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熱・光・音
光の直進
💡 基本のしくみ

光の直進と光源

光は、空気や水など同じ物質の中ではまっすぐ進む性質を持っています。この性質を 光の直進といいます。

最重要ポイント:光は同じ物質の中ではまっすぐ進む(直進する)。光の進む道すじに物があると、その物のうしろにかげができる。

光の直進とかげのでき方光源かべかげ

💡 光源

光源(こうげん)とは、太陽や豆電球のように、自ら光を出す物体のこと。

太陽
豆電球
電灯(電球)
燃えているろうそくの炎

👀 物が見える理由

同じ「見える」でも、光源が見える場合と、光源ではない物が見える場合とでは、目に届く光の道すじがちがいます。

① 光源が見える理由光源光が直接目に入る② 光源以外の物が見える理由光源反射した光が目に入る

まとめ:光源が見えるのは光が直接目に届くから。光源以外の物が見えるのは、物の表面ではね返った光(反射光)が目に届くから。

💡 熱・光・音光の直進

光の直進と光源

光は、空気や水など同じ物質の中ではまっすぐ進む性質を持っています。この性質を 光の直進といいます。

最重要ポイント:光は同じ物質の中ではまっすぐ進む(直進する)。光の進む道すじに物があると、その物のうしろにかげができる。

光の直進とかげのでき方光源かべかげ

💡 光源

光源(こうげん)とは、太陽や豆電球のように、自ら光を出す物体のこと。

太陽
豆電球
電灯(電球)
燃えているろうそくの炎

👀 物が見える理由

同じ「見える」でも、光源が見える場合と、光源ではない物が見える場合とでは、目に届く光の道すじがちがいます。

① 光源が見える理由光源光が直接目に入る② 光源以外の物が見える理由光源反射した光が目に入る

まとめ:光源が見えるのは光が直接目に届くから。光源以外の物が見えるのは、物の表面ではね返った光(反射光)が目に届くから。

平行光線と拡散光線

細いすきま(スリット)のある暗い箱に光を通すと、光のすじ(光線)を目で見て確かめることができます。 このとき光線がどんな形に進むかは、光源までの距離によって2つのタイプに分かれます。

① 平行光線

太陽のように非常に遠くにある光源から出た光をスリットに通すと、光線はほぼ平行に進みます。 これを平行光線といいます。

遠くの光源 → 平行光線太陽スリット光線どうしが平行(同じ間かく)

② 拡散光線

豆電球のような小さい光源(点光源という)から出た光をスリットに通すと、光は広がりながら進みます。 これを拡散光線といいます。

近くの点光源 → 拡散光線豆電球スリット光線が先に行くほど広がる

⚠️ 間違えやすいポイント

  • 光が平行になるか拡散するかを決めるのは、光源そのものの大きさではなく、光源までの距離が非常に遠いかどうか
  • 太陽は実際には地球よりずっと大きい球体だが、地球からの距離があまりに遠いため、届くころには光がほぼ平行光線とみなせる。
  • 豆電球のように小さな光源(点光源)が近くにある場合は、光が広がりながら進む拡散光線になる。
  • 光源とスクリーンの間に物を置いたときにできるかげの大きさも、光線の種類でちがう。平行光線では物とほぼ同じ大きさのかげができるが、拡散光線では物より大きなかげができ、スクリーンを遠ざけるほどかげも大きくなる。

比較して覚えよう

📊 平行光線 vs 拡散光線 まとめ比較表

項目平行光線拡散光線
光源との距離非常に遠い(太陽など)近い・点とみなせる(豆電球など)
光線どうしの間かくどこでも同じ(平行)先に行くほど広がる
面の明るさと距離距離に関係なく一定距離の2乗に反比例
できるかげの大きさ物とほぼ同じ大きさ物より大きく、遠ざけるほど拡大
身近な例太陽光、快晴の日の日光豆電球、ろうそくの炎、街灯

📐 拡散光線の明るさと距離の関係

点光源から出る光の総量は変わりませんが、光源から離れるほど光が広がる範囲が大きくなります。 同じ量の光が広い範囲にばらまかれるので、ひとつぶんの面積が受け取る光は少なくなり、面は暗く見えるようになります。

光源からの距離の比照らされる面積の比面の明るさの比
111
24(2×2)1/4
39(3×3)1/9
416(4×4)1/16

公式:拡散光線では、明るさの比は面積比の逆比になる。面積比は距離の比を2回かけ合わせたもの(距離比の2乗)なので、 明るさは距離の2乗に反比例する

🎯 入試頻出Q&A

Q. 光源からの距離を2倍にすると、面の明るさは何倍になる?

A. 1/4倍になる。距離が2倍になると、照らされる面積は2×2=4倍に広がるため、同じ面積あたりの明るさは4分の1になる。

Q. 太陽光を使った実験で、スリットとスクリーンの間を遠ざけると明るさは変わる?

A. 変わらない。太陽光は平行光線なので、光源(太陽)と面の距離に関係なく、面の明るさはどこでも同じになる。

Q. 拡散光線の問題で「距離」というときは、どこからどこまでの距離を指す?

A. 必ず点光源(豆電球など)からスクリーンまでの合計の距離を指す。とちゅうにスリットがあっても、スリットとスクリーンの間の距離だけで比べず、点光源からスクリーンまでの合計の距離で比べる。

Q. 鏡を使って光源の光を反射させると、光源の数が増えたことになる?

A. ならない。鏡は自ら光を出さず、光源からの光をはね返しているだけなので光源ではない。ただし反射光が目に入れば、鏡の像が明るく見える。

実験で理解しよう

🧪 実験:光線とスクリーンの明るさ

豆電球(点光源)またはスリット・スクリーンを一直線上に並べて、スクリーンの明るさがどう変わるかを調べる実験です。

例題 1:点光源を動かしたときの明るさ

下の図のように、豆電球・スリット・スクリーンを、たて向きに立てて一本の直線上に並べました。最初は、豆電球とスリットの間かくが12cm、スリットとスクリーンの間かくも12cmです。 ここから豆電球だけを移動させ、豆電球とスリットの間かくを36cmまで広げました(スリットとスクリーンの間かくは12cmのまま変えていません)。このときスクリーンの明るさは、もとの明るさと比べて何倍になっているか答えなさい。

はじめ豆電球スリットスクリーン12cm12cm動かした後豆電球もとの位置豆電球だけを左へ移動スリットスクリーン36cm(12cm→36cmに変化)12cm

とき方

  1. はじめの豆電球とスクリーンの間の距離:12 + 12 = 24cm
  2. 動かした後の豆電球とスクリーンの間の距離:36 + 12 = 48cm
  3. 距離の比:48 ÷ 24 = 2倍
  4. 明るさは距離の2乗に反比例するので、2 × 2 = 4 より、明るさは1/4倍
  5. 答え:1/4倍
例題 2:平行光線を使ったとき

スリットとスクリーンを、たて向きに立てて一本の直線上に並べ、そこへ太陽の光を当てました。最初は、スリットとスクリーンの間かくが15cmです。 この間かくを45cmまで広げると、スクリーンの明るさはもとの明るさと比べて何倍になっているか答えなさい。

太陽光スリット15cm地点45cm地点どちらの位置でも明るさは同じ

とき方

  1. 太陽は非常に遠くにある光源なので、太陽光は平行光線である
  2. 平行光線は、光源と面の距離に関係なく明るさが変わらない
  3. スリットとスクリーンの間の距離を15cmから45cmに変えても、明るさは変化しない
  4. 答え:1倍(変化しない)
例題 3:明るさの比から距離を逆算する

豆電球とスリットの間かくを10cmに固定したまま動かしません。最初は、スリットとスクリーンの間かくも10cmで、このときの明るさを基準の明るさとします。 そこからスクリーンだけを遠くへ移動させたところ、明るさが基準の1/16倍まで下がりました。移動させたあとの、スリットとスクリーンの間かくは何cmになったか求めなさい。

豆電球スリットスクリーン10cm(固定)?cm(求める距離)この区間の明るさが基準の1/16倍になった

とき方

  1. はじめの豆電球とスクリーンの間の距離:10 + 10 = 20cm
  2. 明るさが1/16倍 = 1/(4×4)倍なので、距離は4倍になったと分かる(明るさは距離の2乗に反比例するため)
  3. 動かした後の豆電球とスクリーンの間の距離:20 × 4 = 80cm
  4. スリットとスクリーンの間の距離:80 − 10(豆電球とスリットの間の距離)= 70cm
  5. 答え:70cm

📝 計算のコツまとめ

  • 拡散光線(点光源)の問題は、スリットとスクリーンの間の距離だけで比べず、必ず「点光源からスクリーンまでの合計の距離」で比べる。
  • 平行光線(太陽光など)の問題は、距離を変えても明るさは変わらない
  • 「明るさが1/◯倍になった」ときは、距離は√◯倍になっている(例:明るさ1/16倍→距離は√16=4倍、明るさ1/9倍→距離は√9=3倍)。この関係は逆算問題でよく使う。
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太陽や豆電球のように、自ら光を出す物体のことを何という?