2台運用で片方の機体にしかない計画メモを探し出す。カレンダー捜索から git pull まで
2台運用で片方の機体にしかない計画メモを探し出す。カレンダー捜索から git pull まで
表計算ソフトの基礎講座を動画にする計画を、どこかに書いたはずだった。 いつ書いたのか、どのリポジトリに置いたのかは出てこない。 書いた記憶のほうだけは残っていたので、「あるはず」と言って Claude Code に探させた。
手元の Windows には無かった。
リポジトリ、カレンダー、タスクを順に当たる
まずリポジトリ内の検索と Google カレンダーを並行で走らせた。 カレンダーは一発目の照会で空振り。 そこで Google タスクを足し、リポジトリ側は「台本」「動画化」「収録」と語を変えて当て直させた。
カレンダーのほうは、1ページ目の100件を見ても当たらなかった。 ここで切り上げていたら、当たりには届かなかった。 続きのページも全部めくらせた。
その間にリポジトリ側からは、mdx-playground の8月14日のメモが有力候補として上がってきた。 ただ、そこに書いてあった方針は、いま進めたい方向と食い違っていた。 媒体は問わず「表計算ソフトの基礎講座を動画コンテンツにする」計画を探しているのであって、8月時点の判断は気にしなくていい、と自分で補足した。
オンライン講座プラットフォームの名前を冠した専用リポジトリもあったので、そこも覗かせた。 本命に見えたが、計画メモの本体は入っていなかった。
手がかりはどこにあったのか
最終的に手がかりが出てきたのは、カレンダーの9月18日の予定だった。 予定の本文に、計画メモのファイルパスがそのまま書いてあった。
パスは分かった。 ところがそのファイルは、Windows の作業ツリーに存在しない。 予定の記述から、Mac 側で作られたものだと分かった。
Mac のセッションに声をかけて確かめようとしたが、2回とも返事が返ってこなかった。 この時点で返ってきた報告は、「計画のありかは特定できた。ただし本体は Mac 側にしかなく、中身はまだ読めていない」だった。
ローカルに無いことと、どこにも無いこと
ここで作業ツリーをいきなり動かさせるわけにはいかない。 2台運用では、「ローカルに無い」と「どこにも無い」は別物である。 だからまず origin との差だけを見る。
一度目の確認では見つからなかった。 それでも書いた記憶があったので、もう一度「あるはず」の前提で探させた。 最初の fetch 以降に向こうから push された可能性もある、という理屈で取り直させた。 全 ref を洗わせたら、そこに出てきた。
返ってきたのは「pull はまだ実行していません。ここまでは fetch と中身の確認だけで、作業ツリーには触っていません」という報告だった。 未コミットの変更を抱えたまま勝手に取り込まれるのが一番困るので、この止め方でよかった。 中身を確かめたうえで、こちらから「pull して計画メモを読んでください」と指示した。
pull は fast-forward で通った。
入ってきたのはコミット db3a8529 の1本だけで、11ファイル、709行が追加された。
手元の未コミットの変更2件はそのまま残った。
# 9月18日から20日までに入ったコミットを数える
git log --since="2026-09-18" --until="2026-09-21" --oneline
# → db3a8529 の1本だけ(講座の計画メモと導入音声一式)
探し回っていたものは、丸ごとこの1本の中にあった。
取り込んだ中にあった40MB の HTML
取り込んだファイルの一覧に preview.html があった。
サイズは 40,039,120 バイト。
音声を base64 で埋め込んだ試聴用のプレビューなので、読む価値のあるテキストはほとんど入っていない。
開かせたところで、セッションが音声のかたまりで埋まるだけだ。 「音声埋め込みで40MB あるので開きません」と宣言させて、そのまま飛ばした。
代わりに読ませたのは台本と制作メモの2本である。 同じディレクトリに、台本が14KB、制作メモが5KB で並んでいた。 読みたかったものは、この2本で足りた。
既にある原稿と、まだ無い原稿
新しく音声台本を起こす前に、既存のナレーション原稿がどこまであるかを確認させた。 同じものを二度書くのが一番もったいない。
- 講座の導入部分については、11見出しの台本と制作メモが既にある
- 動画1本ごとの音声スクリプトは、まだ1本も存在しない
- つまり、動画用の読み上げ原稿は新規に起こす必要がある
計画メモ本体の工程表は5段階に分かれていた。 講座設計、試作を1本完成させる、教材を作る、全レクチャーを制作して確認する、プラットフォームへ登録して公開する。 いま立っているのは2段目の入口で、9月15日に予定していた3つのタスクが9月18日へ持ち越されている。 その持ち越し分の成果物が既にあるかどうかも、ついでに確かめさせた。
読む前に、計画メモの HTML を Chrome の前面タブに出させた。 一度スクロールが効かずに途中で止まったので、やり直させて先頭に戻させた。 上から読める状態で渡ってきたので、そのまま目を通した。
期日は入るのに、時刻は入らない
締めに add-task で Google タスクへ登録させた。 期日は翌日の9月21日にした。 見出し4つがそろった形で登録できた。
時刻の 6:30 はここで入らなかった。 API が期日しか持てない仕様なので、画面から入れるしかない。 ところが通常の Tasks の画面では、日付チップを押してもダイアログが開かない。 DOM の単純な埋め込みビューへ切り替えさせて、ようやく時刻の入力欄までたどり着いた。
今日の変更はすべて未コミットのままにしてある。
学んだこと
- 2台運用で「無い」と言われたら、ローカルの作業ツリーではなく origin を見る。しかも一度の fetch で諦めない。今回は取り直した2回目で出てきた
- 探索の入口はリポジトリだけではない。当たりはカレンダーの予定の本文で、そこにファイルパスが書いてあった。1ページ目の100件で切り上げていたら見つからなかった
- 取り込んだファイルは、中身の種類とサイズを見てから開く。音声を埋め込んだ40MB の HTML は、開かないと決めるほうが仕事が進む