税効果会計講座の段6、Excel操作動画をMP4で書き出していた経緯を調べて計画書を直し、回帰テストを必要な範囲に絞った

開発eurekapu-nuxt4

税効果会計講座の段6、Excel操作動画をMP4で書き出していた経緯を調べて計画書を直し、回帰テストを必要な範囲に絞った

税効果会計の講座づくりは、eurekapu-nuxt4 で計画書の段を一つずつ進めている。 前日の記事では、制度を一次資料で確かめ、配布用の Excel ブックを組み立てた。 この日は朝から夕方まで3つのセッションをつなぎ、段4完了の状態から段6の台本づくりまで進めた。

その途中で、一つ引っかかったことがある。 Excel の操作動画が、いつのまにか MP4 で大量に書き出されていた。

3つのセッションを引き継ぎファイルでつないだ

どのセッションも、ダウンロードフォルダに置いた引き継ぎプロンプトのテキストファイルを渡して始めた。 閉じるときには、次の引き継ぎを同じ場所に書き出してもらった。

開始渡した引き継ぎ閉じるときに書き出した引き継ぎ
8時15分段4完了段6途中
11時03分段6途中段6派生の版
14時14分段6派生の版段6台本まで

朝は強調を外枠にし、設例データを5枚のシートに分けた

朝のセッションでは、画面のスクリーンショットを貼った。 それを受けて、セルの強調を外枠だけで描く形に全講座で変えさせた。 見出しの灰色と表の罫線は、そのまま残っている。

あわせて、設例データのシートを5枚に分けさせた。 分ける前後で、計算結果は全セル一致した(違いは、シート名を書き直した説明文の4か所だけ)。 Excel での全再計算も、8冊すべてで一致した。

画面側では、別のシートから切り替えた直後にカメラが寄らない不具合を、小さな台本で再現させてから直してもらった。 最後に8冊のブックを書き出して届けてもらい、外枠の変更に伴う回帰テストの記録の取り直しを裏で流していた。

Excel の動画は、なぜ MP4 で書き出されていたのか

取り直しが動いているあいだに、Excel の動画について聞いた。 なぜ MP4 で書き出しているのか。 どこに保存していて、何を根拠に書き出したのか。

最終版でなければ、書き出す必要はない。 そして、最終版にはまだずっとならない。 自分の声の吹き替えが入らないと完了しないのに、その吹き替えは一度もやっていないからだ。 どこの計画書を誤読したのかを教えてほしい、判断したところを書き換えてほしい、と頼んだ。

まず経緯を調べさせた(ファイルにはまだ手を付けていない)。 返ってきた答えは、計画書の誤読ではなかった。 Claude Code が自分で決めた進め方が、計画書の中に書き込まれていたのである。

「なるほどね。計画書の段階でそうなっちゃったってことか」と受け止めた。 書き換えは、すでにコミットまで済んでいた。 直した先は、Excel の MP4 制作の計画書(冒頭と §1、§7-4)である。 あわせて、税効果講座の計画書にあった Claude Code 自身の1行も直させた。 ほかのセッションが同じことを繰り返さないよう、プロジェクトの CLAUDE.md にもルールを1行足させた。

自分で消しているあいだ、数え直しと見張りを頼んだ

書き出し先の excel-render のフォルダは、自分で消すことにした。 PowerShell で消すコマンドを聞き、手元で実行した。

最初、MP4 は304本と聞いていた。 確かめさせると、全部で410本、2.64GB あった。 304本はフォルダの直下だけを数えた数で、下のフォルダ(scene-trial/、shorts/、old/)に106本が残っていた。 フォルダ全体は12GB あり、その大半は MP4 を作る途中で書き出したコマの画像(png)だった。

削除を始めてからは、確認を頼んだ。 9時17分の時点で、mp4 は410本から364本に、png は42,679枚から21,523枚に減っていた。 削除が終わると、mp4 も png も0になり、フォルダは約12GBから451MBに縮んだ。 残すファイルは消えていなかった。

回帰テストは全区間をやらず、必要な部分に絞った

削除のあいだも、回帰テストの取り直しは裏で動き続けていた。

全体をやる必要はなかったと思う。 回帰テストは、いつも終わらないまま中断されてしまう。 だから、もし全体をやっているなら必要な部分だけにするよう伝えた。

返ってきた説明では、全21区間を外枠ありとなしで2回ずつ計算していた。 Claude Code は最初、この取り直しを止めて、強調を使う区間だけに絞って流し直すと答えた。 ところが実際には、取り直しそのものが要らなくなった。 エンジンの変更は、外枠の項目 hlEdges を足しただけだった。 この項目を回帰テストのハッシュから外せば、全コマが前と同じになる。 外す処理は小さな純粋関数に切り出させ、外枠の描き方は専用のテストで確かめさせた。 全区間の取り直しは、やらずに済んだ。

台本の下書きはサブエージェントに分けて書かせた

ここで、セクションがあとどれぐらい残っているかを聞き、一旦全部完了させてほしいと頼んだ。

台本の下書きは、サブエージェントに陣ごとに書かせた。 上がってきた下書きは全文を読ませ、材料の数字と合っているかを確かめさせてから受け取った。 倍率が低く、字が読めないほど引いた画が残る回もあった。 2-4 では、式を打つあいだ、離れた参照先まで一画に入れようとしてカメラが引いていた。 参照先の枠を出さない指定を足すと、最小の倍率は1.03になった。 最後には、全回が倍率0.5以上になった。

残り6回のブックについては、判断が要る数字が5件あった。 前提を読みながら選べるよう計画書の形にまとめさせ、Codex のレビューを3回通してから、判断用のフォームを用意させた。

このセッションを閉じる時点で、20回分の台本の下書きがそろった。 ただし6-4と7-1の2本は、まだ全文を読んでいない状態で次へ回した。

昼は、答え合わせが成り立たない回が見つかった

昼のセッションでは、6-4と7-1を読ませて登録し、テスト374件を通した。 仮ナレーションの合成は、最初は Windows と Mac で分けるつもりだった。 結局 Windows ですべて合成でき、Mac への依頼は取り消してもらった。

制作画面では、全コマで数字の欠けを機械的に数えさせた。 全24回が0件だった。

ところが、目視の途中で 4-4 の不具合が見つかった。 対象セルの152個が、完成の値と違っていた。 係数が空のまま計算されていたためで、答え合わせが画面でも受講者のブックでも成り立たない。

直し方は、4問の判断フォームで決めた。 4問とも推奨の A を選んだ。 係数の表を 4-4 で作り、相殺の三行は 7-1 で作る形に移させた。 これで、全24回で画面と完成の値の食い違いが0件になった。 回ごとの「この回を始める時点」のブックも書き出させ、ブックは従来の8冊と合わせて33冊になった。

派生の版(7-2、7-3、7-5、卒業課題)の案は、5問のフォームに出させた。 回答したあとでフォームのサーバーが止まった。 メモリーが足りなくなり、Claude Code が裏の処理として止めたものだった。 見られないのかと聞くと、確かめるのが早すぎただけで、回答はサーバーが止まる前に保存されていた。 5問とも A だった。

夕方はセッションが止まり、6分42秒の 4-4 を分けた

夕方のセッションでは、派生の版のブックを作らせた。 Excel での全再計算は1525/1525で一致した。 続けて、台本5本(6-3、7-2、7-3、7-4、7-5)の下書きを、サブエージェント5体に並列で任せた。

しばらくして、これは進んでいるのかと聞いた。 答えは、途中までは進んでいるが、前のセッションが途中で切れていて、台本の下書きは1本もできていない、というものだった。 リモートセッションでも止まってしまうのか、と分かった。

続きを頼むついでに、もう一つ気になっていた回を挙げた。 4-4 は6分42秒あり、一番長い回である。 分けたほうがよければ分けてほしい、と伝えた。

Claude Code の判断は、分ける、だった。 ほかの回は3〜4分なのに、4-4 だけが6分42秒ある。 中身も「会社の分類と係数の表」と「第11項の手順の流れ」の2つに分かれていた。 番号がずれるのは、セクション4の後ろの1回(4-5 → 4-6)だけで済む。

分けたあとの 4-4 は250秒、4-5 は242秒になった(前の 4-4 は402秒)。 繰り下げた 4-6 は216秒だった。 分ける前の拍は消さず、old-before-split/ に退避させた。

届いた台本は登録してコミットし、制作画面で全コマを送らせた。 8本とも、数字の欠けも数式のエラーも0だった。

その後、PC のメモリーが足りなくなり、Claude Code が裏の処理を3つ止めた。 処理が失敗したわけではない。 止まったものは、こちらが指示するまで再開しない扱いになった。

進捗を計画書に書かせ、引き継ぎを書き出して閉じた

最後に、計画書へ進捗を書くように頼んだ。 引き継ぎのプロンプトも、テキストファイルでダウンロードフォルダに書き出させた。 計画書の §9 段6 に今日の進み具合が入ってコミットされ、引き継ぎは「段6台本まで」のファイルになった。

学び

  • 計画書に書いてあることでも、自分が決めたとは限らない。MP4 の書き出しは、Claude Code が自分で決めた進め方が計画書に書き込まれたところから始まっていた
  • 回帰テストは、取り直す範囲を絞るより先に、変わった項目だけをハッシュから外して別のテストで確かめれば、全区間の取り直し自体が要らなくなることがある

最終版の動画は、まだ一本もない。 自分の声の吹き替えを入れるまでは、どの回も完了しないからだ。 その吹き替えには、まだ手を付けていない。

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