2026年10月29日の開発日記 - Excelの参照をWebでたどるUI、簿記講座の補講、蔵書DBの取り込み、投資リサーチ
2026年10月29日の開発日記
朝いちばんに Google タスクの未完了を数えさせたら、33件あった。 実は終わっているものが何件か混ざっているはずだ、と踏んでいた。 4並列のエージェントで実物と突き合わせてもらうと、消してよいと言えたのは1件だけだった。
残りの31件を抱えたまま、この日は四つの作業を並行で回した。 Excel の参照を Web で見せる部品、簿記講座の補講、蔵書 DB の取り込み、それに投資リサーチである。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. Excelの参照元のトレースをWebで再現するUI
Excel の参照と関数を Web で見せる部品を Claude Code に作らせ、デモページで一つずつ確かめた。 計画書の判断で自分が選んだ「シートの印と点線の矢印」は、デモを開いてから外させた。 別シートからの参照は IB ルールの緑色で分かるので、同じことを装飾で重ねる理由がない。 構成比の矢印は3パターン(A/B/C)を作らせて見比べ、A に寄せきった。 選択セルの色は、いったん Excel どおり白でよいと言ってから、分かりやすさを優先して灰色に言い直した。
主な成果:
- SUMIFS の検索値を、Excel の F2 と同じ点線の回る四角で囲ませた
- 縦の合計の線を、セルの外からセルの中へ移させた
- 構成比は A パターンだけを残し、B と C はコードから削除した(テスト43件が通過)。検討した記録はスキルのリファレンスに残した
- 関数ごとの見本シートを INDEX-MATCH から作らせ、のぞき窓と数式バーに引数の名前を付けさせた
詳細: Excelの参照元のトレースをWebで再現するUIの記録(IBルールと重ねない矢印、SUMIFSの検索値、INDEX-MATCHの見本シート)
2. 簿記講座に試験改定の補講と、つまずきやすい論点の章を足した
簿記講座に補講を足すため、検定試験の改正論点を Claude Code に調べさせた。 変わるのは2027年4月1日以降の試験からである。 配点の割合だけを見ても、第2問と第3問で何が問われるのかが自分には分からなかった。 そこで中身を質問し、補講0に図2枚の節を足させた。 続けて「つまずきやすい論点」の章(10講、図284枚)を足させ、音声を Windows で合成させた(284クリップ、2時間33分)。
主な成果:
- 改定の補講を、ストーリー版への登録まで進めた
- 紛らわしい例題番号(R-07 など)を画面から外させた
- Excel 講座で消えていた21シーンの音声を、Mac で合成し直してもらった
- 制作画面で数え直させると「音声なし」は397本中239本あり、全部を Mac に任せた(約13時間の見込み)
詳細: 簿記講座に試験改定の補講と「つまずきやすい論点」の章を足し、Excel講座の消えた音声を探した記録
3. 蔵書DBへの取り込みとGoogleタスクの棚卸し
朝のタスク棚卸しでは、残りを「自分がやること」と「Claude がやること」の2列に分けさせた。 自分の作業が絡むのは31件中30件で、Claude が待たずに着手できるのは13件だった。 昼前には、ChatGPT 側の Codex が OCR して作った1冊目の SQLite を、原本 PDF と6ページ見比べてもらった。 細かい4点を直させてから本番の Turso に入れ、次回への注意点は6点の Codex 向けプロンプトにまとめた。
主な成果:
- 書籍の追加取り込み7冊のタスクは、一旦ここで区切った
- 登録済み400冊を CSV に書き出すスクリプトを scripts/ に入れてコミットさせた
- Mac に Turso CLI を入れさせ、読み取り専用トークンを作らせかけた。SQLite で取り込めるので不要と判断し、取りやめた(トークンは作られていない)
- 夕方は Dropbox の OCR バックアップ11個から7冊を投入した。検証の結果まではログに残っていない
詳細: 別のAIがOCRした書籍のSQLiteを蔵書DB(Turso)へ取り込む前のレビューと、Googleタスク33件の棚卸し
4. 投資リサーチ(VRT、SKハイニックス、メリッツ証券、Microsoft)
VRT の決算ビートを見て、ガイダンスが意外と引き上げられていないことが引っかかった。 VRT のビートモニタリングページで売上の推移を見ると「微妙」に見えたので、前年同期比の行を足させた。 すると Q3 2026 の前年同期比は +61% と出て、会社発表と一致した。 SKハイニックスはキオクシア株を持っているので純利益が大きく動く、と気づき、営業利益の実績と NTM コンセンサスのグラフを追加させた。
主な成果:
- メリッツ証券の SKハイニックス 3Q26 レポートを、8ページの原本 PDF から記事にした。過去3年のメモリー予想の検証記事も作らせた
- Microsoft の記事では、自分の「ファイナンスリースは投資 CF の capex に入る」という前提が誤りだと分かった
- リース分類に左右されない投資額を10四半期で並べると、2026年7〜9月期は前期比2割強、前年同期比4割超の増加だった
詳細: VRTに前年同期比、SKハイニックスに営業利益予想を足し、メリッツ証券のレポートとMicrosoftのリース分類を記事にした日
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ビートモニタリング(07:46) | VRT の前年同期比の行と、SKハイニックスの営業利益グラフを追加させた | 両ページに反映(テスト97件) | 朝に起動した dev サーバーは起動直後に終了していたが、別セッションのサーバーで表示を確認できた |
| 2 | メリッツ証券の記事(07:48) | 公開チャンネルの順次取得が80分超の見込み → 投稿ID区間を分けて並列取得 | リンク付き投稿296件を取得、図4枚を dev で確認 | 新記事ページは最初404だった(原因はログに記載なし) |
| 3 | Excel トレース UI(08:48) | 構成比の矢印を A/B/C の3パターンで見比べ、選択セルの色を白から灰色へ言い直した | A に寄せきり、B と C はコードから削除 | IB ルールで分かることに装飾を重ねない |
| 4 | Microsoft の記事(10:50) | Codex レビューで図2の FCF 行の読み違えを指摘され修正。推移チャートは「作りますか」の問いのまま止まっていた | 「チャートはどこ」と聞いて図4を追加させた | 図1の75%線と判定文字の重なりも直させた |
| 5 | 簿記講座の補講(11:00) | 足りない音声を合成ログから数えていた | 制作画面で数え直すと「音声なし」は397本中239本 | 数えるときは、利用者が見る画面を基準にする |
| 6 | dev サーバーの停止(11:12) | バックグラウンドのタスクを止めた | ポート3100で Nuxt 本体が残っていた。そのポートのプロセスだけを止めた | 止めたら、待ち受けが消えたかを確かめる |
| 7 | つまずき論点の章(12:05) | 合成後のページで全ステップに「音声なし」と出た | ページが WAV ではなく MP3 を探していた。手元で MP3 を作らせ、10章すべてで本数が一致 | 第1講の字数は見積もり約2,600字に対し、実測は1,901字だった |
| 8 | Turso CLI(12:08) | Mac に Turso CLI を入れ、読み取り専用トークンを作らせかけた | SQLite で取り込めるので不要と判断して取りやめた | 鍵を1本増やす前に、データの通り道を見直す |
| 9 | OCR バックアップの取り込み(17:14) | コピーに対してハッシュを照合するオプションを足させた | 7冊を投入。紐付けの段で接続ストリームの競合が出た | ログは検証の途中で終わっている |
今日の学び
- 同じ売上でも、何と比べるかで見え方が変わる。VRT の推移はグラフで眺めると「微妙」に見えたが、前年同期比の行を足すと Q3 2026 は +61% と出た
- 参照元のトレースと同じ形の印でも、IB ルールの緑で分かることを重ねて描く必要はない。自分で選んだ装飾を、デモを開いてから外した
- 足りない音声を合成ログから数えると、制作画面で数えた239本よりずっと少なく出た。数えるときは利用者が見る画面を基準にする
- ステージングの SQLite を受け取ってこちらで入れる流れなら、相手に DB の鍵を渡す必要は無い
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