やったこと(1行)

/beat-monitoring/MU を5四半期 → 9四半期に拡張して、ついでに /memory-makers/micronセグメント別売上の四半期推移(FY24 Q1〜FY26 Q1)をスタックバーチャートで載せた。

きっかけ

朝、/beat-monitoring/MU を開いて、FY25 Q2 以降の5四半期しか並んでいないのを見て「あと4四半期さかのぼって入れといて」と Claude Code に頼んだのが始まり。次Q売上ガイドと次Q EPS ガイドのアナリスト予想 vs 実績の比較を、FY24 Q2 まで遡って見たかった。

Step 1: ビートモニタリングを4四半期さかのぼる

最初、Claude Code は Web 検索で各四半期のコンセンサスを取りに行こうとした。そこで「/add-ticker のスキル見てくれない?x-search 使っていいよ」と止めた。/add-ticker の Step 3 には「当時のコンセンサスは x-search で point-in-time に取る」と書いてあるのに、忘れてた。

x-search を 4本並列で叩かせる指示を出したら、認証が切れててこけた。

uvx --from hermes-agent hermes auth add xai-oauth

これでブラウザに OAuth 画面が出てくる。許可してすぐ通った。

再実行で 4本同時に Q2 FY24 / Q3 FY24 / Q4 FY24 / Q1 FY25 のコンセンサスを拾いに行って、全部点ベース(発表当日のコンセンサス)で揃った。MU.json に詰めて、summaries.ts を再生成して dev サーバで見たら、9四半期分が並んでいた。

Step 2: Q1 FY25 のガイダンス陥没を別記事に切り出す

並べた結果を眺めていたら、Q1 FY25(2024/12/18 発表)の Q2ガイダンスだけ売上 -11.9%・EPS -26.7% で明らかに陥没していた。「これ理由メモっといて」と頼んで、x-search で当時の解説投稿を集めて別記事に分けた。

Micron Q1 FY25 — Q2 ガイダンスが市場予想を売上 -11.9%・EPS -26.7% で大幅に下回った理由

ここはサラッと触れるだけにする。詳細はあっちに置いた。

Step 3: セグメント別売上の四半期推移を欲しくなる

ビートモニタリングをいじっていたら、もう一段欲が出てきた。

別の軸というか、私がポジションを持っている銘柄だけでやる予定なんですけど、とりあえずは。セグメント別の売上高の推移あるじゃないですか。あれをちょっと四半期で全部取りたいんですけど、対象期間は FY24 Q1 から FY26 Q1 まで。

ビートモニタリングは「決算ビート/レイズの全銘柄スクリーニング」用。ここに対して、自分が玉を持っている銘柄だけ深掘りする別軸が要る、という方針が出てきた。今回はその第一弾として Micron を整える。

Step 4: SEC 10-Q からセグメント別売上を集める

Micron は途中でセグメント定義を変えているのが厄介ポイント。

  • 旧構造(FY23〜Q3 FY25 まで開示): CNBU / MBU / EBU / SBU
  • 新構造(2025/4/17 アナウンス、Q4 FY25 から effective): CMBU / CDBU / MCBU / AEBU

サブエージェントに 10-Q を 9四半期分読ませて、micronQuarterlySegments.ts に詰めた。型は旧構造と新構造でユニオンに分け、Q4 FY24 の単四半期だけは 10-K に直接記載がないので annual − 9M FY24 から逆算した推定値だ、と注記もつけた。

export type MicronSegmentStructure = 'old' | 'new'

export interface MicronSegmentValues {
  revenue: number | null
  operatingIncome: number | null
  grossProfit: number | null // 新構造のみ開示
}

ファイルは apps/web/app/data/memory-makers/micronQuarterlySegments.ts

Step 5: micron.vue にチャートセクションを追加する

/memory-makers/micron は元々ファブ能力の話だけで、財務は載ってなかった。

ここに「セグメント別四半期推移」セクションを追加。既存の StackedBarChartChartSeries 型がそのまま使えたので、4チャート(旧構造の売上 / 旧構造の営業利益 / 新構造の売上 / 新構造の粗利)+ 営業利益のテーブル(6行)を並べた。

dev で開いたら、4チャートと営業利益テーブルが全部描けていた。スクショで見ると、塊として情報量が多くて満足。

Step 6: タイトル被りを直す

ここで一回つまずいた。スクショを見てもらったら、チャートの凡例ラベルが横に並んで重なってた。

ここタイトル被ってるんで、ちょっともうちょっと見やすくして。

凡例に「CNBU = Compute and Networking」みたいなフル名を入れていたのが原因で、横に長すぎて隣のラベルに食い込んでいた。対処は単純で、凡例は略号のみ(CNBU / MBU / EBU / SBU、CMBU / CDBU / MCBU / AEBU)に削って、フル名はチャート上部のピンク枠の解説リストに移した。未使用になった micronSegmentLabels の import も整理した。

これで凡例が一行に収まって、ラベル同士の重なりも消えた。

学んだこと

  • x-search を使うフェーズは /add-ticker の Step 3 に明記されている。Web 検索で個別記事を漁るよりも、当時の決算発表直後の投稿から「当日のコンセンサス」を拾った方が point-in-time の精度が出る。Claude Code に最初から x-search を使わせるべきだった
  • hermes の xAI 認証はセッションが切れるuvx --from hermes-agent hermes auth add xai-oauth で再認証するだけ。切れていたら再認証すれば済むのでパニックにならない
  • 凡例は短く、解説は別ブロックで補う。チャートに情報を詰め込むよりも、上に解説リストを置いて略号だけ載せる方が読める。情報の縦と横の使い分け
  • 「ポジションを持っている銘柄だけの軸」と「全銘柄スクリーニング軸」は分ける。ビートモニタリングは網羅、/memory-makers/{ticker} は深掘り、と役割を切る

残課題

  • 他のポジション銘柄でも同じ深掘りページを作る(SNDK / NVDA 等)
  • Q3 FY25 新セグメントの recast は Q3 FY26 10-Q(2026年6月末発表予定)で初開示の見込み。出たら反映
  • Q4 FY25 単四半期セグメントも 10-K に通年合計しかないので、Q3 FY25 新 recast が出てから切り出す

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