2026年9月4日の開発日記 - 手元の道具を数え直したら、方針のほうが間違っていた

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2026年9月4日の開発日記

Illustrator の .ai ファイルを SVG に移す。そう決めた気でいた。移行計画を書かせる前に在庫だけ数えさせたら、1,528本という数字が返ってきて、そこで手が止まった。全部変換する話ではなくなった。

午前は消費税の届出書の図を作り直し、午後は手元の道具の棚卸しに費やした。Adobe のアプリを削り、走りっぱなしのプロセスを落とし、散らかったコミットを分け直す。夜には Grok Imagine を CLI から叩いて動画を1本作った。作るより、数えて捨てる時間のほうが長い日だった。

今日のタイムライン

タイムライン

中段に伸びている帯は顧問先の税務実務で、こちらは内容を書けない。

今日やったこと

1. 消費税の届出書7様式をSVGで作り直す

全景図サイトで、消費税の届出書と申請書のビフォアアフター図を作った。「ビフォア」は現行様式の再現、「アフター」は書きやすさを直した改善案にあたる。

自分のレビュー番になったのに、サイドバーを閉じるとパンくずが崩れ、ページを追えない。まずそこを直させた。図そのものより、レビューできる状態を作るのに時間がかかっている。7様式を1枚ずつ描くか、一覧表1枚にまとめるかでも迷った。考えるうちに、どちらかを選ぶ問題ではないと分かる。提出期限と効果は表のほうが早く読めるが、その紙のどこに何を書くかは様式の絵でしか伝わらない。両方作ることにした。

主な成果:

  • 記入例の数値と日付を原図と揃えさせた(比較対象がないとチェックできない)。社名と個人名と住所は、権利ガードが出版社名を弾いたのを機に架空のものへ置き換えた
  • ビフォアとアフターを2列で並べていたのを3列に組み替えたところ、自分の指示ミスが見えた
  • 新様式に印字された F01 E02 のような欄コードに気づき、そこから調査へ発展した

詳細: 消費税の届出書7様式をSVGで作り直す。レビューできる並べ方を用意するまで

欄コードのほうは、消費税の7様式を欄単位で突き合わせて別記事にまとめた。

調査結果: 国税庁の新様式に印字された「F01」「E02」の正体


2. Android実機の画面をPCに映し、通信を覗こうとして止まる

手元に余っていた Android 端末を PC につないだ。開発者オプションを出すために「ビルド番号を7回タップ」する手順から始めたが、その意味自体が分からないところからのスタートだった。USB デバッグを有効にして接続を許可すると、端末の画面は PC 側に映った。

そこから先で止まった。アプリの通信内容を読むには Wi-Fi のプロキシを手動で設定し、CA 証明書を端末に入れる必要がある。ところが端末の設定を検索しても「CA証明書」の項目が出てこない。端末を触るのは自分、PC 側のコマンドを用意するのは Claude Code。この分担で進めたが、通信の中身までは届かなかった。

詳細: Android実機の画面をPCに映して通信を覗こうとして詰まった記録


3. Illustratorの.aiファイル1,528本を棚卸しする

SVG へ移すつもりで棚卸しを頼んだら、1,528本という数字が出てきた。重複を除いたユニークは897本、OneDrive 側の324本は判定すらできていない。この規模を全部変換する案はその場で捨てた。

代わりに、現役で使っているものだけを選び直す方針にした。判断が要る項目が複数あったので、計画書に3択ボタンを埋めて答える形にしている。あわせて Dropbox をオンラインのみに戻した。Creative Cloud のアプリも整理し、Illustrator と Acrobat だけ残している。アンインストールの途中で「待機中」が出たときは、何が走っているのかを確認しながら一つずつ進めた。

主な成果:

  • 移行計画と在庫の一覧を memo に残した(図2枚と判断事項のJSON付き)
  • Affinity を Windows に入れたが、ログイン画面で止まってまだ開けていない
  • /procs で走りっぱなしの dev サーバーと MCP サーバーを落とした

詳細: Illustratorの.aiファイルはSVGに移すべきか。1,528本を棚卸しして移行計画を立てた


4. Grok ImagineをCLIから叩き、認証情報の置き場を決める

Grok Imagine を CLI から動かせないかと思いついて試したら、5秒の動画が1本できた。生成にかかったのは24.1秒、848×480。

気になったのはその経路だった。呼び出しに使われていたのが自分で入れた覚えのないツールだったからだ。正体を辿らせ、どこへリクエストが飛ぶのかを確認してから、手順を非公開のドキュメントに残した。ついでに認証情報を 1Password に寄せられないかを検討し、最終的には「値を読ませない」ルールを設定に足す形で着地した。

詳細: Grok Imagine の動画を CLI から作る:入れた覚えのない Hermes Agent と認証情報の置き場


5. 通知カードの改修とリポジトリの片付け

毎朝の通知に出している銘柄カードは前日比しか目に入らず、記録を更新した銘柄かどうかが分からない。最高値からの位置を足させ、テスト送信で見た目を確かめてからコミットした。

同じ流れで、散らかっていた変更を意味のある単位に分け直させた。監視スクリプトを tools/tree-schedule-monitor/ へ移し、設定ファイルの例とREADMEとテストを添えている。履歴を眺めるつもりで GitHub のページを開いたら、あるはずだと思っていたコミットが存在していないことに気づいた。

詳細: LINE通知の銘柄カードに「最高値比」を足し、リポジトリのコミットを整理した


6. Grok Bot for GTM のガイドを読む

x.ai が公開している法人営業向けの Bot 活用ガイドを読んで、解説記事にした。10体の Bot に役割を割る構成が成立する理由は、全 Bot が1台の共有クラウドPCを使う点にあった。

詳細: 営業の仕事をBot 10体に割る - x.aiのGrok Bot for GTMガイドを読む


今日の試行錯誤

#テーマ試したこと結果気づき
1届出書の図7様式を1枚ずつ描くか、一覧表1枚にまとめるか両方作る期限と効果は表が早い。どこに何を書くかは様式の絵でしか伝わらない
2届出書の図記入例を原図と同じ数値と社名に揃える数値と日付だけ採用出版社名を権利ガードが弾いた。社名と住所は架空に置き換えた
3届出書の図ビフォアとアフターを2列から3列へ組み替え採用並べ方を変えた途端に自分の指示ミスが見えた
4Android実機をUSB接続して画面をPCへミラーリング成功ログイン後の画面だけ黒い。アプリ側が画面キャプチャを禁止していた
5AndroidWi-Fiプロキシと CA証明書で通信を傍受未到達設定の検索窓に「CA証明書」が出てこない
6.aiファイル全部SVGへ変換する放棄1,528本という在庫を見て前提が入れ替わった
7AdobeCreative Cloud のアプリをまとめて削除一つずつ進行「待機中」の表示で何が走っているか分からなくなった
8Grok ImagineCLIから動画を生成成功5秒の動画が1本、生成に24.1秒。既存のツール経由で通った
9認証情報1Passwordに寄せるルール追加に着地値そのものを読ませない運用にする
10通知カード最高値比を足してテスト送信採用前日比だけでは高値圏かどうか判断できない
11コミット整理GitHubで履歴を確認想定外の発見眺めるつもりが、存在しないコミットを掘り当てた

今日の学び

  • 数える前に方針を決めると、方針のほうが間違う。SVG へ移すと決めてから在庫を数えたので、1,528本という数字で計画を書き直すことになった。順序が逆だった
  • レビューの精度は中身ではなく並べ方で決まる。2列を3列にしただけで、それまで見えなかった指示ミスが表に出た
  • 自分の環境に、入れた覚えのないものが経路の入口として入っていることがある。使う前に正体を確かめる工程を挟むべきだった
  • 端末の画面は映せても、通信は覗けない。ミラーリングと傍受のあいだには証明書という別の壁がある

明日やること

  • 決済フォームまわりの判断(今日は保留にして積み残した)
  • .ai ファイルのうち現役の数十本を、どの基準で誰が選ぶかを決める
  • Android の CA 証明書を入れる経路を、端末のメーカー側の手順から洗い直す

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#日記#SVG#Illustrator#Android#Grok#消費税