2026年10月21日の開発日記 - 出版済みリフロー版の全数レビューと、登記簿の教材75節のストーリー化
2026年10月21日の開発日記
前日に出版した本を開いたら、羊の図がずれていた。 Claude Code に調べさせると、図はどれも1つ前の状態の絵だった。 撮り直せば済む話に見えた。 ところが全編をレビューさせると、直す側に挙がった項目のなかに、わざとそう作った図と文が混じっていた。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. 出版済みのリフロー版を全数レビューした
会計の入門書のリフロー版で、筆者が羊の図のずれに気づいてヒントを出した。
animations: 'disabled' で撮り直させると、12枚とも動き終わりの姿で撮れた。
続けて全編の図381か所を5体のサブエージェントにレビューさせ、指摘115件を14項目に絞らせた。
直す前と直したあとを並べさせたところで、筆者は A3(分記法でも商品が増え現金が減る)を指摘し、A5(当期純利益の位置)は直さないと決めた。
B6(羊は石で数える)については、元版との突き合わせを求めた。
主な成果:
- 元版596枚を Windows の日本語OCR で約15.8万字に起こさせ、元版に無い文が49件足されていたことを突き止めた
- 練習問題は B案を選び、Claude Code が足した答えの1行も残すと決めた
詳細: 出版済みのKindleリフロー版を全数レビューする:図381か所の点検と元版596ページとの突き合わせ
2. 登記簿の教材75節をストーリー版に作り変えた
登記簿の教材を Excel 編のようなストーリー調に作り変えるよう Claude Code に頼み、ワークフローで進めさせた。
はじめにと第1〜8章の全75節、2,015ステップが dev で読める状態になった。
第2章の音声は Mac の claude2 セッションに合成させ、264本、481文、約47分かかった。
主な成果:
- 午後の別セッションで、税効果会計のドラフトに計画書へのリンクを付けさせた
- 修正方針の判断31件にフォームで答え(31件とも推奨)、方針書に決定を書き込ませた
詳細: 登記簿の教材75節をストーリー版に作り変え、Macで音声合成:ワークフローの並列と判断31件の整理
3. リポジトリ監査283件の修正計画に回答した
前日のデューデリジェンス(DD)で出た283件を観点別の計画書14本にまとめてもらい、全体計画書を Codex にレビューさせた。 Codex が「Selected model is at capacity」で止まったので、「容量不足なら聞かずにやり直す」運用を決め、手順書に書き足してもらった。 決裁45件に答えたところ、44件が推奨どおりで、推奨と違ったのは D29 だけだった。 D35 は、自由記述に Actions がリミットでエラーになっていると書いたため、手元の朝の処理(/make-diary の Step 8.7)に決め直した。
主な成果:
- 権限設定の allow から11件を、用意してもらったスクリプトを自分で実行して外した
- 並行セッションで、戦術ボードのシーン4-7をシーン1、2、3に分けてもらい、Workers の容量に問題がないことを確かめてもらった
詳細: リポジトリ監査283件の修正計画に回答し、Codexの容量不足エラーは聞かずにやり直す運用にした日
4. スピンバイクの Bluetooth を Mac で調べた
スピンバイク(STEADY ST145)でこいだ距離とケイデンスを Apple のヘルスケアに残したくて、取扱説明書の PDF を渡して相談した。 公式アプリが無く、無料の連携アプリも確定できなかったので、MacBook にローカルのツールを作ってもらい、Bluetooth の中身を調べてもらった。 バイクが実際に測っているのはケイデンスだけで、速度は「ケイデンス×0.36」と完全に一致した。
主な成果:
- 心拍はハンドルを握ったときだけ届くと確かめた(握ってこいだ30秒のうち27秒で 72〜75 bpm)
- レビューを note の個人アカウントへ下書きしてもらって公開し、そのあと Amazon のリンク2か所を差し替えてもらった
詳細: スピンバイク(STEADY ST145)の記録をApple ヘルスケアに残す方法を探して、Bluetoothの中身をMacで調べた日
5. 換気モニターの湿度グラフ、ログのバックアップ、PHP の脆弱性
使っている換気モニター(CO2 を測るもの)に湿度のグラフが無いので、アプリの日別ログから湿度、温度、CO2 を縦に並べたグラフを試作させた。 ログのバックアップは、2024-06-03 から674日分が貯まっていた。 これを失敗した日も含めて全部コピーする形へ書き換えてもらい、GitHub へ private で push した。 夕方は PHP の脆弱性(CVSS 9.2)の話を受けて、自分のサイトと妻のサイトがどちらも Cloudflare 配信で影響を受けないことを確かめさせた。
主な成果:
- センサーが測っているのは CO2、温度、湿度の3つだけで、ログの湿度は公式アプリが補正した値だと分かった
- レンタルサーバーの解約を、Gmail の検索で見つけた2月の解約メールで裏付けた
詳細: CO2を測る換気モニターのログで湿度グラフを試作し、自動バックアップの取りこぼしを無くした
6. 12の言い換えを偉人の言葉で裏付ける記事を出した
貼り付けた文章をもとに新しい記事を作ってもらい、デプロイした。
記事: 「センス=知識量」から「幸せ=比べない時間」まで、12の言い換えを偉人の言葉で裏付ける
今日の試行錯誤
| # | セッション | 試したこと | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1 | 06:50 換気モニター | 調査のコミットで Codex の指摘が3件出た | Claude Code に重要度を判定し直させ、データを失う経路だった1件を直し、残りは理由を付けて飛ばした |
| 2 | 07:03 スピンバイク | iPhone の設定からつなぐ → PC から検索 → Mac にローカルのツールを作ってもらい実測 | iPhone の設定からは仕様でつながらず、PC は Bluetooth が無く検索できなかった。Mac の実測(60秒×2回)で、測っているのはケイデンスだけと分かった |
| 3 | 07:23 リフロー版 | アニメーション付きで撮った羊の図を animations: 'disabled' で撮り直し | 12枚とも動き終わりの姿で撮れた |
| 4 | 11:58 登記簿 | Mac の claude2 セッションに音声合成を依頼した | 7秒で終わったように見えたが、Mac 側は確認待ちで止まっていた。OK と伝えさせると合成が始まり、264本、約47分で終わった |
| 5 | 14:35 シーン分割 | コミットを分割して Codex レビュー | 作業用フォルダのパスが長すぎて失敗(Windows のパス長の上限260文字)。短い場所にレビュー対象のファイルだけを出す方式に直した |
| 6 | 14:49 修正計画 | 全体計画書を Codex でレビュー | 1回目は「Selected model is at capacity」で途中終了。2回目は最後まで通り、重大な指摘5件が出た(再レビューで5件とも解消) |
| 7 | 15:33 判断の整理 | 修正だけを載せたクリーンな複製を作る操作 | 権限チェックで2回止まった。「Claude がやっていい」と返すと、コマンドを分けて通り、デプロイは17時17分47秒に完了した |
| 8 | 16:30 PHP の確認 | インフラ履歴のドキュメントをコミット | 最初のコミットが Codex の critical 指摘「個人情報が入っている」で止まった。そのあと2ファイルをコミットしてもらった |
今日の学び
- A5 と B6 は、どちらもレビューで直す側に挙がった。けれど当期純利益を収益に重ねた図も、羊を石で数える文も、意図してそう作ったものだった
- Mac 側のセッションは、本人の指示ではない依頼を受けると確認を求めて止まる。依頼が7秒で「終わった」ら、止まっていると疑う
- 推奨案を並べた選択フォームでも、自由記述欄が前提の崩れを拾った。D35 の推奨は無料枠に収まる前提だったが、別のリポジトリの消費でその前提が崩れていた
- 公式アプリのログに残る湿度は、センサーの生の値ではなく補正後の値だった
明日やること
- リフロー版の本全体を、元版を土台に組み直す
- 換気モニターの湿度チャートを見る
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- CO2を測る換気モニターのログで湿度グラフを試作し、自動バックアップの取りこぼしを無くした
- 「センス=知識量」から「幸せ=比べない時間」まで、12の言い換えを偉人の言葉で裏付ける