2026年8月1日の開発日記 - 消えたのはソフト本体だけだった

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2026年8月1日の開発日記

朝は前日の積み残しを片づける定型作業から入った。途中で「税務申告ソフトがアプリ一覧に出てこない」と気づき、そこから一日の重心が復旧調査へ移った。結論から言うと、消えていたのはプログラム本体だけで、中のデータは残っていた。

この日はほかにも、思い込みで原因を決めつけて空回りした場面が三つあった。ログイン切れだと思ったら別物だった件、桁を100倍取り違えていた件、手順が一つ抜けていた件。どれも自分の側の見立てが外れていて、確かめて初めて直った。

今日のタイムライン

タイムライン

今日やったこと

1. 税務申告ソフトの消失を調べて、退避まで進めた

アプリケーション一覧から税務申告ソフトが見当たらない。7月29日に起きた再帰削除の事故の余波を疑って、何がどこまで消えたのかを追った。

ベンダーから過去に届いていたメールをたどってインストール経路を確認し、まだ残っているものを別の場所へ退避させた。クラウドストレージ側にバックアップが残っていないかも当たった。

主な成果:

  • 消失したのはプログラム本体で、データベースは無事だと確かめた
  • 残存分を別の場所へ複製し、失う前提の状態から抜けた
  • 再インストールに必要な経路を、過去のメールから復元した

詳細: 税務申告ソフトが起動しない原因を調べたら、消えていたのはプログラム本体だけだった


2. 自作の聞き方クイズを、自分で解いた

前日に作った場面判定クイズを実際に受けた。2問落とした。落とした問題の解説が足りなかったので、誤答時の解説を厚くし、分野を選んで出題する機能と直近3回の履歴表示を足した。

出題内容そのものにも引っかかった。愚痴を聞くときに愚痴の対象をかばうとよい、という趣旨の設問があり、本当にそうかと根拠を確かめさせた。

主な成果:

  • 分野別の出題と、直近3回の回答履歴を追加した
  • 誤答の解説を、なぜ間違いなのかまで書く形に直した
  • 設問の根拠を出典に当たって確認した

詳細: 自作の聞き方クイズを自分で解いて2問落とした。誤答解説と分野別出題を足すまで


3. 朝の定型作業と、リリースまわり

日記生成のチェーンを回したところ、株価データが取れなかった。ログインが切れたのだと思い込んだが、実際は別のプロファイルの Chrome を掴んでいただけだった。

そのあと前日のプルリクエストを確認し、画面で表示を見てからマージまで進めた。別リポジトリのデプロイは自動判定に止められたので、当日は通さず、設定のほうを直した。

主な成果:

  • 取得できない原因が認証ではなくプロファイル違いだと切り分けた
  • プルリクエストを表示確認のうえマージし、当リポジトリは2回デプロイした
  • 次のデプロイで踏みそうな未解決の問題を先に潰した

詳細: ログイン切れを誤診した朝の定型作業と、PR のマージからデプロイまで


4. 株式分割と自己株買い、それとAIの思考ログ

大型テック企業が過去10年で何回株式分割したか、自己株買いをどれだけ積んだかを調べさせた。返ってきた自己株買いの規模が桁違いに小さく、100倍取り違えていることに気づいて直させた。

夕方には別の論点を追った。AIが自分の思考過程を説明できるのかという話に対して、セッションログの中身がどうなっているかを実際に見て確かめた。

主な成果:

  • 分割回数と自己株買いの規模を、桁を直したうえで把握した
  • 思考の記録が実際にどう保存されているかを、ログの中身で確認した
  • 確認の結果、自分の運用は変えなくてよいと結論づけた

詳細: 自己株買いの規模を100倍取り違えていた|NVIDIAとAppleの株式分割の回数と、AIの思考ログの中身を確かめる


5. 蔵書の取り込みと、PDFの一括リネーム

裁断してスキャンした本を読み取らせて蔵書データベースへ入れた。ところが取り込みの手順が一つ抜けていて、章節への再構成が走っていなかった。抜けを埋めて3つのコマンドの連鎖に直した。

ついでに、スキャンしたPDFのファイル名を中身から判定して付け直させた。

主な成果:

  • 取り込み手順の抜けを見つけ、連鎖として実行される形に直した
  • スキャンPDFのファイル名を、中身に沿った名前へ一括で置き換えた

詳細: 自炊した本のOCR取り込みで手順が1つ抜けていた。3コマンドの連鎖に直して、スキャンPDFも一括リネームした


今日の試行錯誤

#テーマ試したこと結果気づき
1株価データが取れないログインが切れたと考えて再ログインを疑った失敗認証の問題ではなかった
2株価データが取れないどのプロファイルの Chrome を掴んでいるか確認した成功別ユーザーのウィンドウを見ていただけだった
3税務ソフトが消えたアプリ一覧とインストール先を突き合わせた成功消えたのはプログラム本体のみ
4税務ソフトが消えたクラウドストレージにバックアップが残っていないか探した部分的残存分の退避を優先する判断に切り替えた
5自己株買いの規模返ってきた数値をそのまま受け取った失敗桁が100倍ずれていた
6自己株買いの規模前提を言い直して計算をやり直させた成功違和感を口に出すまで誰も気づかない
7蔵書の取り込み取り込みコマンドを単体で走らせた失敗章節への再構成が抜けていた
8蔵書の取り込み3つのコマンドを連鎖させる形に直した成功手順書が単体実行前提のままだった
9聞き方クイズ自分で全問解いた2問誤答誤答時の解説が薄く、間違えた理由が残らない

今日の学び

  • 取得に失敗したとき、まず疑うべきは認証ではなく「そもそも見ている対象が合っているか」だった。ログイン切れは分かりやすい仮説なので、確かめる前に飛びついてしまう
  • 数値は受け取った時点で一度だけ桁を見る。100倍の取り違えは、比率や順位を見ている限り気づけない
  • 手順が抜けていても、途中まで動くと成功したように見える。連鎖として定義しておけば、抜けた時点で止まる
  • クイズは作った本人が解くと、解説の薄いところがすぐ分かる

明日やること

  • 退避した税務ソフトの再インストール経路を確かめる
  • 定期バックアップの仕組みに、業務ソフトのデータベースを組み込む

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