2026年9月18日の開発日記 - 出力無料のJev、安いOCR、会計AIベンチの数字を確かめた日

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2026年9月18日の開発日記

朝いちばんに気になったのは、出力が無料だというモデルの話題だった。 記帳代行にむちゃくちゃ使えそうな気がして、真偽から調べさせた。 この日は、そのあとも確かめたいことが続いた。 thinking を切ると OCR の精度は落ちるのか。 AI は会計ベンチの問題に正解できたのか。 韓国株の円換算は、いつ確定レートに変わるのか。 裏を取ってみると、自分の読みはいくつも外れていた。

今日のタイムライン

タイムライン

11のセッションが、mdx-playground(9本)と別の2つのリポジトリにまたがった。

今日やったこと

1. make-diary のトークン消費を工程別に割った

朝6時の /make-diary は、対象日の 9/17 にログが1件もなく、対象日をどうするかの質問で3分34秒止まった。 9/16 に遡らせて最後まで回したが、Codex レビューは利用枠が切れていて走らなかった。 7時半からは、そのセッション自身のログで、コンテキストが工程ごとにどれだけ増えたかを割ってもらった。 12.8万から41.2万トークンまで増えたうち、最大の7.6万は保有銘柄ニュースをメインで回していた分だった。 この工程を、サブエージェントへ任せる形に切り替えた。 午後は、2月に止まっていた参考書のコンテンツ化の痕跡を、リポジトリを横断して探してもらった。

主な成果:

  • コマンドを9か所直してもらい、bc68262f で push した(約11万トークン減る見込み)
  • ログから usage の推移を出す計測スクリプトも残した
  • 参考書の痕跡は、mdx-playground の連結精算表シミュレーター(2月)にあった。非公開のドキュメントにまとめてもらった

詳細: Claude Codeのコンテキスト消費をセッションログで実測し、make-diaryの最大工程をサブエージェントへ委譲した


2. 会計AIベンチマークの公開タスクを日本語化した

会計AIのベンチマーク APEX-Accounting の公開タスクを手元に落とし、Claude Code に日本語化させた。 最初の Task 30 では「年齢別エクスポージャー」の意味が分からなかったが、日本でいう売掛金年齢調べだった。 正解と参照式を Excel の Answer シートに組み直してもらうと、渡された資料の C5:G36 に誤りが2か所見つかった。 AI がこの問題に正解できたのかは、タスク別の成績が公開されておらず、分からなかった。

主な成果:

  • 公開データセット(120ファイル、3.88MB)を curl だけで取得した
  • Task 30 の正解シート ANSWER_Task30.xlsx と、全10タスクを文章化した タスク詳細.md ができた
  • Task 13 の日本語版を作り、14ファイル、29シートをメイリオにそろえた。照合サマリーの $15,832.59 は、正しく照合すると差異ゼロだった

詳細: 会計AIベンチマークの公開タスクを日本語化し、Excelで正解と参照式を組み直した


3. 手書き伝票の OCR を安いモデルで比べた

去年作った記帳アプリの手書き伝票78枚で、DeepSeek V4.1 Flash と Gemini を同じプロンプトで比べた(V4 Flash は、すでに退役していた)。 thinking を切れば精度が落ちるという見立ては外れた。 thinking は金額の一致を増やさず、所要を4倍に延ばした。 総合ではほぼ互角で、金額は Gemini が、日付は DeepSeek が強い。 結果を聞いて口にしたのは値段ではなく、DeepSeek のサーバーにデータが保管されるリスクのほうだった。 午後は別のリポジトリで、止まっていた番号表の写真の OCR を Gemini 3.8 Flash で読み直させた。

主な成果:

  • ベンチのスクリプトに --provider gemini--resume を足してもらった
  • 金額3項目の全一致は Gemini が75枚、DeepSeek が70枚。日付の一致は DeepSeek が66枚、Gemini が55枚だった
  • 番号表の42枚を推論レベル0で読み直し、正式版の CSV と5,666件すべてが一致した(0.39ドル)

詳細: 手書き伝票のOCRを安いモデルで試した記録:DeepSeek と Gemini の同条件ベンチと、Gemini Flash での全件照合


4. 出力無料のモデルと、動画生成の置き場所を調べた

Vercel AI Gateway に載った Jev は、出力の単価がたしかに $0.00 だった。 ただ、画像は受け取れない。 Gemini 3.8 Flash との入力単価の差は17.9倍あったが、記帳代行の量に当てはめると月200円に届かなかった。 午後は無検閲 LLM のクラウドサービス5つを比べ、そこから手元の GPU で動画を作れないかへ話が移った。 推奨環境を下回っても動かないわけではないと分かったが、ローカルで回すのはやめておいた。

主な成果:

  • 公開記事を2本書いてもらった(Jev の用途と、無検閲 LLM のクラウドサービスの比較)
  • 「公開ドキュメント」をアーティファクトと受け取られかけ、ブログ記事として書くよう言い直した
  • モデルとツールは外付けの F ドライブに置けること、DGX Spark なら MiniMax H3 が載ることを確かめた

詳細: 出力無料のJevは記帳代行に使えるか、動画生成は手元のGPUで回せるかを調べた1日


5. 韓国株の円換算、Micron の試算、格安アパートの裏を取った

韓国株の取得原価の円換算が確定レートに切り替わるのは、受渡日だと読んでいた。 検算を頼むと、証券会社のヘルプまで見つけてきてくれた。 切り替わるのは、実際は国内約定日の夜21時ごろだった。 続けて、Micron の Q4 売上の試算を韓国の8月確報で締め直した。 午後は、150万円で利回り52%のアパートがどこにあるのかを調べさせた。

主な成果:

  • 非公開の購入手順の記事を、円換算の仕組みに合わせて書き直させた
  • Micron の Q4 売上の試算は $62.63B(会社ガイド比 +25.3%)になった。8月に伸びたのは、単価ではなく数量だった
  • 不動産サイトで300万円以下の一棟アパートは67件あり、築浅は0件だった。公開記事にまとめてもらった

詳細: 韓国株の円換算はいつ確定レートに変わるのか。Micron決算の上振れ試算と利回り52%のアパートも裏を取った


今日の試行錯誤

#テーマ試したこと結果気づき
1朝の make-diary(06:04)9/17 のログが0件のまま進めた対象日の質問で3分34秒止まった。9/16 に遡って完走したが、Codex レビューは利用枠切れ0件の日は聞かずに遡るよう、あとでコマンドを直してもらった
2韓国株の円換算(06:29)受渡日の 9/18 に確定すると読んで、画面を確かめた画面は直っていたが、ヘルプでは国内約定日 9/16 の夜21時ごろに切り替わる結果が合っても、読みが合っているとは限らない
3Jev の使いどころ(06:34)画像を読むモデルと Jev の2段構えの案が出てきた読むモデルに判定まで聞けばよいと指摘し、記事の主張を入れ替えたJev が効くのは、入口がもともとテキストのとき
4make-diary の振り返り(07:33)ログの usage を工程ごとに引き算してもらった最大の7.6万は保有銘柄ニュース。委譲に切り替えて push した減る量は、まだ見込みの数字
5会計ベンチの日本語版(08:40)フォントをメイリオへ一括で変えたCalibri と MS Pゴシック が残り、Excel 自身に適用させて混在ゼロExcel で開いて確かめるまで、変更は終わっていない
6伝票 OCR のベンチ(09:57)! 付きのコマンドを3本まとめて打った2本目以降の ! が否定演算子になり「失敗」と表示された。出力は3本とも保存済み失敗の表示は、出力ファイルを見てから判断する
7番号表の OCR(12:46)人の照合を30個で止め、Gemini 3.8 Flash に42枚を読ませた正式版と5,666件すべてが一致し、0.39ドルで済んだ空欄の1行は、紙で見ても空欄だった
8参考書の痕跡探し(14:38)記憶していた予備校の名前を手がかりに探してもらったスキャン元は、別の予備校のテキストだった記憶より、残っていたスキャン画像と設計書のほうが正確
9Venice の動画生成(14:49)「生成の途中」という見立てで、進み具合を確かめさせた画面はサインアップのボタンの前で止まり、生成は始まっていなかった進み具合は、画面の状態で確かめる

今日の学び

  • thinking を切れば精度が落ちると思っていた。DeepSeek でも Gemini でも、thinking は金額の一致を増やさず、所要と費用だけを押し上げた
  • 単価の倍率と、月に払う額は別の話だった。17.9倍の差が、記帳代行の量では月200円に届かなかった
  • 画面の数字が直っていても、切り替わる時刻を一次資料で確かめるまでは、仕組みが分かったことにしない
  • 委譲してある工程でも、手順の本文がコマンド本体にあればメインが読む。委譲の有無と本文の置き場所は、別々に点検する
  • 売上の上振れが価格で起きたのか数量で起きたのかで、利益への効き方が変わる

明日やること

  • 次の /make-diary のあとで、約11万トークン減の見込みを実測と比べる
  • 非公開にまとめた参考書のコンテンツ化の痕跡を読む
  • 9/30 の引け後に Micron の Q4 実績を見て、試算の $62.6B に対する着地を確かめる

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