カテゴリー
🐛動物
🫀人体
🌍地球と宇宙
🌋大地の変化
♻️環境
熱・光・音
音の秘密
⚡ 音の速さ

音の速さ

音の速さは、いつでも同じというわけではないんだ。何の中を通るか(空気・水・鉄など)と、そのときの温度によって変わるよ。

(1)空気の中を伝わるとき

空気があたたかいほど、音は速く進むよ。気温0℃のとき、音は1秒間に331m進む。そこから気温が1℃上がるたびに、1秒間に進むきょりが0.6mずつのびていくんだ。

音の秒速(m)= 331 + 0.6 × 気温(℃)

【例題】ある日、グラウンドで音の速さをはかったら毎秒343mだった。この日の気温は何℃だったかな?

→ 331mからののび分がヒント!(343 − 331)÷ 0.6 = 12 ÷ 0.6 = 20℃

(2)水の中・鉄の中を伝わるとき

同じ音でも、空気の中より水の中、さらに水の中より鉄の中のほうがずっと速く進むよ。つぶがぎっしりつまった物ほど、振動がとなりへ伝わりやすいからなんだ。

空気(気体)毎秒 約340m水(液体)毎秒 約1500m鉄(固体)毎秒 約6000m
💡 熱・光・音音の秘密

音の速さ

音の速さは、いつでも同じというわけではないんだ。何の中を通るか(空気・水・鉄など)と、そのときの温度によって変わるよ。

(1)空気の中を伝わるとき

空気があたたかいほど、音は速く進むよ。気温0℃のとき、音は1秒間に331m進む。そこから気温が1℃上がるたびに、1秒間に進むきょりが0.6mずつのびていくんだ。

音の秒速(m)= 331 + 0.6 × 気温(℃)

【例題】ある日、グラウンドで音の速さをはかったら毎秒343mだった。この日の気温は何℃だったかな?

→ 331mからののび分がヒント!(343 − 331)÷ 0.6 = 12 ÷ 0.6 = 20℃

(2)水の中・鉄の中を伝わるとき

同じ音でも、空気の中より水の中、さらに水の中より鉄の中のほうがずっと速く進むよ。つぶがぎっしりつまった物ほど、振動がとなりへ伝わりやすいからなんだ。

空気(気体)毎秒 約340m水(液体)毎秒 約1500m鉄(固体)毎秒 約6000m

音の高さと大きさ

音は空気の振動(しんどう)が波のように伝わるもの。その波の形を見ると、音の高さや大きさの違いがわかるよ!

波形でくらべてみよう

🔔 高い音
波が細かい = 振動数が多い
🔔 低い音
波がゆるやか = 振動数が少ない
📢 大きい音
波が大きい = 振幅(しんぷく)が大
🔈 小さい音
波が小さい = 振幅が小

音の性質

音のふるまいには、光とよく似たものと、音ならではのものがあるよ。ここでは4つを順番に見ていこう。

(1)反射(はんしゃ)と吸収(きゅうしゅう)

音は、コンクリートの壁(かべ)や金属(きんぞく)の板のようにかたい物にぶつかると、はね返ってくる。これが反射だよ。 やまびこは、さけんだ声が山の斜面(しゃめん)ではね返って、自分のところにもどってくる現象(げんしょう)なんだ。

いっぽう、カーテンや布団(ふとん)みたいにやわらかい物では、はね返る音が弱くなるよ。 音の一部が物の中に吸いこまれてしまうからで、これを吸収というんだ。 音楽室の壁に穴あきボードが使われているのも、音を吸収させるための工夫(くふう)だよ。

かたい壁(かべ)🧑音が進む →← 反射して戻る= やまびこ(はね返った声がもどってくる!)

(2)共鳴(きょうめい)

まったく同じ高さの音が出るおんさを2つ、少しはなして置いてみよう。片方だけをたたくと、さわっていないもう片方まで、ひとりでに鳴りはじめるんだ! この現象が共鳴だよ。たたいたおんさの振動が空気をゆらし、そのゆれが同じ振動数のおんさをゆり動かすから起こるんだね。

おんさA♪ たたく振動が空気を伝わる →おんさB♪ 鳴り出す!

(3)回折(かいせつ)

光は、とちゅうにかべがあるとその先へは進めないよね。でも音はちがって、物のはしをぐるっと回りこんで、 かげになっている場所へも届くことができる。これを回折というよ。 へいの向こう側にいる友だちの声が聞こえるのは、回折が起きているからなんだね。

(4)ドップラー効果

救急車が目の前を通りすぎる瞬間(しゅんかん)、サイレンの高さがガクッと変わって聞こえたことはないかな? 音を出している物がこちらに近づいてくる間は、実際より高い音に聞こえる。 そして遠ざかりはじめると、こんどは低い音に聞こえる。この現象をドップラー効果というよ。

なぜ起こるのかな?近づいてくる間は、音の波がぎゅっと押しちぢめられて、1秒あたりの波の数がふえる(=振動数が多い=高い音)。 遠ざかる間は、波が引きのばされてまばらになる(=振動数が少ない=低い音)んだ!

🧑🚑近づく → 高い音遠ざかる → 低い音

音の計算問題 ~追いつき算と出会い算~

ポイント①:はね返った音を聞くまでの時間は、行きの分だけじゃなく帰りの分も足して考える(=往復)!

ポイント②:聞く人が動いている問題は、旅人算(たびびとざん)に置きかえる!
 ・人が音からにげる向きに動く → 追いつき算(速さの差で割る)
 ・人が音に向かう向きに動く → 出会い算(速さの和で割る)

追いつき算と出会い算の考え方

追いつき算は、音が、にげる人を後ろから追いかける形。1秒ごとにちぢまる間かくは「音の速さ − 人の速さ」だから、 はじめのきょりをこので割れば、音が追いつくまでの時間が出せるんだ。

出会い算は、音と人がおたがいに向かって進む形。1秒ごとにちぢまる間かくは「音の速さ + 人の速さ」だから、 はじめのきょりをこので割れば、音が届くまでの時間が出せるよ。

追いつき算:時間 = はじめのきょり ÷(音速 − 人の速さ)
出会い算:時間 = はじめのきょり ÷(音速 + 人の速さ)

📝 例題:サイレンと反射板をのせた台車

サイレン装置反射板(台車)660m🧑りく🧑みお音速: 毎秒340m毎秒10m(台車が遠ざかる)

グラウンドのはしにサイレン装置があり、そこから660mはなれた地点に、音をはね返す板をのせた台車が止まっています。 台車の上にはりくさん、サイレン装置のそばにはみおさんがいます。サイレンが鳴りはじめるのと同時に、 台車はサイレンから遠ざかる向きに毎秒10mで動きはじめました。音の速さを毎秒340mとして、 ①りくさんに音が聞こえはじめるのは何秒後か、②板ではね返った音がみおさんに聞こえはじめるのは何秒後か、それぞれ求めてみよう。

①りくさんに音が届くまで(追いつき算)
音は毎秒340m、台車は同じ向きに毎秒10mでにげるので、間かくは1秒に 340 − 10 = 330m ずつちぢまる。
660 ÷ 330 = 2秒後

②みおさんにはね返り音が届くまで(往復で考える)
音が板に届いた2秒後、台車は 660 + 10 × 2 = 680m 地点まで進んでいる。
はね返った音は、そこから680mをもどってくるので 680 ÷ 340 = 2秒。
合わせて 2 + 2 = 4秒後(ちょうど①の2倍になっているね!)

まちがえやすいポイント

✗ 音の速さは空気中が一番速い
✓ 固体が一番速い!空気(気体)が一番おそい
✗ 音が反射するのにかかる時間は片道分
✓ 往復分の時間がかかる!
✗ 救急車が近づくと音が低くなる
✓ 近づくと高く、遠ざかると低くなる(ドップラー効果)
✗ 追いつき算は速さの和で割る
✓ 追いつき算は差、出会い算は和で割る!
✗ 音の高さは振幅で決まる
✓ 高さは振動数、大きさは振幅で決まる!

入試によく出るQ&A

Q. ドップラー効果が起こる理由は?
A. 音源(おんげん)が近づくとき、音の波が前方に押しちぢめられて振動数が増え(=高い音に)、遠ざかるとき音の波が引き伸ばされて振動数が減る(=低い音に)から。
Q. 10秒間鳴らしたサイレンを、近づく人が聞くと何秒間に聞こえる?
A. 10秒より短くなる!音源と聞く人が近づきあうと、10秒分の音が短い時間に押しちぢめられて届くから。
Q. 10秒間鳴らしたサイレンを、遠ざかる人が聞くと何秒間に聞こえる?
A. 10秒より長くなる!遠ざかると、10秒分の音が引き伸ばされて長い時間かけて届くから。
Q. 音の速さは音源が動いても変わる?
A. 風がない空気中では、音の速さは音源が動いても変わらない!変わるのは振動数(聞こえる高さ)だけ。
0 / 10
Q1 / 10
空気中を伝わる音の速さを求める公式はどれ?