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圧力
🧽 基本のしくみ

圧力の基本のしくみ

🧽 圧力(あつりょく)ってなに?

スポンジの上にレンガをのせると、スポンジがへこみます。 おもしろいのは、同じレンガでも置き方によってへこみ方が変わることです。 広い面を下にするとあまりへこまず、せまい面を下にすると深くへこみます。 レンガの重さは変わらないのに、なぜでしょうか?

そのひみつをとくカギが圧力です。 圧力とは、1cm²や1m²といった決まった広さあたりに、面を垂直(すいちょく)におす力の大きさのことです。 同じ力でも、せまい面に集中すれば圧力は大きく、広い面に分散(ぶんさん)すれば圧力は小さくなります。

同じレンガでも置き方でへこみ方がちがう広い面を下にするスポンジレンガ重さは同じ圧力 小 → へこみ あさいせまい面を下にするスポンジレンガ圧力 大 → へこみ 深い

最重要ポイント:圧力を決めるのは「おす力の大きさ」と「力を受ける面積(めんせき)」の2つ。重さが同じでも、接する面積が小さいほど圧力は大きくなる

📐 圧力の求め方

圧力(1cm²あたりの力) = 面をおす力(g) ÷ 力を受ける面積(cm²)

たとえば、重さ100gの箱が20cm²の面で床(ゆか)と接しているとき、 100 ÷ 20 = 5 で、床は1cm²あたり5gの力でおされています。

きまり 1

面積が同じなら、おす力が大きいほど圧力は大きい

きまり 2

おす力が同じなら、力を受ける面積が小さいほど圧力は大きい

🔍 身の回りの「圧力のくふう」

圧力のきまりを使うと、力を変えずに「ささりやすく」も「しずみにくく」もできます。

  • 画びょう — 針(はり)の先をとがらせて面積を小さくし、小さな力でも大きな圧力で板にささる
  • 包丁(ほうちょう) — 刃(は)をうすくして面積を小さくし、食べ物を切りやすくする
  • スキー板・かんじき — 雪にふれる面積を大きくして圧力を小さくし、雪にしずみにくくする
  • 雪の上を走る車のキャタピラ — 地面にふれる面積を大きくして、やわらかい地面でもしずまない
⚡ 力と運動圧力

圧力の基本のしくみ

🧽 圧力(あつりょく)ってなに?

スポンジの上にレンガをのせると、スポンジがへこみます。 おもしろいのは、同じレンガでも置き方によってへこみ方が変わることです。 広い面を下にするとあまりへこまず、せまい面を下にすると深くへこみます。 レンガの重さは変わらないのに、なぜでしょうか?

そのひみつをとくカギが圧力です。 圧力とは、1cm²や1m²といった決まった広さあたりに、面を垂直(すいちょく)におす力の大きさのことです。 同じ力でも、せまい面に集中すれば圧力は大きく、広い面に分散(ぶんさん)すれば圧力は小さくなります。

同じレンガでも置き方でへこみ方がちがう広い面を下にするスポンジレンガ重さは同じ圧力 小 → へこみ あさいせまい面を下にするスポンジレンガ圧力 大 → へこみ 深い

最重要ポイント:圧力を決めるのは「おす力の大きさ」と「力を受ける面積(めんせき)」の2つ。重さが同じでも、接する面積が小さいほど圧力は大きくなる

📐 圧力の求め方

圧力(1cm²あたりの力) = 面をおす力(g) ÷ 力を受ける面積(cm²)

たとえば、重さ100gの箱が20cm²の面で床(ゆか)と接しているとき、 100 ÷ 20 = 5 で、床は1cm²あたり5gの力でおされています。

きまり 1

面積が同じなら、おす力が大きいほど圧力は大きい

きまり 2

おす力が同じなら、力を受ける面積が小さいほど圧力は大きい

🔍 身の回りの「圧力のくふう」

圧力のきまりを使うと、力を変えずに「ささりやすく」も「しずみにくく」もできます。

  • 画びょう — 針(はり)の先をとがらせて面積を小さくし、小さな力でも大きな圧力で板にささる
  • 包丁(ほうちょう) — 刃(は)をうすくして面積を小さくし、食べ物を切りやすくする
  • スキー板・かんじき — 雪にふれる面積を大きくして圧力を小さくし、雪にしずみにくくする
  • 雪の上を走る車のキャタピラ — 地面にふれる面積を大きくして、やわらかい地面でもしずまない

圧力の3つのすがた

圧力は「固体(こたい)が面をおすとき」だけでなく、 「水の中」や「空気の中」でもはたらいています。 3つのすがたをまとめて見ていきましょう。

🧱 ① 固体の圧力 — 物が接する面をおす

床(ゆか)に置いた物は、その重さで接している面を垂直(すいちょく)におします。 おす力(=物の重さ)と接する面積で圧力が決まるのは、「基本のしくみ」で学んだ通りです。

固体の圧力:重さが下の面をおす物体接する面を垂直におす

💧 ② 水圧(すいあつ) — 水の重さがおす

水の中に入れた物体は、まわりの水の重さでおされます。 これが水圧です。水圧には大事な性質(せいしつ)が2つあります。

  1. 物体のどの面にも、面と垂直な向きではたらく(上からだけではない!横からも下からもおされる)
  2. 水面から深いところほど大きい(深さに比例(ひれい)する)。深いところほど、上にのっている水の量が多くなるから
水圧はすべての面にはたらき、深いほど大きい水面物体浅い → 水圧 小横からもおされる深い → 水圧 大(下からが一番強い)

🌬️ ③ 大気圧(たいきあつ) — 空気の重さがおす

じつは空気にも重さがあり、わたしたちは空気の海の底(そこ)でくらしています。 空気の重さによる圧力を大気圧といい、 水圧と同じようにあらゆる向きから物をおしています。

  • 吸盤(きゅうばん) — 中の空気をおし出すと、外から大気圧におしつけられて、かべにぴったりくっつく
  • ストロー — 吸(す)ってストローの中の空気をへらすと、ジュースの表面をおしている大気圧が、ジュースをストローの中へおし上げる
吸盤がくっつくのは大気圧のおかげかべ吸盤(中の空気をおし出す)外から大気圧がおしつける

⚠️ 間違えやすいポイント

  • 水圧は上からだけではない。横からも下からも、面に垂直にはたらく
  • 水圧の大きさを決めるのは水面からの深さだけ。容器の形や太さは関係ない
  • 「深さに比例」=深さが2倍なら水圧も2倍、深さが3倍なら水圧も3倍

比較して覚えよう

⚖️ 3つの圧力 まとめ比較表

項目固体の圧力水圧大気圧
何がおす?物の重さ水の重さ空気の重さ
はたらく向き接している面に垂直すべての面に垂直あらゆる向きから
大きさを決めるものおす力と接する面積水面からの深さ(深いほど大)高さ(山の上ほど小さい)
身近な例画びょう・スキー板もぐると耳がつーんとする吸盤・ストロー

🔧 身の回りの圧力のくふう、どっち向き?

入試では「この道具は圧力を大きくするくふう? 小さくするくふう?」と問われます。 圧力を大きくする=面積を小さく圧力を小さくする=面積を大きくとセットで覚えましょう。

画びょう圧力を大きくする針の先をとがらせる(面積を小さく)
包丁の刃圧力を大きくする刃をうすくする(面積を小さく)
くぎ圧力を大きくする先をとがらせる(面積を小さく)
スケートぐつの刃圧力を大きくする細い刃で氷に強くくいこむ
スキー板圧力を小さくする雪にふれる面積を大きくする
かんじき圧力を小さくする雪にふれる面積を大きくする
キャタピラ圧力を小さくするやわらかい地面でも広い面でささえる
ランドセルの太いベルト圧力を小さくする肩(かた)にふれる面積を大きくする

🎯 入試頻出(ひんしゅつ)Q&A

Q. 同じレンガなのに、置き方で床への圧力が変わるのはなぜ?

A. 重さ(おす力)は同じでも、接する面積がちがうから。せまい面を下にするほど、力が集中して圧力は大きくなります。

Q. 水圧はどの向きにはたらく?

A. 水中の物体のすべての面に、面と垂直な向きではたらきます。上からだけ、と答えないよう注意!

Q. プールで深くもぐると耳が痛くなるのはなぜ?

A. 水圧は深さに比例して大きくなるから。深くもぐるほど、耳をおす水圧が強くなります。

Q. 太い容器と細い容器に同じ深さまで水を入れた。底の水圧はどちらが大きい?

A. 同じ。水圧を決めるのは水面からの深さだけで、容器の形や太さ、水の全体量は関係ありません。

Q. 吸盤(きゅうばん)がかべにくっつくのはなぜ?

A. 吸盤をかべにおしつけて中の空気をおし出すと、外からの大気圧だけが吸盤をかべにおしつけるからです。

Q. 水圧と浮力(ふりょく)はどうつながっている?

A. 水中の物体は、深い位置にある下の面ほど大きな水圧を受けます。下から上へおす力が上から下へおす力より大きくなり、その差が浮力になります。

実験で理解しよう

🧪 実験:圧力を計算でたしかめる

スポンジのへこみや水の飛び方は、計算で予想できます。 「力 ÷ 面積」と「水圧は深さに比例」の2つの武器を使って解いてみましょう。

例題 1:置き方で変わるスポンジのへこみ

たて5cm・横10cm・高さ20cm、重さ1200gの直方体をスポンジの上に置きます。 A〜Cのどの置き方が一番へこみますか。また、それぞれの置き方で、スポンジ1cm²あたりにかかる力は何gですか。

同じ直方体(1200g)の3通りの置き方A下の面:10×20=200cm²高さ5cmB下の面:5×20=100cm²高さ10cmC下の面:5×10=50cm²高さ20cm

とき方

  1. A置き:1200 ÷ 200 = 1cm²あたり6g
  2. B置き:1200 ÷ 100 = 1cm²あたり12g
  3. C置き:1200 ÷ 50 = 1cm²あたり24g
  4. 圧力の比は 6 : 12 : 24 = 1 : 2 : 4
  5. 一番へこむのは、一番せまい面を下にしたC置き
例題 2:穴から飛び出す水のいきおい

水を入れた容器の横に、水面からの深さ5cm(穴A)・10cm(穴B)・15cm(穴C)の3つの穴をあけました。 一番いきおいよく水が飛び出すのはどの穴ですか。また、穴Cの水圧は穴Aの何倍ですか。

深い穴ほど強い水圧で水が飛び出す水面穴A(深さ5cm)穴B(深さ10cm)穴C(深さ15cm)

とき方

  1. 水圧は水面からの深さに比例する
  2. 深さの比は、穴A : 穴B : 穴C = 5 : 10 : 15 = 1 : 2 : 3
  3. 水圧の比もそのまま 1 : 2 : 3
  4. 一番いきおいよく飛び出すのは穴C。穴Cの水圧は穴Aの 15 ÷ 5 = 3倍
例題 3:スキー板はなぜしずまない?

体重40kg(40000g)の人が雪の上に立ちます。 長ぐつのときは雪にふれる面積が両足で400cm²、スキー板をはくと両足で4000cm²です。 それぞれ雪1cm²あたりにかかる力は何gですか。

面積が10倍 → 圧力は10分の140000g長ぐつ400cm²:深くしずむ40000gスキー板4000cm²:しずみにくい

とき方

  1. 長ぐつ:40000 ÷ 400 = 1cm²あたり100g
  2. スキー板:40000 ÷ 4000 = 1cm²あたり10g
  3. スキー板の圧力は長ぐつの 10分の1。だから雪にしずみにくい

📝 計算のコツまとめ

  • 固体の圧力 → 「力(g) ÷ 面積(cm²)」で1cm²あたりの力にそろえてくらべる
  • 水圧 → 深さの比が、そのまま水圧の比になる(深さに比例)
  • 「同じ重さで圧力を変えたい」ときは面積を変えるのがポイント
  • 置き方の問題では、まず下の面の面積を計算してから割り算する
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圧力とはどんなものを表す言葉?