2026年10月16日の開発日記 - 読み上げ音声をMacに任せ、Windowsで教材の図と台本を直した日
2026年10月16日の開発日記
朝いちばんに、Windows のセッションから Mac へ台本500本ぶんの合成を頼んだ。 Mac の Claude Code に Irodori-TTS で読み上げ音声を作らせ、そのあいだ Windows では教材の図と台本を直し続けた。 仕事は2台に分けたものの、受け渡しのたびに小さくつまずいた。 Mac の名前が IPv6 で返ってきて SSH が通らなかったり、Mac が使用中だったので Windows 側で合成したりしている。
今日のタイムライン

この日の作業の大半は講座サイトで、9セッションが朝から夕方まで続いた。 コミットのたびに自動のセキュリティレビューも走っていて、短いセッションが約40本並んでいる。
今日やったこと
1. 読み上げ音声の合成を Mac に任せ、教材の図と台本を直した
朝、音声の無い節の台本500本ぶんを章ごとの17ファイルにまとめさせ、SSH で Mac に送って合成を頼んだ。 Mac 側の Claude Code に Irodori-TTS で合成させ、500本すべての MP3 ができた。 そのあいだ Windows では、羊の向き、白い背景の下に隠れていた仕訳の行、「読み込み中…」のまま止まる舞台など、自分で見つけた問題を Claude Code に直させた。 午後は参考書の Kindle 版にある縦長の図を Illustrator から書き出させて全11節を作り直し、読み上げ音声は Mac で139本(2,104秒)を合成させた。
主な成果:
- 台本500本ぶんを Mac で合成し、500本すべての MP3 ができた
- 切り抜きのコマをやめ、カメラで該当箇所に寄る形へ変えた
- Illustrator 原本のコピーを直させた(原本のハッシュは変わっていない)
詳細: Claude Codeの2台運用で、教材の読み上げ音声をMacに合成させながら図と台本を直した一日
2. 残高試算表と財務3表を分け、合計残高試算表を5列に作り直した
まとめ節のファーストビューについて、近接の法則で残高試算表と財務3表を離すよう指摘した。 それを受けて、残高試算表を枠の上半分の中央へ、財務3表を下半分の中央へ置き直させた。 「財務諸表(決算書)」の節からは帳簿である残高試算表を外し、財務3表をつなぐ矢印は両端の塗りの丸に替えてもらった。 合計の行の残高を 700 で数え上げさせたあと、その列に意味があるのかを自分で疑い、選択肢「2」を選んだ。
主な成果:
- 合計残高試算表を「借方残高|借方合計|勘定科目|貸方合計|貸方残高」の5列に作り直した(テスト57本が通過)
- 矢印の先が目標のセルから約20px落ちる問題を、向きのない塗りの丸で解消した
- コンテキストが一杯になったので、計画書に2つの節を書き足して引き継いだ
詳細: 簿記教材の図解で残高試算表と財務3表を分け、合計残高試算表を正式な5列に作り直す
3. Codex の改善計画の残りを実装から確かめ、Excel講座の記事を直してデプロイした
Codex のデューデリジェンス改善計画では、項目5〜7に進んだ記録が無かった。 そこで、サブエージェント2体に実装から調べさせた。 6 は終わっていて、5 は自分の確認待ちが1本、7 は記事の古い記述が10点中9点残っていた。 「1もAで2もA」と決めて記事を直させ、語りを変えた拍の MP3 37本を作り直させた。 17時6分にデプロイし、148件の URL のキャッシュを消した。
主な成果:
- Git 講座の部品で、7 をクリックすると 1→2→…→7 と順に進んでしまう不具合を直させた
- 夕方に2回続けて失敗した Codex のコミットレビューは、OpenAI 側の一時的な混雑(16時43分〜16時46分、503 と at capacity)が原因だった
- 一時フォルダを PowerShell で消してからレビューをやり直させ、3本とも通った
詳細: Codexのデューデリジェンス改善計画の残りを実装から確かめ、Excel講座の記事を直してデプロイした日
4. 期限切れTODO31件の棚卸しと、細かな片付け
Googleタスクの期限切れ31件を、サブエージェント3体に計画書と git 履歴へ突き合わせさせた。 終わっていると判断できた5件を完了にし、残る26件はそのまま残した。 dev 環境で CF精算表動画の Step 3b を見ていて、集約シートの貼り付け範囲が O 列まで届いていないことと、ダイアログが詳細版になっていないことに気づいた。 生成側から直させ、詳細版への差し替えは計4本になった。
主な成果:
- 409 Conflict の原因は、台本を変えた2文の音声がまだ無いことだった。Windows の Irodori で合成させた(9拍、396秒)
- 囲碁講座に計4トピックを足し、計画書を md と HTML の両方で閉じた
- Grok の bot が作ったコードは公開をやめ、デプロイをいったん保留にした
- 税効果会計の参考書を Amazon レビューで比べた。「ワークシート付き」は本に印刷された表のことで、Excel のダウンロードは無かった
詳細: 期限切れTODO31件の棚卸しから、CF精算表動画の貼り付け手順の直しへ
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 羊の向き(06:32) | 羊の向きを録画から機械的に判定させた | 最初は判定できなかった。絵の色の付け方を見て判定のしかたを直させ、回線を遅くした録画で、動き終わった絵が切り替えの直後に出なくなったのを確かめた | なし |
| 2 | Codex レビュー(06:32) | 2回続けて失敗したレビューを、ログの 503 / at capacity から切り分けた | 失敗は16時43分〜16時46分の3分間だけで、やり直すと3本とも通った | 設定を疑う前に、ログのエラーと時刻を見る |
| 3 | 一時フォルダ(06:32) | Claude Code の削除が、再帰削除のガードに止められた | コマンドを出させて自分で PowerShell で実行し、一時フォルダ3つと一時ファイル7つを消した | Git Bash 版が出たときは「PowerShell です」と伝えて出し直させた |
| 4 | Git 講座の部品(06:32) | 「勝手に進む」不具合の修正が、Codex レビューに2回止められた(指摘4つ) | Claude Code に判定し直させると、medium が3つで low が1つ。medium 3つは直し、low 1つは理由を残して通した | 重要度は Codex の判定をそのまま使わない |
| 5 | 読み込み中(07:07) | 原因を遅さと見て計測させた(舞台が出るまで36秒) | 計測タブが背景にあり、数字は当てにならなかった。前面で測り直すと描画エラーが見つかった | 文の数がずれても舞台を出し、「音声なし」の印を付ける方針に変えた |
| 6 | 囲碁講座(07:11) | 1回目のコミットが Codex レビューで止まった | 台本を直す途中で白地の45を36に直し、2回目のコミットで通った | なし |
| 7 | 財務3表の図(07:48) | 数字のつながりを矢印で描き、合計の行の残高を1列で数え上げた | 矢印の先が約20px落ちたので、塗りの丸に替えた。残高の合計には意味がないと分かり、5列に作り直した | 残高は借方残高と貸方残高の列に分ける |
| 8 | 精算表の検証(08:34) | check=0 の検証が NG になった | pycel が日付で計算できていなかった。Excel 本体で再計算すると、全875セルが 10/8 版と一致した | 直したデータと検証の道具の、どちらが壊れたかを先に切り分ける |
| 9 | 409 Conflict(08:34) | Mac が使用中だったので、待たずに Windows の Irodori で2文を合成させた | 9拍、396秒で、ページが開いた | 台本を書き換えたら、合成し直すまでが一続きの作業になる |
| 10 | 音声の取り込み(11:23) | Mac で合成した34本を、取り込みスクリプトで取りにいった | Mac の名前が IPv6 で返って SSH が通らなかった。IP を指定して取り込み、SHA-256 は全本一致した | なし |
| 11 | 台本の直し(13:17) | 最初は「台本だけ直し、合成し直さない」と決めた | 作り直す量が15文、約56秒、10分前後と分かり、作り直しを頼んだ | Mac の tmux の宛先を直して送り直した |
| 12 | 図の誤字(13:36) | 書き出した SVG の誤字を、背景色で覆って正しい字を重ねる形で直させた | 原本には編集できる文字が残っていた。原本のコピーを直させ、原本のハッシュは変わらなかった | 原本を直接触らず、コピーで試す |
| 13 | 参考書選び(17:00) | 「ワークシート付き」の本の、ダウンロード用リンクの場所を尋ねた | 本に印刷された表で、Excel のダウンロードは無かった | なし |
今日の学び
- 台本と音声の文の数がずれると、舞台ごと止まる。ずれても舞台は出し、足りない文に「音声なし」の印を付けるほうが、作っている途中の教材には合っていた
- 合計残高試算表の合計の行で意味があるのは「借方合計=貸方合計」だった。残高は借方残高と貸方残高の列に分け、1本の列で差し引かない
- 計画書に進んだ記録が無くても、作業が無いとは限らない。実装と完了の記録を見て、6 は終わっていて 7 は手付かずだと分かった
- 検証が NG になったら、直したデータと検証の道具のどちらが壊れているかを先に切り分ける。今回は道具の側で、Excel 本体で再計算すると875セルが前の版と一致した