独自ドメインのメール送信は Cloudflare だけで完結できるか:外部 SMTP 中継と比べて現状維持に決めた記録
独自ドメインのメール送信は Cloudflare だけで完結できるか
朝7時前、メール送信サービスAの SMTP キーの設定画面を見ていた。 事業用の独自ドメインで会社のメールを作り、それを転送しているらしい、というところまでは分かる。 ただ、このサービスに自分で登録したのか、テストで試して結局使わなかったのかは、まったく覚えていない。
設定画面のキーは誰が作ったのか
画面のスクリーンショットを Claude Code に貼り、このサービスに自分は入っているのかと聞いた。 Claude Code はローカルの memo とコードから痕跡を探し、ブラウザで設定画面も確かめた。
返ってきた答えは、登録したのは自分だというものだった。 画面の SMTP キーは 2026-02-21 11:36 に作られていて、使用履歴の欄は「Last used: Never」になっている。 Claude Code がその日付の前後を探すと、同じ日の記録が別リポジトリの memo に残っていた(2月21日に書いたインフラ構成の概要)。 登録して設定まではしたが、実際の送信には使っていない、というのが最初の報告である。
全部 Cloudflare で済むはずではなかったか
ここで、うろ覚えの考えを口に出した。 全部 Cloudflare で完結できるはずだ、確か。 できるなら、そうしたい。
Claude Code は Cloudflare の送信機能の現状を調べ、「できる」と答えた。 今年6月に Cloudflare が送信用の SMTP を出したので、メール送信サービスAが受け持っている送信も Cloudflare に移せる。 ただし条件付きで、そのひとつが Workers の有料プラン(Workers Paid、月5ドル)だという。
うろ覚えの記憶は当たっていた。 Cloudflare だけで完結する道はある。 ただ、無料のままでは通れない。
遅れて見つかった2月の日記
その後、Claude Code が走らせていた全体検索が遅れて終わり、2月21日当日の日記記事が見つかった。 独自ドメインメール環境を構築した日の記録 である。 これを受けて、Claude Code は前の回答で間違えていたところを訂正してきた。
続けて文面を貼り付けて聞くと、期限切れになる対象は「Gmail 送信用」のキーだった。 2月21日の送信テストで1回使ったきりで、3か月以上使われていないため、無効(inactive)にされる予定だという。 無効になった場合の影響も添えてあった。
- Gmail から事業用アドレスの名義で送れなくなる
- 受信は Cloudflare 側の仕組みなので、そのまま届き続ける
構成を並べ直すと、役割は分かれていた。 受信は Cloudflare の仕組みが担い、Gmail から事業用アドレスの名義で送る部分を、メール送信サービスAが受け持っている。 「転送しているっぽい」と曖昧に覚えていた構成は、この二段になっていた。
月5ドルを払って一本化するか
判断材料はそろった。
- Cloudflare だけで送受信を完結させることはできる
- そのためには Workers の有料プランが要る
- 今の構成でも、受信は Cloudflare 側で届き続ける
一本化したいとは思っていた。 それでも、今回は現状維持に決めた。 Cloudflare でも送信できるが Workers の有料プランが必要だという点と、このままにしておくという結論を、履歴としてドキュメントに残すことにした。
記録は Claude Code に書かせた。 別リポジトリの memo に 2026-09-23 付けの判断記録を新しく作らせ、2月のインフラ構成の概要から1行でたどれるようにした。
学び
- 自分で作ったはずの設定を思い出せないときは、設定画面の作成日時が手がかりになる。今回は 2026-02-21 11:36 という日時から、同じ日の memo へたどれた。
- 「全部 Cloudflare で済むはず」という記憶は当たっていたが、条件が付いていた。送信も移せるものの、Workers の有料プランが要る。
- 見送った判断も履歴に残した。今回は、2月の memo と日記が残っていたから構成を思い出せた。