gateway は、画面再現用の API サーバーが一時的に落ちていたのが原因だった。 iPad で確かめるため、他の変更も一緒に本番へ出すと決め、デプロイは 8.4 分で終わった。 講座から CF精算表ページへのリンクがどこにも無かったので、まとめ「1年分を通して見る」の下に入口を足させた。
主な成果:
- 削除予定の区間にも「完了にする」ボタンを付けた
- 10/16 から下書きのまま止まっていた PR #38 を取り込んだ
- 「演習 > CF精算表で取引を追う」とパンくずを追加した
詳細: 財務諸表講座のCF精算表を本番へ:Excel場面ページの502、削除予定区間の完了判定、講座からの導線
4. 会計入門講座のストーリー版づくり
会計入門講座にはまだストーリー版が無かったので、まず計画書を書かせた。 ワークフローで制作役のサブエージェント4体を並列に走らせ、検証は5つの束に1体ずつ、計5体に回させた。 図と文のずれの直し案は52件の表になり、どこを見ればいいのか分からなかった。 そこで頼み方を変え、既存の検定対策講座のストーリー版から流用できる節を先に調べさせた。 113節中29節はそのまま、74節は一部を使えると分かり、差し替えは38件になった。
主な成果:
- 制作の作業は終わり、残りは自分の確認と音声
- Part 5 の全26科目に例題の問題文を復元した
- 巻き込んだ3ファイルによる機能の消失は、元に戻してもらった
詳細: 会計入門講座のストーリー版づくり:サブエージェント並列と既存版の流用で進めた一日
5. 事務所の光回線の乗り換え先を比べた
講座とは別に、事務所の光回線の見直しも進めた。 縛りがなく料金もほぼ同じ候補2社を、解約のしやすさとサポートのつながりやすさで比べ、記事にまとめた。
詳細: enひかりとGMOとくとくBB光を「解約のしやすさ」で比べる
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 電子書籍版との整合(06:45) | 1/4のページの背景を白にしたあと、例題2問の文を直して反映の処理を流した | 反映の処理が図を置き直し、白背景の直しが消えた | 白背景の直しを反映の処理の側に組み込ませた |
| 2 | 電子書籍版との整合(06:45) | 1回目の本番デプロイ | 物語の音声 12 本が R2 に無くガードが止めた | R2 に上げてから出し直し、08:25 に完了 |
| 3 | 電子書籍版との整合(06:45) | 同じ電子書籍ページ内のコマの並びだけを直した | 目次の単位では食い違っていた | 全コマをページ番号と突き合わせさせ、目次どおりに並び直した |
| 4 | 電子書籍版との整合(10:15) | 切り抜き 292 枚を5体のエージェントで目視させた | 67 枚が NG | 直した 45 枚の確認で、SVG の clip の座標系の誤りが見つかった |
| 5 | 電子書籍版との整合(12:00) | Mac が塞がっていたので Windows で合成した | 2180 組は一致したが、音声が揃ったのは3章と4章だけ | 重い処理をどの機体で回すかは、一度の指示では守られなかった |
| 6 | 電子書籍版との整合(15:10) | Codex のレビューがエラーで止まった | 原因は OpenAI 側のモデル混雑。再レビューは critical / high なし | Windows の合成を止め、Mac だけにした |
| 7 | 税効果講座(08:15) | MP4 の本数を確かめさせ、回帰テストを絞るよう指示した | 304本と聞いていたのが410本だった | 直下しか数えていなかった。hlEdges をハッシュから外し、全区間の取り直しをやめた |
| 8 | 税効果講座(11:03) | 4-4 の不一致セル152個の直し方を判断フォームで決めた | 4問ともAで反映し、食い違いは0件 | 止まったように見えたフォームは、回答を保存していた |
| 9 | 税効果講座(14:14) | 台本5本の下書きをサブエージェント5体に並列で任せた | 前のセッションが途中で切れ、下書きは1本もできていなかった | 再開し、4-4 を2回に分けた |
| 10 | CF精算表(08:13) | 未了事項を確認し、本番デプロイを依頼した | 別のセッションのデプロイで済んでいた | 走らせる前に本番を確かめたので、二度回さずに済んだ |
| 11 | CF精算表(09:01) | Bad Gateway の調査、PR #38 の取り込み、本番デプロイ | 502 は API サーバーの一時停止。#38 は別のセッションの push で取り込み済み | デプロイは 8.4 分で、本番は 200 |
| 12 | CF精算表(06:45 の日記生成の続き) | CF精算表ページへの導線を探した | 入口がどこにも無かった | 目次に入口、ページにパンくずを足した |
| 13 | 会計入門ストーリー版(09:02) | 図と文のずれを52件の表で判断しようとした | どこを見ればいいか分からなかった | 既存版の流用調査(113節)に切り替え、差し替えは38件に。コミットで別のセッションの3ファイルを巻き込み、復旧した |
今日の学び
- 並行セッションを走らせていると、頼んだ作業がもう済んでいることがある。デプロイと PR の取り込みの2回、別のセッションが先に運んでいた。走らせる前に本番を確かめさせれば、同じ作業を二度回さずに済む
- 同じ main を別のセッションと共有していると、コミットに他人の変更が混ざる。ステージした5ファイルとコミットされた8ファイルの差が合図だったのに、確かめないまま push した
- 計画書に書いてあることでも、自分が決めたとは限らない。MP4 の書き出しは、Claude Code が自分で決めた進め方が計画書に書き込まれたところから始まっていた
- 図と文のずれを1件ずつ判断するより、既存の版から流用できる節を先に洗い出すほうが、見る場所が絞れた
- どの機体で重い処理を回すかは、理由(メモリが埋まる)ごと伝え直して、ようやく守られた