2026年6月8日の開発日記
朝から「ここ何日かの積み残しってないですかね」とClaude Codeに棚卸しさせたら、Micronの四半期データの遡り、check-earnings の対象銘柄拡張、Dynamic Workflows をやらないと決めた意思決定のメモ化、と細かい宿題がぞろぞろ出てきた。それを午前で潰しつつ、午後は夏の台湾旅行ガイドシリーズの立ち上げと、税理士の知識論記事の前段としての書籍データパイプライン設計に着手した。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. Micron セグメント別売上の四半期推移チャート追加
/beat-monitoring/MU の履歴を4四半期遡って整えたついでに、Micron のセグメント別売上を FY24 Q1 〜 FY26 Q1 まで SEC 10-Q から拾い直し、/memory-makers/micron にスタックバーチャートで載せた。x-search の認証が切れていたので uvx --from hermes-agent hermes auth add xai-oauth で繋ぎ直してからリサーチを並列で走らせた。
主な成果:
- 4四半期分の決算履歴を
quarters[]に追加 - セグメント別売上を全四半期分集めて積み上げチャート化
- 凡例タイトル被りを略号表記に削って解消
詳細: Micron セグメント別売上の四半期推移(FY24 Q1〜FY26 Q1)を /memory-makers/micron に追加
そして並べてみると Q1 FY25(2024/12/18)の Q2 ガイダンスだけが派手に陥没していたので、当時のアナリスト・記者投稿をまとめた解説記事を別で1本切り出した。
詳細: Micron Q1 FY25 — Q2ガイダンスが市場予想を売上 -11.9%・EPS -26.7% で大幅に下回った理由
2. /check-earnings の対象銘柄を全銘柄デフォルトに変更 + Dynamic Workflows 保留メモ
毎朝叩く /check-earnings の --tickers デフォルトを tickers.koyfin_kid 登録済みの全 29 銘柄に拡張させた。29 銘柄まで増えたのに --tickers MU,NVDA,SNDK の直書きが残っていたままだったので、未指定時に set_koyfin_kid.py --list-json を経由して自動展開する作りに変更させた。あわせて、ここ数日の積み残しチェックリストを並列で diff させて潰し、「Dynamic Workflows 構想は当面着手しない」という意思決定を memo に固定させた。
主な成果:
check_earnings.pyの対象銘柄が KID 登録の全銘柄に自動展開- 積み残しチェックリストの進捗反映
memo/dynamic-workflows-pause.mdに「やらない」理由を3行で固定
詳細: /check-earnings の対象銘柄を全銘柄デフォルトに変更 + ダイナミックワークフロー保留メモ
3. 台湾旅行ガイドシリーズの立ち上げ
夏の3泊4日の台北旅行が決まったので、/taiwan インデックスとサブページ8枚を Vue で立ち上げた。往復フライトの時刻は gogcli スキルで Google カレンダーに登録までやってもらった。最初は「全体的にフォントがちっちゃい」「歴史何年から何年だけじゃなく何年間か補足を」「さすがにこれは地図で入れてほしい」と細かい指摘の積み重ねで、最終的に「どのページも知的好奇心を刺激してくれない気がする」まで言ったら、history-overview を問い起点でリライトしてもらってから他ページに横展開させた。「前よりは良くなった」評価まで到達。
主な成果:
/taiwanインデックス + サブページ8枚- フライトを Google カレンダーに登録
- 共通CSS
taiwan-article.cssでフォント統一 - 主要都市ページに台湾全島マップ追加
- 問い起点リライトで知的好奇心を刺激する型に転換
詳細: 台湾旅行ガイドシリーズの立ち上げ(事典的記事から「問い起点」へリライト)
4. 税理士の知識論記事 + 書籍データ取り込みパイプライン計画
「税理士の知識とは、課税関係の根拠が条文か通達か裁決か、を引き当て直せる能力である」というテーマで eurekapu-nuxt4 に記事を書こうとしたら、書く前にその根拠を引ける状態を作っておく必要があると気づいた。教材データを Book Knowledge Base レポジトリで取り込み → Turso DB に格納 → MDX-Playground 側で日本語クエリで横串検索する、というパイプラインの計画書を残してもらった。読者は一般の人も想定しつつ、メインは販売予定の教材ドラフトを兼ねる方針。3科目を一気にやるのは大変なので Phase 分けで段階的に進める。
主な成果:
memo/2026-06-08/tax-knowledge-pipeline-plan.mdに計画書ドラフト- Book Knowledge Base → Turso → MDX-Playground のデータフロー定義
- 教材は学習・参照専用、記事は一次ソース起点という分離原則
詳細: 税理士の知識とは何かを書く前に、書籍データの取り込みパイプラインを先に設計した
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | MU 4Q 遡り | x-search で並列リサーチを走らせようとしたら認証切れ | 失敗 | hermes auth add xai-oauth の再認証が必要 |
| 2 | MU 4Q 遡り | 認証通してから4本並列で投げ直し | 成功 | x-search は Grok の要約なので最終確認は IR で |
| 3 | MU セグメントチャート | 凡例のタイトル被りで読めない | 失敗 | ラベルが横並びで重なってた |
| 4 | MU セグメントチャート | 凡例を略号表記に削った | 成功 | 凡例の幅予算は意識しないと毎回ハマる |
| 5 | check-earnings | --tickers MU,NVDA,SNDK 直書きで止まっていた | 失敗 | 銘柄追加してもデフォルトに伝播しない |
| 6 | check-earnings | 未指定時に KID 全銘柄を自動展開する作りに変更 | 成功 | 29銘柄に自動展開、毎朝の運用は1コマンドで済む |
| 7 | 台湾フォント | サブページのフォントが本体記事より小さい | 失敗 | 共通スタイルが届いていない |
| 8 | 台湾フォント | taiwan-article.css を切って body プレフィックスで specificity 強化 | 成功 | 既存 CSS との詳細度争いに勝つ必要 |
| 9 | 台湾地図 | Wikimedia の 640px 画像が全件 HTTP 400 | 失敗 | サイズ違いでブロックされる |
| 10 | 台湾地図 | 330px に統一 + SVG + 簡易投影で実装 | 成功 | 画像 CDN に依存しないルートに切替 |
| 11 | 台湾コンテンツ | 「知的好奇心を刺激してくれない」指摘 | 失敗 | 事典的に並べただけだった |
| 12 | 台湾コンテンツ | history-overview を問い起点でリライト → 他ページに横展開 | 成功 | 「何を学ぶか」より「何が分からないか」から書き出すと刺さる |
| 13 | 税理士記事 | いきなり本文を書き出そうとしたら手が止まった | 失敗 | 根拠(条文・通達)を引く土台がない |
| 14 | 税理士記事 | 先に Book Knowledge Base → Turso のパイプライン計画書を作った | 成功 | 「書く前にインフラ」が今日の発見 |
今日の学び
- 「やらない」を memo に書く決断: Dynamic Workflows を保留する判断を3行で固定したら、再度悩む時間がゼロになる。コスパが異常に高い
- 凡例の幅予算: スタックバーチャートのカテゴリ数が増えるたびに、凡例の横並びが破綻する。略号テーブルを最初から用意しておくと毎回ハマらなくて済む
- 「知的好奇心を刺激してくれない」の正体: 事典的に事実を並べただけのページは、情報量があっても引き込まれない。「何が分からないか」「なぜ気になるか」から書き出すと、読者の中で答えが組み上がる感覚が出る
- 書く前にインフラ: 知識集約系の記事は、書こうとしたタイミングで「根拠を引けない」と詰まる。先に Book Knowledge Base のような「引ける土台」を作っておけば、本文の質が上がる
- AI が判断する係でなく、判断するのは人間: 「凡例被ってる」「フォント小さい」「知的好奇心を刺激しない」と画面を見て違和感を拾うのは人間の役目。Claude Code は手数を出す係
明日やること
- AVGO の決算が水曜なので、登録銘柄の中で beat-monitoring の自動チェーン更新が走るか検証
- 台湾シリーズの個別ページに 1〜2 枚、現地で撮ってきた風の写真ヒーローを追加
- 税理士知識論の Phase 1(教材を Turso に取り込んでクエリだけ通す)に着手
- memory-makers の他銘柄(NVDA、AVGO)にもセグメント別チャートを横展開できないか検討