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輪軸
🎡 基本のしくみ

輪軸の基本のしくみ

🎡 輪軸(りんじく)とは?

半径(はんけい)の大きい「輪(わ)」と、半径の小さい「じく」を、 中心をそろえてひとつにつなげ、いっしょに回るようにした道具を輪軸(りんじく)といいます。 輪の側にひもをかけて引くと、小さな力をじく側の大きな力に変えることができます。

最重要ポイント:輪とじくは一体(いったい)になって回る。輪の半径がじくの半径より大きいほど、より小さな力でじく側の物を動かせる。

輪軸のつくり輪の半径(大)じくの半径(小)中心(支点)じくおもりここを引く輪とじくは一体で回る → 半径のちがいが力のちがいを生む!

🚪 身近にある輪軸

輪軸は、気づかないだけで家の中にもたくさんあります。「回す部分(輪)」と「中心のぼう(じく)」のセットを探してみましょう。

  • ドアノブ … にぎる丸い部分が「輪」、とびらの中を通るぼうが「じく」
  • 水道のじゃ口 … 回すハンドルが「輪」、水を止める中のぼうが「じく」
  • 自動車のハンドル … にぎるハンドルが「輪」、かじを伝えるぼうが「じく」
  • ねじ回し(ドライバー) … 太いグリップが「輪」、金属のぼうが「じく」

📐 輪軸は「回転するてこ」

輪軸は、てこの仲間です。回転の中心が支点(してん)、力を加える輪のふちが力点(りきてん)、 おもりなどにつながるじくのふちが作用点(さようてん)にあたります。 てこの「うでの長さ」にあたるのが半径です。

輪軸とてこの3点の対応支点作用点力点同じしくみ!支点作用点力点じくの半径輪の半径うでの長さ=半径 と考えれば、てこと同じように解ける!

つり合いの式:じく側のおもりの重さ × じくの半径 = 輪側を引く力 × 輪の半径
(反時計回りのモーメントと時計回りのモーメントが等しいとき、輪軸はつり合う)

⚡ 力と運動輪軸

輪軸の基本のしくみ

🎡 輪軸(りんじく)とは?

半径(はんけい)の大きい「輪(わ)」と、半径の小さい「じく」を、 中心をそろえてひとつにつなげ、いっしょに回るようにした道具を輪軸(りんじく)といいます。 輪の側にひもをかけて引くと、小さな力をじく側の大きな力に変えることができます。

最重要ポイント:輪とじくは一体(いったい)になって回る。輪の半径がじくの半径より大きいほど、より小さな力でじく側の物を動かせる。

輪軸のつくり輪の半径(大)じくの半径(小)中心(支点)じくおもりここを引く輪とじくは一体で回る → 半径のちがいが力のちがいを生む!

🚪 身近にある輪軸

輪軸は、気づかないだけで家の中にもたくさんあります。「回す部分(輪)」と「中心のぼう(じく)」のセットを探してみましょう。

  • ドアノブ … にぎる丸い部分が「輪」、とびらの中を通るぼうが「じく」
  • 水道のじゃ口 … 回すハンドルが「輪」、水を止める中のぼうが「じく」
  • 自動車のハンドル … にぎるハンドルが「輪」、かじを伝えるぼうが「じく」
  • ねじ回し(ドライバー) … 太いグリップが「輪」、金属のぼうが「じく」

📐 輪軸は「回転するてこ」

輪軸は、てこの仲間です。回転の中心が支点(してん)、力を加える輪のふちが力点(りきてん)、 おもりなどにつながるじくのふちが作用点(さようてん)にあたります。 てこの「うでの長さ」にあたるのが半径です。

輪軸とてこの3点の対応支点作用点力点同じしくみ!支点作用点力点じくの半径輪の半径うでの長さ=半径 と考えれば、てこと同じように解ける!

つり合いの式:じく側のおもりの重さ × じくの半径 = 輪側を引く力 × 輪の半径
(反時計回りのモーメントと時計回りのモーメントが等しいとき、輪軸はつり合う)

力と距離の2つの法則

輪軸(りんじく)の計算問題で使う法則は、たった2つです。 ①力の法則②距離(きょり)の法則。この2つをセットで覚えましょう。

📏 法則①:力の比は「半径の逆比」

輪軸がつり合っているとき、じく側と輪側にかかる力の比は、半径の比をひっくり返した逆比(ぎゃくひ)になります。 たとえば半径がじく:輪=1:3なら、力はじく側:輪側=3:1。輪の半径が大きいほど、輪側は小さな力ですみます。

力の法則:つり合いの例10cm30cm150g50g反時計回り150×10=1500時計回り50×30=15001500=1500 → つり合う!

じく側の力:輪側の力 = 輪の半径:じくの半径(逆比)
理由:「おもりの重さ×じくの半径」と「引く力×輪の半径」が等しくなる(モーメントのつり合い)から。

📏 法則②:動く距離の比は「半径の比」

輪とじくは一体なので、回る角度はいつも同じです。 そのため、ひもが動く長さは半径に比例します。半径が3倍なら、動く距離も3倍です。

距離の法則:動く長さは半径に比例10cm30cmおもり10cm上がる30cm引き下げる半径が 3:1 → 動く距離も 3:1

覚え方:力は逆比、距離はそのままの比」。 輪(大きい)側 → 力は小さく、動きは大きい。 じく(小さい)側 → 力は大きく、動きは小さい

間違えやすいポイント:「どっちが逆比だっけ?」と迷ったら、シーソーを思い出そう。 支点から遠い(=半径が大きい)ほど小さい力ですむ。だから輪側の力が小さくなる(逆比)。 計算では「重さ×半径」の式を先に書けば間違えません。

比較して覚えよう

⚖️ てこと輪軸の対応表

輪軸(りんじく)は「回転するてこ」。対応を覚えれば、てこの知識がそのまま使えます。

項目てこ
支点(してん)棒を支える点回転の中心
力点(りきてん)手で力を加える点輪のふち(ひも・手)
作用点(さようてん)物に力が働く点じくのふち(ひも・おもり)
うでの長さ支点からの距離(きょり)半径(はんけい)
モーメント(回転のはたらき)重さ × 支点からの距離重さ × 半径

🔄 「輪で回す」と「じくで回す」の比較

どちら側に力を加えるかで、輪軸の役割は正反対になります。

項目じく側に力を加える
(逆の使い方)
必要な力小さくてすむ大きな力がいる
動き手を大きく動かす必要がある少しの動きで相手側が大きく動く
向いている仕事かたい物を楽に回す速さ・動きの大きさをかせぐ
身近な例ドアノブ、水道のじゃ口、自動車のハンドル自転車のうしろのギアとタイヤ

🔧 身の回りの輪軸 どこが「輪」でどこが「じく」?

ドアノブ

にぎる丸い部分

じくとびらの中のぼう

水道のじゃ口

回すハンドル

じく水を止める中のぼう

自動車のハンドル

にぎるハンドル

じくかじを伝えるぼう

ねじ回し(ドライバー)

太いグリップ

じく金属のぼう

えんぴつけずり

回すハンドル

じく刃(は)を回すぼう

自転車のペダルと前ギア

ペダルのうで

じく前のギア

🎯 入試頻出(ひんしゅつ)Q&A

Q. ドアノブの丸い部分が取れてしまうと、とびらが開けにくくなるのはなぜ?

A. のこったじくは半径が小さいので、同じ回転のはたらき(モーメント)を生むのに大きな力が必要になるからです。輪の大きな半径こそが「楽に回せる」理由です。

Q. 輪の半径がじくの半径の4倍のとき、じく側のおもりを引き上げる力は?

A. おもりの重さの4分の1ですみます(力は半径の逆比)。ただし、ひもを引く長さはおもりが上がる長さの4倍必要です(距離は半径の比)。

Q. 輪軸と定(てい)かっ車のちがいは?

A. 定かっ車はひもが入る場所と出る場所の半径が同じなので、力の向きは変えられても大きさは変わりません。輪軸は半径のちがいを利用して、力の大きさを変えられます。

Q. 自転車のどこに輪軸がかくれている?

A. ペダルのうで(輪)と前のギア(じく)の組み合わせが輪軸です。足の力を大きな力に変えてチェーンに伝えます。うしろは小さいギア(じく側)が大きいタイヤ(輪側)を回す「逆の使い方」で、チェーンが少し動くだけでタイヤのふちが大きく動き、大きく進めます。

実験で理解しよう

🧪 実験:輪軸のつり合い

輪軸(りんじく)にひもをかけ、おもりをつるしてつり合わせる実験です。 輪軸とひもの重さは考えないものとし、輪軸はなめらかに回るものとします。

例題 1:つり合う力をモーメントで求める

輪の半径が30cm、じくの半径が10cmの輪軸があります。じく側のひもに120gのおもりをつるしたとき、輪側のひもを何gの力で引けばつり合いますか。

10cm30cm120g?g

とき方(モーメントの式)

  1. 反時計回りのモーメント:120 × 10 = 1200
  2. 時計回りのモーメント:? × 30
  3. つり合いの条件より:1200 = ? × 30
  4. ? = 1200 ÷ 30 = 40g
例題 2:逆比で速く解く

じくの半径が6cm、輪の半径が18cmの輪軸があります。輪側のひもに30gのおもりをつるしたとき、じく側のひもに何gのおもりをつるせばつり合いますか。

6cm18cmア g30gじく側に「ア」g をつるしてつり合わせたい

とき方(半径の逆比)

  1. 半径の比は じく : 輪 = 6 : 18 = 1 : 3
  2. 力の比は逆比で じく側 : 輪側 = 3 : 1
  3. 「1」が30gにあたるので、ア = 30 × 3 = 90g
  4. 検算:90 × 6 = 540、30 × 18 = 540 → つり合う ✓
例題 3:力と距離の両方を求める

輪の半径が20cm、じくの半径が5cmの輪軸で、じく側に60gのおもりをつるします。
(1) 輪側のひもを引く力は何gですか。
(2) おもりを10cm持ち上げるには、輪側のひもを何cm引けばよいですか。

5cm20cm60g10cm上げたい?g で ?cm 引く

(1) 引く力を求める

  1. モーメントの式:60 × 5 = ? × 20
  2. 300 = ? × 20
  3. ? = 15g(おもりの4分の1の力ですむ!)

(2) ひもを引く長さを求める

  1. 動く距離の比 = 半径の比:輪 : じく = 20 : 5 = 4 : 1
  2. おもり(じく側)が10cm上がるとき、輪側はその4倍動く
  3. 10 × 4 = 40cm 引く

📝 輪軸の計算 3ステップ

  • ステップ1:輪とじくの半径をまず確認する(うでの長さにあたる)
  • ステップ2は「重さ×半径」のモーメントの式か、半径の逆比で求める
  • ステップ3動く距離は半径の比のまま。輪側のほうが大きく動く
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Q1 / 10
輪軸(りんじく)の説明として正しいものはどれ?