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Tokyo Soundscape Project — 企画書
コンセプト
「消えゆく東京の音を、毎年同じ場所・同じ時間で録り続ける」
- 時間の不可逆性そのものが作品の価値になる
- 1本1本は地味でも、10年分溜まったとき圧倒的な価値が出る
- 外国人にとっては「異世界の日常音」、日本人にとっては「失われていく音の記録」
YouTube チャンネル設計
チャンネル名候補
- Tokyo Soundscape Archive
- Sound of Tokyo — 東京音景
- Tokyo Sonic Diary
動画タイトルフォーマット
[エリア] × [音の種類] × [年]
例:
Asakusa Nakamise Morning — Tokyo Soundscape 2026Sanja Matsuri Drumbeat — Tokyo Soundscape 2026Yamanote Line Station Melodies — Complete Collection 2026Ameyoko Year-End Rush — Tokyo Soundscape 2026
動画の長さ
- 作業用BGM需要:30分〜2時間(広告収益に有利)
- ショート版:1〜3分(発見用・拡散用)
録音スポット一覧(スライドごとの構成案)
スライド1: タイトル&コンセプト
- プロジェクト名、ビジョン、「不可逆な時間を録る」というテーマ
スライド2: 仲見世通り(Nakamise-dori)
- 録る音: シャッターが開く音(早朝)、呼び込みの声、外国人観光客の多言語の喧騒、おせんべいを焼く音
- 時間帯フォーマット: 5AM(静寂)→ 10AM(準備)→ 14PM(ピーク)→ 20PM(閉店)
- なぜ消える: 店主の高齢化、インバウンド向け店舗への入れ替わり、呼び込みの口上が変わる
- 写真イメージ: 早朝の無人の仲見世、昼の混雑、シャッターを開ける店主の手元
スライド3: 三社祭(Sanja Matsuri)
- 録る音: 太鼓、掛け声「ソイヤ!ソイヤ!」、神輿の軋み、祭囃子、群衆の歓声
- 年1回限定: 5月第3週の金土日のみ。毎年同じポイントで録ることで年ごとの変化が見える
- なぜ消える: 担ぎ手の高齢化、祭りのルール変更、周辺の都市開発
- 写真イメージ: 神輿を担ぐ群衆、法被姿の担ぎ手、浅草寺前の熱気
スライド4: 駅メロディ(Station Melodies)
- 録る音: 山手線全29駅の発車メロディ、ホームアナウンス、電車の到着音、改札のタッチ音
- 外国人ウケ: 極めて高い。「日本の駅にはそれぞれテーマソングがある」という事実自体が驚き
- なぜ消える: メロディは定期的に変更される。旧メロディの録音は後から入手不可能
- 写真イメージ: 各駅の駅名標、ホームの風景、電車が入ってくる瞬間
スライド5: 商店街(Shotengai)
- 録る音: 魚屋の掛け声、惣菜屋の揚げ物の音、自転車のベル、店のラジオ、夕方のチャイム
- 候補エリア: 谷中銀座、砂町銀座、戸越銀座、アメ横
- なぜ消える: 個人商店の廃業、チェーン店化、商店街自体の消滅
- 写真イメージ: 狭い通路に並ぶ店舗、買い物客、夕暮れの商店街
スライド6: 浅草寺 境内(Senso-ji Temple Grounds)
- 録る音: 鳩の羽音(早朝)、お賽銭の音、読経、おみくじを振る音、手水舎の水音
- 時間帯フォーマット: 5AM(鳥と掃除)→ 12PM(観光客)→ 21PM(静寂と虫の音)
- 季節フォーマット: 正月の喧騒 → 春の風 → 夏の蝉 → 秋の虫 → 除夜の鐘
- 写真イメージ: 早朝の無人の本堂、昼の混雑、夜のライトアップ
スライド7: 隅田川沿い(Sumida River)
- 録る音: 水上バスのエンジン音、屋形船の宴会音、花火大会、川面を渡る風
- 季節イベント: 隅田川花火大会(7月)は毎年録ると年次比較ができる
- 写真イメージ: スカイツリーと川面、屋形船、花火
スライド8: 築地場外・豊洲(Tsukiji/Toyosu)
- 録る音: セリの掛け声、発泡スチロールを運ぶ音、包丁でマグロを切る音、ターレの走行音
- なぜ消える: 築地→豊洲の移転で音環境が激変した実例がすでにある
- 写真イメージ: 早朝の市場、マグロの解体、ターレが行き交う通路
スライド9: 日常の「日本音」コレクション
- 録る音:
- コンビニの入店音(各チェーンで違う)
- 踏切の警報音
- ゴミ収集車のメロディ
- 選挙カーの声
- 焼き芋屋の「いーしやーきいもー」
- 豆腐屋のラッパ
- 風鈴の音
- なぜ価値がある: 日本人には当たり前すぎて誰も録らない。外国人には宝の山
- 写真イメージ: それぞれのシーンのスナップショット
「同じ場所 × 同じ時間 × 毎年」フォーマット
定点観測カード(各スポットで統一)
場所: 仲見世通り 雷門側入口
GPS: 35.7118, 139.7963
時間: 毎月第1土曜日 7:00 / 12:00 / 19:00
機材: [統一する]
マイク位置: [固定する]
- 毎年同じ条件で録ることで、変化が「聞こえる」ようになる
- 数年後に「2026 vs 2030 仲見世の朝」という比較動画が作れる
YouTube映像のアイデア(音声だけはNG対策)
YouTube は静止画1枚だけの動画はポリシー上問題になりうるため、 最低限の「動き」を入れる必要がある。
案1: スローモーション実写映像
- スマホで撮った現地映像をスローモーション(50%速度)にして流す
- 音声と映像の「ゆるいズレ」がむしろ心地よい
- 制作コスト:録音時にスマホで同時撮影するだけ
案2: 写真スライドショー+Ken Burns エフェクト
- 同じ場所の写真をゆっくりパン&ズーム(Ken Burns効果)
- 5〜10秒ごとに写真を切り替え
- 制作コスト:写真数枚+動画編集ソフトで自動生成可能
案3: 波形ビジュアライザー+地図
- 音の波形をリアルタイムで表示
- 画面の一角にGoogleマップで現在地を表示
- 「今この音がどこで録られているか」が視覚的にわかる
- 制作コスト:無料ツール(Sonic Candle等)で自動生成
案4: タイムラプス+環境音
- 録音中に固定カメラでタイムラプス撮影
- 人の流れ、雲の動き、影の移動が映る
- 音はリアルタイム、映像は早回し → 独特の浮遊感
- 制作コスト:スマホ三脚固定で撮影
案5: 手書き地図アニメーション(ブランド差別化)
- 録音スポットの手書きイラスト地図を用意
- 音が切り替わるごとに地図上のポイントが光る
- シリーズの統一ビジュアルになる
- 制作コスト:初回のイラスト制作のみ。以降使い回し可能
推奨の組み合わせ
- メイン映像: 案1(スローモーション実写)or 案4(タイムラプス)
- サムネイル・ブランディング: 案5(手書き地図)
- ショート動画用: 案3(波形ビジュアライザー)
マネタイズ設計
短期(0〜1年)
- YouTube広告収益(環境音は再生時間が長く、広告単価に有利)
- 作業用BGMとしてのリピート再生
中期(1〜3年)
- ライセンス販売: 映像制作者・VR制作者向け(Artlist, Pond5等で販売)
- 写真素材とのセット販売: 音+写真+GPS情報のパッケージ
- 観光ガイドとのコラボ: 「音で巡る東京」ウォーキングツアー
長期(3〜10年)
- アーカイブとしての価値: 「2026年の東京の音」は2036年には貴重な記録
- 書籍化・展示: 「東京音景 10年の記録」
- 教育・研究用途: 都市音響学、社会学、文化人類学の資料として
- NFT・デジタルアーカイブ: 「2026年三社祭の音」のオリジナル録音データ
機材(最小構成)
| 機材 | 推奨 | 予算 |
|---|---|---|
| レコーダー | ZOOM H1essential or TASCAM DR-05X | ¥10,000〜15,000 |
| 外付けマイク(オプション) | バイノーラルマイク(立体音響用) | ¥5,000〜20,000 |
| 映像 | スマホ(iPhone)+ ミニ三脚 | 手持ち機材で可 |
| 風防 | ウインドスクリーン(屋外必須) | ¥1,000〜3,000 |
初期投資: 約15,000〜40,000円
制作ワークフロー(1本あたり)
- 現地録音: 30分〜2時間(録音+スマホ映像同時撮影)
- 編集: 音声のノイズ除去・レベル調整(Audacity等で30分)
- 映像制作: スローモーション or Ken Burnsで組み立て(30分)
- アップロード: タイトル・説明文・サムネイル作成(15分)
→ 1本あたり約2〜3時間で完結(以前の地図プロジェクトより大幅に軽量化)
Google Slides 構成案(Claude Code向け指示)
スライド構成(全12枚)
| # | スライド内容 | ビジュアル |
|---|---|---|
| 1 | タイトル: 「Tokyo Soundscape Archive」コンセプト | 浅草の夜景+波形オーバーレイ |
| 2 | なぜ「音」なのか — 時間の不可逆性 | Before/After の街並み写真 |
| 3 | 仲見世通り | 早朝・昼・夜の3枚構成 |
| 4 | 三社祭 | 神輿・太鼓・群衆の写真 |
| 5 | 駅メロディ | 山手線の駅名標コレクション |
| 6 | 商店街 | 谷中銀座・アメ横の写真 |
| 7 | 浅草寺 境内 | 早朝の静寂 vs 昼の喧騒 |
| 8 | 隅田川・花火 | 川面・屋形船・花火 |
| 9 | 日本の日常音コレクション | コンビニ・踏切・焼き芋屋等のコラージュ |
| 10 | YouTube映像アイデア | 5つの案をビジュアルで比較 |
| 11 | マネタイズ設計 | 短期→中期→長期のロードマップ |
| 12 | まとめ: 「10年後、この音は聴けない」 | 浅草の朝焼け写真 |
デザインノート
- トーンカラー: ダークネイビー+ゴールド(東京の夜+音の温かみ)
- フォント: 日本語はNoto Sans JP、英語はMontserrat
- 各スライドに実際の場所の写真を大きく配置
- 音の波形グラフィックをアクセントとして使用
- 写真は web 検索で Creative Commons / フリー素材を使用するか、プレースホルダーとして配置
次のアクション
- Google Slides を Claude Code で作成
- 録音機材を購入(ZOOM H1essential)
- 定点観測カードのテンプレートを作成
- 第1回録音: 仲見世通り 早朝(5AM)
- YouTube チャンネル開設