仕事の進め方の「型」を記事にした日 — SVG図解7点の量産とFable 5での本文作り直し

開発mdx-playground

どんな仕事もだいたいこれで回ると思っている型がある。経営方針や目標を確認するところから始まり、課題を並べ、いちばん効く詰まりから外していく手順。今まで頭の中だけで回してきたこの型を、今日はじめて文字と図に固定して公開記事にした。完成したのが 仕事の型の記事 で、図解7点つき。

型の中身は6ステップ

記事にしたのは次の繰り返し。

  1. 経営方針や目標を確認する
  2. 目標に対して何が課題かを特定する
  3. 発見した課題を整理する
  4. ボトルネックを特定する
  5. ボトルネックを解決する
  6. 方向性を確認する — そして1に戻る

Claude Code には冒頭の1行と箇条書きの型だけ渡し、ドキュメント構成のスキルと SVG 図解のスキルの2本を読み込ませてから、本文構成と図解の両方を作らせた。

リファレンスは3分割で読ませた

着手前に一つ引っかかった。SVG 図解スキルのグリッド整列リファレンスが約30KBあり、一気に読ませるとセッションが不安定になりかけた。座標値とコード例が密集したファイルは、ツール呼び出しを壊す前科がある。

そこで前半・中盤・後半の3回に分けて読ませた。スキップはさせない。全部読み終えた時点で、viewBox 720・12カラム・8pxベースライン・直角コネクタといった図の統一仕様が揃った。

図解7点の量産 — lint が機械チェック、目視は意味だけ

図は「全体像1枚 → 各ステップ1枚ずつ」の順で作らせた。最初に6ステップの循環を描く全体像を固めると、後続の図が語彙とレイアウトを引き継げる。

各ステップの図は、書かせる前に絵の骨格を決めさせた。STEP 1 なら「逆算」を軸にした3層構造、STEP 2 なら「社内に聞く」と「現状把握」の2つの入口が課題リストに合流する形。骨格に納得してから SVG を書かせる。

1枚書くたびに、文字のはみ出しを lint スクリプトで機械チェックさせた。1枚目からはみ出し0。機械が拾える崩れは機械に任せると、自分の目視は「意味が合っているか」だけに集中できる。

出来上がった7枚は、それぞれ1メッセージずつ持たせた。

描いたもの
図16ステップ全体の循環。目標から始まり、上流の確認に戻って繰り返す
図2経営方針から自分の成果まで、一本の線でつながるまで逆算する3層
図3課題の入口は2つ。社内に聞くか、現状把握から自分で発見するか
図4課題を束ねてから、解決したときに効く順に並べ替える
図5「なぜ今まで解けなかったのか」の答えがボトルネック。解けないなら深追いしない
図6一度で外れるなら実行、続く活動が必要ならプロジェクト化して仕組みで回す
図7上流の議論と自分の仕事のつながりを、自分から確認しに行く

完成した記事は STEP 1〜6 の見出しごとに図を1枚ずつ置き、末尾の「以上を繰り返す」で全体像に戻る構成に落ち着いた。1見出し1図の対応を崩さなかったので、図だけ拾い読みしても型が追える。

途中でモデルを Fable 5 に切り替え、本文は作り直させた

図を3枚作ったあたりで、モデルを Fable 5 に切り替えた。ここで「続きをそのまま書かせる」のではなく、書きかけの本文をレビューさせて、Fable 5 ベースで作り直させた。モデルをまたいで継ぎ足すと文体に継ぎ目が残る。作り直しを挟んだおかげで、最後まで一つの声で通った。

図は作り直さず、そのまま続行。最後の図(STEP 6: 方向性の確認)と記事本文は、Fable 5 に書かせた版で確定した。

Chrome DevTools で1枚ずつ表示確認

書きっぱなしにせず、dev 環境に Chrome DevTools を繋いで表示確認をさせた。まずフルページのスクリーンショットで全体を眺めると、全体像の図の右側ループに直したい箇所が見つかった。修正させたうえで、同じ崩れを繰り返さないよう SVG 図解スキルにルールを追記させた。直して終わりではなく、スキルに書いて横展開する。

そのあと残りの図を1枚ずつ単品で目視確認。矢印ラベルの位置、束ねた課題が根っこに繋がる線、優先順位バー。図2から図7まで全部スクリーンショットを撮らせて目で追い、コンソールエラーがないことまで確認して閉じた。SVG マニフェストには7点分(49行)が自動生成で反映され、コミットも済んだ。

学び

  • 30KB級の座標密集リファレンスは一気に読ませない。3分割にしたらセッションが安定した
  • 図の量産は「全体像 → 各論」の順。全体像が後続の図の語彙とレイアウトを決めてくれる
  • lint と目視の役割分担が効く。はみ出しは lint が拾い、目視は意味の一致だけ見る
  • モデル切り替え時は「続き」ではなく「レビュー → 作り直し」。文体の継ぎ目が消える
  • 表示確認で見つけた修正は、その場でスキルにルール追記して次回に繋ぐ

成果物