台湾旅行の直前準備 — 海外旅行保険の約款確認・両替の検討・オンライン入境カード申請までを1日で片付けた
台湾旅行の直前準備 — 保険・持ち物・両替・入境カードを1日で片付けた
出発が目前に迫っているのに、保険は未加入、両替の手段は未定、入境カードも未申請だった。今日はこの残タスクを Claude Code と一緒に上から順に潰していった。
海外旅行保険 — 読めない約款をAIに読ませた
まず「旅行保険って入るべきなんだっけ?」から。ツアー付帯の保険だけでは穴が大きいので、足りない分をネット系損保の海外旅行保険で埋める、という整理になった。プランを比較すると価格差はわずかで、差がつくのは実質「治療費用」だけ。治療費用が厚めのプランに決めた。
問題は重要事項説明書のPDF。開いた瞬間「これを読むのはほぼ不可能」と口に出た。そこで全10ページを Claude Code に読ませて、加入判断に関わる要点だけ抜き出してもらった。一番の見落としポイントはスマホが標準では補償されないこと。電子機器の携行品補償特約を付けて申し込み、発行された保険証券のPDFも約款と突き合わせて、特約がきちんと付いていることを確認してもらった。
補償の中身も具体的に確認した。落下・水没のような偶然の事故での破損は典型的な支払対象。ただし1個あたりの支払限度は10万円なので、一眼レフはそこが実質の上限になる。
「壊れたものを持って行って請求したら通ってしまうのでは?」という疑問もぶつけてみた。答えは、まさにそれが携行品補償の古典的な不正パターンで、請求歴が告知事項になって以後の契約に響く設計になっているとのこと。何度も請求を繰り返せないよう、約款の側で常習の経済合理性が潰してある。保険の設計思想が一つ腹落ちした。
契約の重要事項をカレンダーとDriveへ
契約内容は現地で見返せないと意味がない。旅程最終日の終日予定として保険契約のサマリーをGoogleカレンダーに登録してもらい、保険証券と重要事項説明書のPDF2点をGoogleドライブに保存して、リンクを予定の中に入れてもらった。現地でスマホから辿れる。
途中で「カレンダーが消えてる?」と焦る場面があったが、確認してもらったら予定はちゃんと存在していて、別アカウントのカレンダーを見ていただけだった。
持ち物 — 現地洗濯前提で3日分に絞る
持ち物リストの見直し。まずホテルにコインランドリーがあることを確認してもらった。これで方針が決まる。着替え・下着は3日分だけ持って、現地で1回洗う。全日程分を持ち込むより荷物が軽いし、精神衛生上も楽だ。
リストの更新も一緒にやった。
- 買ってきた化粧水を追加
- 変換プラグを削除(台湾はAタイプで日本と同じ。プラグ自体が不要だった)
- 常備薬を削除(飲まないので)
機内持ち込みルールも航空会社の最新情報で確認してもらった。
- スプレー: 機内持ち込みは100ml以下の容器+1L以下の透明ジップ袋が条件。普通サイズの制汗スプレー缶(150ml〜)は保安検査で没収される
- モバイルバッテリー: スプレーと逆で、預け入れ禁止・機内持ち込み一択。100Wh以下なら申請不要(1人2個まで)、160Whまでは航空会社の承認制。機内での使用・充電は禁止
「あ、逆なんだ」と声が出た。バッテリーをスーツケースに入れるつもりでいたので、確認しておいてよかった。ルールはこの1年で厳しくなっているらしい。
両替 — 金券ショップの噂を検証してガイド代行に決定
「都内の金券ショップなら為替相場(仲値・TTM)とほぼ同額・手数料なしで両替できる」という情報を見かけたので、真偽を調べてもらった。インターバンクの実レートと当日の仲値を突き合わせた結果、専門店に限ればほぼ本当だった。
ただし落とし穴があった。台湾ドルは在庫がなく取り寄せになるため、出発に間に合わない。空港の銀行カウンターは仲値+手数料150円で、わざわざ使うほどの魅力はない。結論は、日本円だけ持って行き、現地ガイドの両替代行をお願いする。レートで選んだというより、出発までに現物が手に入るかどうかで決まった。
この日の仲値レート(1元 ≒ 5.05円)を記録してもらい、現金は3万円(約5,900元)の方針とあわせて、旅行ページの「お金」セクションに書き込んでもらった。見送った代替案(金券ショップは取り寄せで間に合わず・空港カウンターは予備)も残してある。両替代行は事前に希望額を連絡する方式なので、出発前に「3万円分」と伝えておく。
観光マップ — My Mapsへの一括インポートまで
行きたいスポットを旅行ページの地図に追加してもらった。dev サーバーを立ち上げて、新しいピンが指定した色で描画されているところまで確認済み。
ついでに Google マイマップ(My Maps)の使い方も教わった。旅行ページには既にピンのデータが17件あるので、そのままマイマップに一括インポートできるKMLファイルを作ってもらった。手作業でピンを1個ずつ立て直す必要がない。
台湾オンライン入境カード(TWAC)の申請
台湾のオンライン入境カード(TWAC)の申請を、Chrome DevTools 経由で進めてもらった。
- メール認証: 認証コードの送信後、Gmail を CLI で検索させてコードを取得。入力は自分でも並行して進めた
- 国籍・ビザタイプ: コンボボックスの選択で進めてもらったが、ビザタイプの選択肢がどれを指すのか分からず一度手が止まった。整理してもらって先へ進んだ
- 旅程・パスポート情報を入力して申請完了
完了メール(電子証明)がすぐに見つからず、迷惑メールの件数が1件増えているのを手掛かりに全フォルダ横断で検索させた。最終的に入国カードのPDFまで確認できた。
座席指定とカレンダー整理
航空会社サイトの座席指定は自分で手を動かした。ログインして座席選択画面を開くところまでは進めてもらい、そこから先は「今から私がやるんで大丈夫」と引き取った。
完了したら、その事実をGoogleカレンダーに登録してもらった。あわせてTWACのイベントのメモ欄に入国カードPDFの内容を転記し、作業中にできてしまった重複イベントは削除。旅行ページのTODOも座席指定・海外定額の申込を完了に更新してもらった。
携帯キャリアの海外定額 — 設定は1つだけ
携帯キャリアの海外向け定額サービスは申し込み済みだったが、開始方法が分からなかった。「現地に着いたらSMSが届くってこと? スマホ側の設定は要らないんだっけ?」と聞いて、公式ページで最新の手順を確認してもらった。
結論、スマホ側で必要な設定は台湾到着後にデータローミングをONにする、の1つだけ。開始用のURLは現地到着後にSMSで届くので、事前に控えておく必要もなかった。
出発前に残っていること
今日でほぼ片付いたが、まだ手を動かすものが少しだけ残っている。
- 両替代行の希望額(3万円分)を出発前に連絡する
- 荷造り本番: 3日分の着替え+化粧水をリストどおりに詰める
- モバイルバッテリーをスーツケースではなく手荷物側に入れる
- 制汗スプレーは100ml以下の容器か、そもそも持たないかを決める
- 現地到着後: データローミングをONにして、届いたSMSから定額サービスを開始する
学びメモ
- 保険の約款は「読まずに済ませるもの」から「AIに読ませて要点だけ受け取るもの」に変わった。スマホが標準補償外という発見1つで、読ませた元は取れた
- 携行品補償は、1個10万円の支払限度と請求歴の告知義務で不正請求の旨味が消える設計になっている
- モバイルバッテリーは預け入れ禁止・手荷物のみ。スプレーの液体物ルールとは正反対なので混同しない
- 両替は「どこが一番得か」ではなく「出発までに現物が手に入るか」で決まった。レート比較だけして満足しない
- 手続きの完了事実はカレンダーに残す。「やったかどうか」を記憶に頼らないだけで、直前の不安が減る