2026年10月6日の開発日記 - 並行セッションで講座3本を進め、統計の移行を締めた日
2026年10月6日の開発日記
この日は、講座づくりのセッションを同時にいくつも走らせた。 Excel講座、財務諸表講座、別表講座の3本が、朝から夕方まで並んで動いていた。 並べたセッション同士は、何度かぶつかった。 同じ区間を2つのセッションが作っていたり、合流しようとしたブランチが別のセッションのステージに阻まれたりした。 「直っていない」と自分が言った画面が、実は別のワークツリーの開発サーバーだったこともある。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. Excel講座の画面再現ページを3つに分け、演習10区間を作り直した
朝、Googleタスクに残っていた Excel 系の積み残し23件を、Claude Code に照合してもらった。 Cloudflare D1 から184区間分の完了記録を取り出して計画書と突き合わせ、11件を閉じた。 制作画面に3つの講座が混ざっていたので、画面再現ページを3つに分けた。 「読み込み中」のまま止まる donts-c15-s00 も直し、実機の Excel との突き合わせと CDN キャッシュの削除までやってもらった。
残り17区間を作っていた別のセッションは、main 側のセッションと4区間と演習が重なっていた。
4区間は向こうの版を残し、演習は redesign-plan に一本化すると決めた。
トップのマインドマップ版は、行ったり来たりが鬱陶しくなってやめると判断した。
/compact のあとに演習10区間を作ってもらい、イントロ3区間と演習10区間はどれも静止画のレイアウト検査に通った。
主な成果:
- Googleタスクの Excel 系は23件中11件を完了にした
- 画面再現ページを講座ごとの3つに分けた
- 演習10区間を作り直し、明日確認する分をGoogleタスクに入れた
詳細: Excel講座の画面再現ページを3つに分け、演習10区間を作り直した日(並行セッションの重複整理つき)
2. Excel講座のデューデリジェンス52件をワークツリーで仕分けた
他のセッションと同じファイルに当たるおそれがあったので、git worktree を切ってもらい、Excel講座のデューデリジェンス報告書にある指摘52件を突き合わせた。
課題を「ストーリーライン」「内容の正しさ」「演習の不足」「配布物と動画の食い違い」の4つに分けたのは自分である。
8段階の計画書のうち2と3は、/compact の前に引き継ぎプロンプトへ書き出し、サブエージェントで並行させた。
FILTER のブランチを main へ取り込む段では、自動モードの許可判定、別のセッションのインデックスロック、別のセッションのステージで止まった。
ステージが空くのを最大10分待ってから取り込んだ。
後片付けでは、FILTER の章の6区間の仮の声をワークツリーごと消してしまい、合成し直してもらった。
最後に残った excel-filter のフォルダは、自分で Remove-Item を実行して消した。
主な成果:
- 計画書8段階のうち1〜4をこのセッションで終えた
- 回帰テストは89件合格、21件飛ばしで main に取り込んだ
- 発展問題の解答を Cloudflare R2 に置いた(デプロイは他のセッションに相乗り)
詳細: Excel講座のデューデリジェンス52件を git worktree で仕分け、サブエージェントで並行して直した記録
3. 財務諸表講座の見出しを階層で塗り分け、まとめの回を2枚で作り直した
朝は、場面 fs-basics-02 で投資活動の見出しが右にずれていた。 左寄せを頼み、描画の共通部分を直してもらったので、この修正は説明の回10本すべてに効いている。 株主資本等変動計算書は見出しを2段に組み直して6列にし、見出しの灰色を集計の階層どおり4段に塗り分けてもらった。
9時半からのセッションでは、字幕の金額を算用数字にそろえた(全35本、約900文)。 まとめの回は、①取引と⑥財務諸表の2枚とカウントアップで見せる作りに変えようと提案した。 そこへつながりの線5本と、BS、PL、CS の薄い黄色のハイライトを足してもらった。 音声合成は、Windows の空きメモリが 6GB 未満で止まったので、MacBook の claude2 に回した。
主な成果:
- 株主資本等変動計算書の見出しを4段の濃淡で塗り分けた
- 全24図を見直し、利息の矢印のずれを含む3図を直した
- 直接法と間接法で、利息の支払額など3行が一緒に光るようにした
詳細: 財務諸表講座の動画で株主資本等変動計算書の見出しを階層ごとに塗り分け、まとめの回を取引と財務諸表の2枚で作り直す
4. 別表講座の動画化を進め、音声は Mac 側に頼んだ
別表講座の動画化では、図の採用は最終的に自分が選ぶ前提にした。 いったん仮で選んでもらい、非同期で進めた。 2つの表が離れている件では、P/L を消さずに左右へ並べ、項目ごとに矢印でつなぐよう指摘し、10本にそろえてもらった。 講義と本文の数字の食い違いはその場で直してもらって main へマージし、10本のレビューは翌日のGoogleタスクに回した。
音声は、Mac の tmux の claude2 へ SSH 経由でプロンプトを送ってもらい、作成済み10本すべてを合成できた。 残りはバッチ1(第1章〜第5章の24本)とバッチ2(第6章〜第9章の22本)の別セッションに任せた。
主な成果:
- 全56本のうち10本を作り、音声まで合成した
- 第5章4の期末の数字など、講義と本文の食い違いを直した
- 残り46本をバッチ1とバッチ2の2セッションに分けて起動した
詳細: 法人税の別表解説を動画にする:図の仮選定、講義ノートの数字の食い違い修正、Mac側への音声合成の依頼
5. TypeScript にしか無かった統計を Cloudflare D1 へ移し切った
前日分の日記づくりが終わったあと、「TS で持っていた統計は全部 D1 に入っているのか」と聞いた。
stats-db.mjs status で照会させると、過去分が D1 にあるのは Phase 1 の4ファイルだけで、答えは「半分ほど」だった。
そこで「Turso にあるものは Turso のまま、TS にしか無いものは全部 D1 へ」と決めた。
メモリ価格30系列(4,952行)と手書き系列8ファイルを D1 に入れてもらい、毎朝の更新も D1 経由で TS を作る形に切り替えた。
主な成果:
ssotFiles.mjsに10ファイルを足し、D1 への投入まで済ませた- テストは全体で266ファイル、21,177件が通った
- 台湾企業の月次売上(37銘柄)は Turso に入っていると確かめた
詳細: TypeScriptにしか無かった統計をCloudflare D1へ移し切る:「全部入ったのか」と確かめた朝の続き
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | donts-c15-s00 の「読み込み中」(05:42) | 借りている画面の読み込み失敗を疑い、API を直接叩いた | API は正常。ブラウザ側を調べる方向に切り替えて直した | 原因は API ではなくブラウザ側にあった |
| 2 | CDN のキャッシュ削除(05:42) | キャッシュ削除を実行した | 1回目は --force が無く何も消えなかった。付け直して md5 の一致で確かめた | 削除の成否は公開側の md5 で見る |
| 3 | マインドマップの線が長い(09:12) | 列幅の計算を直し、side: true、Excel の全面表示と順に作ってもらった | 行ったり来たりが鬱陶しく、マインドマップ版をやめた | 見出しの札で「いまここ」を示せば足りた |
| 4 | FILTER ブランチの取り込み(09:13) | 競合2ファイルを両方残して解消し、main へ取り込もうとした | 許可判定、インデックスロック、別セッションのステージで止まり、最大10分待って取り込んだ | 合流は他のセッションのステージが空いてから |
| 5 | ワークツリーの片付け(09:13) | ワークツリーを畳んだ | FILTER の章の6区間の仮の声も消え、6区間を合成し直した | 畳む前に、ワークツリーにしか無いファイルを洗い出す |
| 6 | 株主資本等変動計算書の配置(06:22) | BS と PL を合わせた幅で下に横長に敷く案で動き出した | 途中で戻し、BS と同じ幅(760)に収めた | 台本の「四つ」が6列と食い違い、導入7の声を合成し直した |
| 7 | CS の字下げ(09:33) | 字下げを3段にしてもらった | 自分の画面では「入ってない」。別のワークツリーの開発サーバーを見ていたようだ | 見ているサーバーがどのワークツリーのものかを先に確かめる |
| 8 | 仮の声の合成(09:33) | Windows で合成しようとした | 空きメモリ約 4.2GB で 11:57 から止まっていた。Mac の claude2 に回して音声6件が届いた | 重い合成は Mac に回せる |
| 9 | 2つの表の距離(09-27) | 写さない帳票を列ごと詰めて寄せた | 寄りはしたが、P/L を消さず左右に並べて矢印でつなぐ形に変えた | 見せたいのは帳票どうしのつながりだった |
| 10 | Mac への音声依頼(09-27) | Mac 用プロンプトの Windows パスを渡した | Mac からは開けなかった。通信を任せ、SSH で claude2 に送ってもらって10本の音声合成が完了した | Windows のパスは Mac から開けない |
| 11 | 統計の D1 移行(05:38) | データと関数を分け、HEAD と比べながら D1 へ移した | 型定義の閉じ括弧が1行抜けたのを直し、全テストが通って投入した | 差は小数末尾のゼロだけだった |
今日の学び
- 並行セッションは、作業中のぶつかり合いをワークツリーで避けられても、合流と片付けで別の注意が要る。main に入れる前に他のセッションのステージが空くのを待ち、畳む前にはワークツリーにしか無いファイルを洗い出す
- 「直っていない」と言う前に、自分が見ている開発サーバーがどのワークツリーのものかを確かめる
- 新しく入った行が0件でも、過去分が D1 にあるかどうかは分からない。照会して初めて、入っているのは半分だと分かった
明日やること
- Excel講座の演習10区間を、Googleタスクに入れた URL から確認する
- 財務諸表講座のまとめの回(取引と財務諸表の2枚)を確認する
- 別表講座の動画10本をレビューする