事務所にWalkingPad Z1を置いて歩きながら仕事したら、1日平均歩数が10年で最高になった
事務所のスタンディングデスクの下に KingSmith WalkingPad Z1 という薄型のウォーキングパッド型トレッドミルを置いた。稼働開始は2026年3月26日。打ち合わせのないコーディング時間は、座らずに歩きながら書いている。Apple Health の数字を見ると、3月後半以降の伸びが他のどの時期とも違う形で跳ねている。
買ったトレッドミル
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選定の決め手:
- 薄型・折りたたみ: スタンディングデスクの下に水平のまま置ける厚さ(写真右下のように半分に折って立てかけても収まる)
- 手すりなし: 上半身がデスクに対してフリーで、キーボードまで腕が真っ直ぐ届く
- 低速域に振った仕様: 最高速度がランニング向けではなく歩行域に絞られている。仕事中の3〜4km/h で安定運用したい用途に過剰スペックを払わずに済む
- 静音: 同フロアのZoom音声に乗らない程度のモーター音
事務所のセットアップ

写真の左がデスク全景。スタンディング対応の昇降デスクの下に、薄型のトレッドミルが収まっている。普段はモニタ3枚(左横向き2枚 + 右縦向き1枚)とマイクを並べて、立ったまま時速3〜4km の低速で歩きながらキーボードを叩く。
写真の右は同じ日に撮った Apple Health の週次画面で、2026年3月26日〜4月1日の1日平均が 27,989歩。木〜火曜は3〜4万歩台が並び、水曜だけ落ちている。在宅で完結していた頃は1日1〜1.5万歩がせいぜいだったので、この週だけで以前の倍近い水準になっている。
10年分の月次1日平均歩数を1枚で
Apple Health の生データは Turso の apple-health.db に日次で入っているので、月ごとに「1日平均歩数」を集計してSVGバーチャートにした。2015年10月から2026年4月まで127ヶ月、季節ごとに色を変えてある。
右端の3本(2026年2月→3月→4月)の段差が、過去10年のどの時期にも現れていない形で立ち上がっている。
| 月 | 1日平均 | 月合計 | 距離 |
|---|---|---|---|
| 2025-11 | 15,493 歩/日 | 464,803 歩 | 324.6 km |
| 2025-12 | 14,533 歩/日 | 450,537 歩 | 324.0 km |
| 2026-01 | 15,745 歩/日 | 488,107 歩 | 359.3 km |
| 2026-02 | 15,176 歩/日 | 424,923 歩 | 322.8 km |
| 2026-03 | 19,140 歩/日 | 593,348 歩 | 411.8 km |
| 2026-04(13日まで) | 29,094 歩/日 | 378,219 歩 | 218.7 km |
2026年4月の1日平均29,094歩は、過去127ヶ月の中で歴代1位。3月(19,140歩/日)は「3/1〜25は通常生活、3/26〜31の6日だけトレッドミル稼働」が混ざった平均なので、数字としては薄まっている。トレッドミル運用が丸1ヶ月続いた4月のほうが「素の効果」を表す。
3月25日以前と26日以降で日次がはっきり段差になる:
| 日付 | 歩数 | フェーズ |
|---|---|---|
| 2026-03-24 | 14,880 歩 | 通常 |
| 2026-03-25 | 24,543 歩 | 試運転 |
| 2026-03-26 | 34,445 歩 | 稼働開始 |
| 2026-03-28 | 43,528 歩 | ピーク |
| 2026-03-29 | 43,195 歩 | |
| 2026-03-30 | 42,557 歩 |
何が変わったか
トレッドミルが机の下に来てからは、「歩くために席を立つ」工程がそもそもなくなった。Slack を読みながら、コードを書きながら、Codex のレビューを待ちながら、足は勝手に動いている。
座る時間との境目はこう変わった。
- 以前: 朝の散歩 + 移動 + 夜の散歩 で 1.0〜1.5万歩/日。コードを書く時間は座っている
- 以後: コードを書く時間がそのまま歩数に変換される。打ち合わせと食事のとき以外は立っている
3月末のピーク日(3/28〜3/30の4万歩台3連発)は、ちょうど CFWS v2 の Phase 1〜8 を一気通貫で書き切った時期と重なる。机に向かっていた時間が長いほど歩数が増える、という以前とは逆の現象が起きている。
歩きながら書ける作業/書けない作業
3週間試して見えてきた切り分け:
歩きながらでも問題ない
- コードを書く(タイピングは普通にできる)
- Slack や Codex の出力を読む
- ターミナルでコマンドを打つ
- ブラウザで調べ物をする
いったん止めるほうがいい
- 細かい数字を Excel に打ち込む(誤入力が増える)
- 図を描く(線がぶれる)
- ビデオ会議で顔出しする(揺れる)
止めるのも再開するのもボタン1つなので、作業の性質に応じて切り替えれば実用上の摩擦はほぼない。
コストと回収の見方
事務所の家賃を払ってデスクを置いている時点で、その上にトレッドミルを足す追加コストはハードウェア代だけで済む。1日平均が1.5万歩台から2.9万歩へ倍近く跳ね上がった事実が、健康診断の数字や体重・睡眠スコアにどう跳ね返るかは数ヶ月単位で観察が要るが、4月の29,094歩/日を見ると「本当に歩いているか」という問いには疑う余地がない。
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次にやりたいこと
- 4月の月合計が確定したら、3月との比較記事を書く
- トレッドミル稼働中/停止中で平均タイピング速度に差が出るか測る
- 1日3万歩を超えた日と睡眠スコアの相関を Apple Health から取り出す
- スタンディングと歩行の比率(時速0km vs 時速3km)を曜日別に集計する
1日平均歩数が10年で最高になった、という事実だけは Apple Health の生データが既に証明してしまっている。あとはこの状態を6ヶ月、12ヶ月続けたときに何が変わるかを後追いで記録するだけになる。
