作業PCのメモリ逼迫を/procsとAqua Voiceの再起動で戻し、Illustratorで消えたAXIS UltraLightを購入メールとバックアップから追った
作業PCのメモリ逼迫を/procsとAqua Voiceの再起動で戻し、Illustratorで消えたAXIS UltraLightを購入メールとバックアップから追った
昼前、作業PCのメモリが埋まってきた。
Claude Code に「使っていないものを落としてほしい」と頼み、/procs で走りっぱなしのプロセスを洗い出してもらった。
夕方には Illustrator が、和文フォントの1ウェイトを「見つからない」と言い出した。
買った覚えのあるフォントが、手元に無い。
その1本を、購入メールとバックアップから追いかけた。
/procs で止めた4つと、増えた空きメモリ
/procs が並べた候補から、止めるものを4つ選んだ。
- grep のプロセス
- nuxt dev(2つ)
- 前日のブラウザ操作で立てた MCP サーバー
4つとも消えたことを確かめてもらうと、空きメモリは 3.1GB から 4.2GB に増えていた。
ここで数字が合わない。 止めた4つは合計で約2.2GB を使っていたのに、空きは1.1GB しか増えていない。 Claude Code の説明では、解放された分の一部を Windows がすぐにキャッシュや圧縮メモリへ回すためだという。 止めた分が、そのまま空きとして出てくるわけではないらしい。
Aqua Voice のウィンドウ読み取り用プロセス
もう1つ気になったのが、音声入力アプリの Aqua Voice のメモリ使用量だった。 何か変なことをしていないか、調べてもらった。 返ってきたのは、怪しい動きは見当たらず、起動しっぱなしで溜め込んだ分だろうという見立てだった。
膨らんでいたのは、AquaWindowsBridge というプロセスである。 画面のウィンドウに出ているテキストを読み取るためのもので、この機能は自分ではオフにしていたはずだった。
Aqua Voice を再起動すると、AquaWindowsBridge は 1,350MB から 33MB に下がった。 空きメモリは、4.2GB から 9.6GB まで戻った。 ただし Aqua Voice の分だけなら1.3GB ほどのはずで、この5分ほどの間に閉じたものが他にあれば、その分も含まれているという但し書きが付いた。
13:06、dev サーバーがメモリ不足で止まる
9.6GB まで戻したのに、昼過ぎの 13:06 には、バックグラウンドで動かしていた dev サーバー(pnpm dev)が止まった。
システムのメモリが足りなくなり、Claude Code 側で自動停止されたという通知だった。
Illustrator が「AxisProN-UltraLight は無い」と言う
夕方、Illustrator にフォントが見つからないという表示が出るようになった。 欠けていたのは、AXIS ProN の UltraLight である。 買っていなければ、そもそも Illustrator で使っていない。 スクリーンショットを渡して、本当に無いのかを確かめてもらった。
答えは「Illustrator の表示は正しい」だった。 この PC に入っている AXIS ProN は6ウェイトだけで、UltraLight は無い。 フォントフォルダ、レジストリ、フォントファイル内部の名前の3つのどれで見ても、結果は同じだった。
購入メールに残っていた7ウェイトセット
自分では、間違いなく買ったと思っている。 もう1台の PC に入っているのかもしれないし、Dropbox にバックアップを取った気もする。 購入メールが届いていないかも含めて、探してもらうことにした。
個人の Gmail を検索すると、注文メールが2件見つかった。
- 2017年11月の注文(CD で発送)
- 2020年8月の注文(ダウンロード)
買ったのは「和文ベーシック プロN版 7ウエイトセット」だった。 AXIS の和文ベーシックは UltraLight、ExtraLight、Light、Regular、Medium、Bold、Heavy のちょうど7ウェイトで、UltraLight もセットに含まれている。 7ウェイトとも買ってあることは、これで確かになった。
Dropbox のバックアップにも UltraLight が無い
Dropbox には、7z で固めたフォントのバックアップがあった。 その中に UltraLight が入っていないかを調べてもらった。
入っていなかった。 いまの PC にもバックアップにもあるのは、UltraLight を除く6本だけである。
「マジで?」と聞き返した。 では CD にはあるのかと尋ねると、セットの中身からすれば入っているはずだという答えだった。 CD からコピーしたとき、またはバックアップを作ったときに1本漏れたと考えるのが自然だという。
なぜバックアップから消えたのかは、はっきりしない。 分かったのは、2019年2月25日にバックアップを作った時点で、すでに UltraLight は入っていなかったことである。 それ以降に消えたわけではない。
Mac にも、たぶん入っていない。 Mac は最近買ったばかりだからだ。
/clear 前の検索が2か所を見つけてきた
16:59、/clear の前に走らせていた AXIS フォントの検索が終わった。
見つかったのは2か所で、1つは Dropbox だった。
中身は、どちらも同じフォント一式だった。
残る当ては、2017年の注文で届いた CD である。 その CD-ROM の行方は、まだ分からない。
学び
- 止めたプロセスの使用量を足し合わせても、空きメモリがその分だけ増えるとは限らない。今回は約2.2GB 分を止めて、増えたのは1.1GB だった
- 常駐アプリのプロセスは、再起動ひとつで 1,350MB から 33MB まで落ちることがある。オフにしたつもりの機能のプロセスも、一覧で疑ってみる価値がある
- バックアップは「取ってある」だけでは、中身の欠けに気づけない。2019年に作ったバックアップは、作った時点で7本中6本しか入っていなかった