決算ビート銘柄スキャン(2026-09-28): AARが調整後EPSで予想を15.5%上回り通年の成長見通しを上側に絞る、JefferiesはEPSで8.0%上回る
24時間決算ビートスキャン(2026-09-28〜2026-09-29)
ビート&レイズ銘柄(売上高・EPSのガイダンスがコンセンサスを上回ったもの): 0件
ガイダンス未確認・弱いがEPS/売上が大幅ビート: 2件
- AIR(AAR): Q1 FY2027の調整後EPSが予想を+15.5%上回った。売上高は+4.3%。ガイダンスは売上高の成長率だけで金額を出しておらず、コンセンサスとは比べられない。通年の成長率の見通しを、前回の幅の上側に絞った。同じ日に MRO Holdings の買収も発表し、時間外では下げたとされる
- JEF(Jefferies): Q3 2026のEPSが予想を+8.0%上回った。純収益は+1.2%で予想並み。投資銀行と株式の部門が四半期の最高を更新した一方、債券と資産運用が弱かった。数値のガイダンスは出していない。時間外では下げたとされる
2社とも2026-09-28の引け後に発表し、SEC EDGARで同日提出の8-K(Item 2.02)を確認した。コンセンサスは金融データサービスAの発表前の値(発表した四半期がまだ「次の四半期」として残っていた時点の値)で、x-searchで拾った投稿の数字とも一致した。2026-09-29の寄り付き前に発表する銘柄は、実行時点(日本時間 9/29 朝)では結果が出ていない。
AIR AAR — 調整後EPSで15.5%上回り、通年の成長見通しを上側に絞る
AARは、航空機のアフターマーケット(運航を始めたあとの整備・部品)を手がける米国の会社。新品・中古の部品の供給(Parts Supply)、機体と部品の整備(MRO)とソフトウェア(Repair, Engineering & Software)、米政府・国防向けの事業(Government Solutions)が主力で、航空旅客の需要が強いことが部品と整備の両方を押し上げている。
- 決算発表: 2026-09-28 引け後(Q1 FY2027、8月31日終了の四半期)。決算説明会は買収の発表に合わせて 9/29 朝(米中部 7:00)に延期した
- 売上高は前年同期比+24%。Parts Supply と Repair, Engineering & Software がそれぞれ+31%、Government Solutions が+4%。買収した事業の上乗せを含む
- 調整後EBITDAは $117M で前年同期比+34%、調整後EBITDAマージンは 11.7% から 12.7% へ上がった
- GAAPの希薄化後EPSは $1.00(前年同期は $0.95)。買収・償却・統合の費用が $19.6M(前年同期は $4.4M)に増えた。調整後EPSは $1.49(前年同期は $1.08)
- 営業キャッシュフローは $55.8M(前年同期は $44.9M の流出)。純有利子負債は $780.5M、ネットレバレッジは 1.81倍
- Q2ガイダンス: 売上高の成長率(LCP を除く)前年同期比+14〜16%、調整後EBITDAマージン(同)13.0〜13.4%。LCP は Legacy Commercial Programs 部門のことで、成長率の計算から外している
- 通年のガイダンス: 売上高の成長率(LCP を除く)を「low teens」とした。前回(7月28日時点)は「low double-digits to low teens」で、幅の上側に絞った形。金額のガイダンスは無いので、コンセンサス(通年の売上高 $3,658M)とは比べられない
- ガイダンスはいずれも MRO Holdings の買収の影響を含まない。同じ日に、機体整備の MRO Holdings の株式65%を取得する契約を結んだと発表した
- 時間外の反応は「-2.4%」とする投稿があり、買収の評価額に反応したとする見方が出ている。実績の上振れで買われる形にはなっていない
AAR $AIR reported Q1 2027 Adj EPS of $1.49, beating the $1.29 estimate by 15.5%. Revenue of $918.0M beat the $880.3M estimate by 4.3%.
AAR, $AIR, Q1-27. A clean beat, margin expansion and a major MRO deal. 🟢 Revenue: $918.0M | vs. $880.3M est. 🟢 Adj. EPS: $1.49 | vs. $1.29 est. 📈 Adj. EBITDA: $116.5M | +34% YoY ✈️ MRO Holdings: acquiring a 65% controlling stake
Source: → 実績とコンセンサスの速報(@fundspec) / → 決算と買収の要点(@Earnings_Time) / → ガイダンスの要約(@allday_stocks) / → 時間外の反応と買収の評価額(@allday_stocks) / → 決算リリース(SEC EDGAR、8-K 添付)
JEF Jefferies — EPSで8.0%上回り、投資銀行と株式が四半期の最高
Jefferiesは、米国の大手投資銀行。M&Aの助言や株式・債券の引受を担う投資銀行部門と、株式・債券の売買を担うキャピタル・マーケッツ部門が収益の柱で、ほかに資産運用を持つ。三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)と資本・業務提携を結んでいる。今回はM&Aの助言と株式の引受が伸びた。
- 決算発表: 2026-09-28 引け後(Q3 2026、8月31日終了の四半期)
- 純収益は $2.22B で前年同期比+8.5%。希薄化後EPSは $1.08(前年同期は $1.01)
- 投資銀行部門の純収益は $1.33B で前年同期比+17%。このうちM&Aの助言は $818M で+25%、株式の引受は $306M で+69%。いずれも四半期の最高を更新した
- 株式の売買は $626M で前年同期比+29% と四半期の最高。債券の売買は $176M で-26%、資産運用部門の純収益は $86M で前年同期($177M)から半減した
- 数値のガイダンスは出していない。経営陣は「受注残の厚さから、2026年の残りと2027年に向けて非常に楽観的」とコメントした
- SMBC の持ち株比率は約20%に上がり、筆頭株主になった。日本での株式の合弁事業は2027年1月の開業を予定している
- 四半期配当は $0.40。自社株買いの枠を $250M に戻した
- 時間外の反応は「-1.8%前後」とする投稿が多い。債券と資産運用の弱さが嫌われたとする見方がある
$JEF ~-1.8% after hours despite the beat — EPS $1.08 vs ~$1.00, record Investment Banking ($1.33B) and Equities. Fixed Income and asset management still soft. First IB print of the cycle — does the beat stick into the open, or is the fade the tell?
Source: → 実績とコンセンサスの速報(@fundspec) / → 時間外の反応(@stockalertslive) / → 部門別の内訳(@techprosv) / → 決算リリース(SEC EDGAR、8-K 添付)
除外メモ
- NVDA / MU / SNDK:
/check-earningsの別ルートで取り込み済みのため対象外(MU の決算は 9/30 引け後の予定) - POCI(Precision Optics): 2026-09-28 の引け後に発表。売上高が予想を約20%上回ったとされるが、時価総額の小さい銘柄で、小型株を拾う基準(+30%以上)に届かない。FY2027 の売上高見通しは前年並み
- TRAK(ReposiTrak): 2026-09-28 の引け後に発表。EPSは予想を上回ったとされるが売上高は未達で、小型株の基準にも届かないため除外
- IDT(IDT): 2026-09-28 の引け後に発表。売上高は予想を約6%上回ったとされるが、EPSは未達で、小型株の基準にも届かないため除外
- MTN(Vail Resorts): 2026-09-28 の引け後に発表。上回り幅が5%に届かないとされるため除外
- SANG(Sangoma): 2026-09-28 の引け後に発表。未達とされるため除外
- CCL / KMX / UEC ほか: 2026-09-29 の寄り付き前に発表予定。実行時点では結果が出ていない
注意
数値はx-search(Grok)が拾ったX投稿の要約と、SEC EDGARの決算リリース(8-K添付)に基づく。コンセンサスは金融データサービスAの発表前の値で、時間外の株価反応はX投稿での言及範囲。最終確認は各社 IR の決算リリース本文で行うこと。検索期間は2026-09-28〜2026-09-29。