2026年10月10日の開発日記 - 講座3本の制作を引き継ぎファイルでつなぎ、Actionsの枠切れの原因を突き止めた
2026年10月10日の開発日記
朝6時台から昼前まで、講座サイトのセッションを11本開いた。 Excel講座、財務諸表テキストの動画、人生計画モデルの講座の3本を並行で進め、コンテキストが埋まるたびに引き継ぎファイルを書き出させて次のセッションへ渡した。
その途中で、GitHub から通知が届いた。 今月の Actions 無料枠2,000分を、100%使い切ったという。 リセットは11月1日だった。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. Excel講座の答え合わせ演習とまとめ回
解答①の台本では、コピー先の列(E〜I列)にD列の値が入らないまま、置換のダイアログが出ていた。 Claude Code に値を入れて見せる形へ直させ、置換を使う全シーンの順序をテストで押さえさせた(22件通過)。 答え合わせの語りは「まず全部0を確かめ、差が出たら中身を見る、と言うだけでいい」と判断して絞り、3分24秒から2分16秒に縮んだ。 まとめ回は、マインドマップで作り始めたものの「Excelの講座なのでExcelで見せてほしい」と方針を変え、Excelの画面再現を借りる形に作り替えさせた。
主な成果:
- 制作ダッシュボードを「1. テキスト講座 → 2. 画面再現 → 3. 動画制作」の順に並べ、タイムラインを講座ごとの5行にくくった
- まとめ回の音声を R2 へアップロード(10区間の72ファイル、失敗0件)し、push とデプロイ(3.1分)まで済ませた
- 本文をカラムの中央に寄せた
詳細: Excel動画講座の答え合わせ演習とまとめ回を作り直す
2. 財務諸表テキストの節ごとの動画化
財務諸表のテキストページと比例縮尺アニメーションを Claude Code に渡し、承認済みの計画を「テキストの1章から順に、節ごとに動画にする(ROE を特別扱いしない)」形に組み直させた。 1-1 ができた時点でコンテキストが50%に達したので、引き継ぎのプロンプトをテキストファイルに書き出させた。 音声はあとで MacBook でまとめて合成し、それまでは台本と画を倍速で確かめると決めた。 2本目のセッションでは第1陣のサブエージェント5体を起動し、1〜5章の全30節に台本の語りが入った。
主な成果:
- 章ごとのレビューと修正を経て、83ファイルのコミットをプッシュさせた
- 開発ダッシュボードへのリンクと、一覧のページにタグで優先度を付ける機能を足させた
- 5章で使っていた EDINET コードが別の会社のものだったと分かった(3章は影響なし)
3. 人生計画モデルを計算モジュールの講座へ
手元の Excel 人生計画モデルを講座にするため、Claude Code に計画書を書かせた。 判断フォームに答えるなかで、計算を「モジュール」に分け、法人成りとライフプランをその組み合わせで作る方針を自分から出した。 制度の数字の確認は4分野をサブエージェント4本に並列で調べさせ、正本は確認済み144件、要確認4件になった。 セッションは引き継ぎファイルを2回書き出して切り替え、3本目で A0 を1本書いたあと、残り18本を4つのサブエージェントに並列で書かせた。
主な成果:
- Excel との照合は例題39件、2,699セルで差なし
- 19本を下書き扱いでコミットした(02044a7f)
詳細: Excelの人生計画モデルを計算モジュール講座に作り替える
4. GitHub Actions の無料枠を使い切った原因
Claude Code に調べさせると、テストが3〜4秒で落ちる原因は支出上限だった。
枠を使い切った本当の原因は、CI が10月4日から失敗し続けていたことである。
「失敗30個のうち、長時間かかって失敗した28回がほぼ原因」と見て修正を頼み、Claude Code に3つの原因を直させて push した(6e93d9e5)。
ローカルでもタイムアウトする回帰テストは、Actions で回さないほうがいいと提案した。
主な成果:
- 回帰テストは CI では
SCENE_TARGETS=noneで飛ばし、手元では--changedで変更が効く区間だけを流す形になった - GitHub 上で通るかは、枠が戻る11月1日まで確かめられない
- デプロイはメモリが逼迫して途中で止めた
詳細: GitHub Actions の無料枠2,000分を使い切った原因は、10月4日から失敗し続けていたCIだった
同じセッションの前半は、サブエージェントのキャッシュ寿命を手元のログで測った記事になっている(Claude Code のサブエージェントはキャッシュが5分で切れる、は本当か)。
5. キャラクター30表情パックの取り込み
Codex に作ってもらったハートさんの30表情アニメーションパック(全98ファイル)を、Claude Code に開発ダッシュボードへ取り込ませてプッシュした。
ダッシュボードからカードで移ったときだけ表示がブロックされた。
原因は、/dev に付いていた「同じサイトのページの埋め込みを禁じる設定」が、ページを読み直さない遷移で移った先まで残っていたことだった。
続けて3人版のパック(301ファイル)を取り込み、クチヒゲさんの目の間隔を詰めたいと頼んで、スライダーで調整できる微調整ページを作ってもらった。
主な成果:
- 「26 眠い」に z を足す案は、おすすめの①を選んだ
- 「変更あり」で残った PNG 78枚は、自分で git checkout を打って戻した
詳細: Codexで作ったキャラクター30表情のSVGアニメーションを開発ダッシュボードに取り込んだ
6. 日記生成コマンドの計画を2本見送った
毎朝の /make-diary を閉ループにする計画と、データ取得の一部を Cloudflare Workers に外出しする計画を、Claude Code に1本ずつ書かせた。
どちらも Codex のレビューを通り、判断3件を選ぶフォームが Chrome に開いた。
そこで2本とも閉じさせ、状態を dropped にした。
2本目の理由は「今の仕組みで動いているので当面これで足りる。ほかに優先したい作業ができた」と書き残させた。
主な成果:
- 出力を小さくするコマンドを探させ、アウトプットスタイルを Concise に切り替えた
- 計画は消さず、閉じた日と再開の起点を書き残した
詳細: Claude Code の日記生成コマンドの閉ループ化と Workers 移行、2本の計画を見送った記録
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Excel講座(06:27) | 置換場面でコピー先の列が空のまま進む台本を直させ、置換を使う全シーンの順序をテストで押さえさせた | 修正前は2件落ち、修正後は22件通過 | 答え合わせは「まず全部0を確認、差が出たら中身を見る」で足りた |
| 2 | Excel講座(08:16) | 制作ダッシュボードを制作順の3列に並べ、タイムラインを講座5行にくくらせた | 1回目の Codex コミットレビューで high が1件。1行で直せるので直させ、2回目は指摘なし | Claude Code の判定は medium だったが、1行で直せるので直させた |
| 3 | Excel講座(09:38) | まとめ回をマインドマップで作ったあと、Excelの画面再現を借りる形に作り替えさせた | 検査323件が通過。演習ファイル6件の404は CDN キャッシュを消して解消 | 講座の題材そのものの画面で見せる |
| 4 | 財務諸表の動画(07:58) | 計画を承認したあと、同じ依頼文を貼り直して組み直させた | 「1章から順に節ごとに動画化」へ切り替え、1-1 が完成 | 承認後でも組み直せる |
| 5 | 財務諸表の動画(09:10) | Chrome で全区間のコマを撮ってレビューさせた | エージェント4体で Chrome が混み、親のレビューを Playwright のヘッドレスに切り替えた | 並列中は親の確認経路を分ける |
| 6 | 人生計画(10:08) | 制度の数字を4分野のサブエージェント4本で調べさせ、コミットした | 最初のコミットは Codex に止められ、未公表分を「要確認」で置いて通過 | 未確定の値は期間ごと「要確認」で持つ |
| 7 | 人生計画(11:40) | 残り18本を4つのサブエージェントに並列で書かせた | 表示の不具合を共有の部品側で直し、19本を下書きでコミット | 回ごとではなく共有部品で直す |
| 8 | Actions(10:32) | gh auth refresh で user スコープを足した | 120秒でタイムアウトしてバックグラウンドに回されたが、コードを入力してアクセスできた | 対話が要るコマンドは自分で打つ |
| 9 | Actions(10:32) | デプロイ(プリレンダー3,117ページ)を始めた | メモリが逼迫し、途中で止めた | 開発サーバーの下に workerd が143個、約6GB あった |
| 10 | 表情パック(08:49) | 3人版の切り替えをプルダウンからボタンに手で書き換えさせた | Codex レビューで「生成スクリプトで作り直すと戻る」と指摘。スクリプト側も揃え、作り直した結果が手修正版と一致 | 生成物は生成元ごと直す |
| 11 | 計画見送り(08:25) | Workers への外出しを調べさせ、決裁フォームを立てさせた | 8901番ポートが別セッションに使われていて、8917番で立て直した。その後 dropped | 変更して確かめる手間を理由に見送った |
今日の学び
- 声の無い動画は、台本と画を先に出して倍速で確かめる。音声は、まとまってから MacBook でまとめて合成する
- テストが3〜4秒で落ちる失敗と、枠を減らした失敗は別物だった。前者の原因は支出上限で、後者は10月4日から失敗し続けていた CI だった
- 表示の確認は、自分が実際に通る経路でやる。URL を直接開けば見えたページが、ダッシュボードからカードで移るとブロックされた
- セッションは作業の性質が変わる境目で切り、引き継ぎファイルのパスを1行渡せば次のセッションで再開できた