カテゴリー
🧪水溶液と気体
🔬実験器具
🔋電気
🌱植物
🐛動物
🫀人体
🌤️天気の変化
🌍地球と宇宙
🌋大地の変化
♻️環境
物の燃え方
金属の燃焼
🔥 基本のしくみ

基本のしくみ

紙や木だけでなく、金属(きんぞく)も燃えるって知ってた? マグネシウムという銀色の金属は、まぶしいほど明るい光を出して燃えるんだよ!

マグネシウムを燃やしてみよう

まぶしい光を出して燃える!マグネシウムのこな(銀色)加熱(かねつ)酸化マグネシウム(白色のこな)重さは燃やす前より増えている!

銀色のマグネシウムのこなを皿にのせて強く熱すると、空気中の酸素(さんそ)と むすびついて、白色のこなに変わるんだ。この白いこなを 酸化(さんか)マグネシウムというよ。物が光や熱を出しながら、 はげしく酸素とむすびつく変化が燃焼(ねんしょう)だよ。

金属が燃えるときの変化

マグネシウム + 酸素 → 酸化マグネシウム(白色)

鉄(てつ) + 酸素 → 酸化鉄(黒色)

スチールウール(鉄)も燃える

鉄のかたまり(くぎなど)は、熱してもなかなか燃えないよね。でも、細い糸のように加工した スチールウールなら、パチパチと火花を散らして燃えるよ。 細くすると空気(酸素)にふれる面積が大きくなるからなんだ。 燃えたあとは黒っぽくなって、もろくなり、電気も通さなくなる(金属の性質を失う)よ。

ここが最重要!金属の燃焼では二酸化炭素が出ない

金属には炭素(たんそ)がふくまれていないから、燃えても 二酸化炭素(にさんかたんそ)はできない。 スチールウールを集気びんの中で燃やしても、石灰水(せっかいすい)は白くにごらないよ。 そのかわり、むすびついた酸素の分だけ燃えたあとの重さが増えるんだ。

🔥 物の燃え方金属の燃焼

基本のしくみ

紙や木だけでなく、金属(きんぞく)も燃えるって知ってた? マグネシウムという銀色の金属は、まぶしいほど明るい光を出して燃えるんだよ!

マグネシウムを燃やしてみよう

まぶしい光を出して燃える!マグネシウムのこな(銀色)加熱(かねつ)酸化マグネシウム(白色のこな)重さは燃やす前より増えている!

銀色のマグネシウムのこなを皿にのせて強く熱すると、空気中の酸素(さんそ)と むすびついて、白色のこなに変わるんだ。この白いこなを 酸化(さんか)マグネシウムというよ。物が光や熱を出しながら、 はげしく酸素とむすびつく変化が燃焼(ねんしょう)だよ。

金属が燃えるときの変化

マグネシウム + 酸素 → 酸化マグネシウム(白色)

鉄(てつ) + 酸素 → 酸化鉄(黒色)

スチールウール(鉄)も燃える

鉄のかたまり(くぎなど)は、熱してもなかなか燃えないよね。でも、細い糸のように加工した スチールウールなら、パチパチと火花を散らして燃えるよ。 細くすると空気(酸素)にふれる面積が大きくなるからなんだ。 燃えたあとは黒っぽくなって、もろくなり、電気も通さなくなる(金属の性質を失う)よ。

ここが最重要!金属の燃焼では二酸化炭素が出ない

金属には炭素(たんそ)がふくまれていないから、燃えても 二酸化炭素(にさんかたんそ)はできない。 スチールウールを集気びんの中で燃やしても、石灰水(せっかいすい)は白くにごらないよ。 そのかわり、むすびついた酸素の分だけ燃えたあとの重さが増えるんだ。

重さの比とグラフ

金属が燃えると、むすびついた酸素の分だけ重くなるよ。 この「重さの関係」こそ、入試の計算問題でいちばんよく出るところ。 3つの重さの比とグラフの読み方をマスターしよう!

ぜったいに覚える比

マグネシウム:酸素:酸化マグネシウム = 3:2:5

「3 + 2 = 5」になっているのがポイント。 燃やす前の金属の重さと、むすびついた酸素の重さをたすと、 燃えたあとの重さになる。当たり前だけど、これが計算の出発点だよ。

重さの関係を表にすると

マグネシウムむすびつく酸素できる酸化マグネシウム
0.3g0.2g0.5g
0.6g0.4g1.0g
0.9g0.6g1.5g
1.2g0.8g2.0g
比 3比 2比 5

どの行を見ても比は同じ。つまり、むすびつく酸素の重さは、 燃やす前のマグネシウムの重さに比例(ひれい)するんだ。 マグネシウムを2倍にすれば、酸素も酸化マグネシウムも2倍になるよ。

グラフで見てみよう

点線=燃やす前と同じ重さの線燃えたあとの重さ(酸化マグネシウム)むすびついた酸素 0.6g00.30.60.91.20.51.01.52.0燃やす前のマグネシウムの重さ〔g〕燃えたあとの重さ〔g〕

例えば、よこ0.9gのところから上にたどると、たて1.5gで青い線と交わるね。 増えた分の 1.5 − 0.9 = 0.6g が、むすびついた酸素の重さ。 たしかに 0.9:0.6:1.5 = 3:2:5 になっているよ。

グラフを読む3つのコツ

  1. 直線が方眼の交わる点をきれいに通るところを探して読む
  2. 燃えたあとの重さ − 燃やす前の重さ = むすびついた酸素と覚える
  3. 1つの点が読めたら、あとは比例の計算でどんな重さでも求められる

間違えやすいポイント

  • グラフのたてじくが「燃えたあとの重さ」なのか「むすびついた酸素の重さ」なのか、問題によってちがう。じくのラベルを最初に確認!
  • 酸素は目に見えない気体だけど、ちゃんと重さがある。「増えた重さ=酸素の重さ」を忘れずに。

比較して覚えよう

「何とくらべるか」で整理すると、金属の燃焼はぐっと覚えやすくなるよ。 紙や木とのちがいと、金属どうしのちがいの2つの視点でくらべよう!

くらべ①:金属の燃え方 vs 紙・木の燃え方

くらべること金属(マグネシウム・鉄)紙・木・ろうそく
燃え方炎(ほのお)を出さず、光や火花を出して燃える炎を出して燃える
できる物酸化物(固体のこな)二酸化炭素と水蒸気(気体)、灰
石灰水変化しない白くにごる
燃えたあとの重さ増える(酸素がくっつくから)軽くなる(気体が空気中へ出ていくから)

くらべ②:金属どうしの燃え方

マグネシウム

まぶしい白い光を出して、はげしく燃える。あとには白色の酸化マグネシウムが残る。

鉄(スチールウール)

火花を出して燃え、黒っぽい酸化鉄になる。かたまりの鉄は燃えない(空気にふれる面積が小さいから)。

銅(どう)

光も炎も出さず、加熱するとおだやかに酸素とむすびついて黒色になる。くわしくは「さびと燃焼」で学ぶよ。

くらべ③:銅とマグネシウム、酸素をそろえてくらべる

銅は「銅:酸素=4:1」、マグネシウムは「マグネシウム:酸素=3:2」の割合で酸素とむすびつくよ。 酸素の数字を同じ「2」にそろえると、2つの金属を直接くらべられるんだ。

金属の重さ酸素の重さ824:1 の両方を2倍して 8:2 にするマグネシウム323:2 はそのまま使える銅:マグネシウム = 8:3

つまり、同じ重さの酸素を使うなら、銅なら8、マグネシウムなら3の重さがむすびつく。 逆にいえば、同じ重さの金属なら、マグネシウムのほうがずっと多くの酸素とむすびつくんだ。

入試によく出るQ&A

Q. 同じ重さの銅とマグネシウムを十分に燃やすと、あとの重さはどちらが重い?

A. マグネシウム。同じ重さなら、マグネシウムのほうが多くの酸素とむすびつくから。 たとえば3gずつなら、マグネシウムは5gになるけど、銅は3.75gにしかならないよ。

Q. 使い捨てカイロは、なぜあたたかくなるの?

A. 中に入っている鉄のこなが、空気中の酸素とゆっくりむすびつくときに熱を出すから。 袋を開けると空気にふれて、反応が始まるしくみだよ。

Q. 鉄のくぎは燃えないのに、スチールウールが燃えるのはなぜ?

A. 鉄を細い糸のようにすると、空気(酸素)にふれる面積が大きくなるから。 物が燃えるには酸素とふれあうことが必要なんだ。

実験で理解しよう

金属を燃やす計算問題に、例題でチャレンジしよう。 使う道具は「3:2:5」の比グラフの読み取り。 解き方のステップをまねすれば、入試レベルの問題も解けるようになるよ!

計算で使う2つのきまり

  • マグネシウム3gを十分に加熱 → 酸化マグネシウム5g(マグネシウム:酸素:酸化マグネシウム=3:2:5)
  • 銅4gを十分に加熱 → 酸化銅5g(銅:酸素:酸化銅=4:1:5)
例題 1:グラフを読み取る

マグネシウムのこなの重さをいろいろ変えて、それぞれ十分に加熱しました。 下のグラフは、燃やす前の重さと燃えたあとの重さの関係です。
(1) マグネシウム1.2gを燃やすと、できる酸化マグネシウムは何g?
(2) このときむすびついた酸素は何g?

00.30.60.91.20.51.01.52.0燃やす前のマグネシウムの重さ〔g〕燃えたあとの重さ〔g〕

とき方

  1. よこじくの1.2gから上にたどると、たてじくの2.0gで直線と交わる → 酸化マグネシウムは 2.0g
  2. 増えた分がむすびついた酸素だから、2.0 − 1.2 = 0.8g
  3. 答え:(1) 2.0g (2) 0.8g (1.2:0.8:2.0 = 3:2:5 になっていることも確かめよう)
例題 2:比で計算する

マグネシウム2.4gを十分に加熱しました。
(1) むすびつく酸素は何g? (2) できる酸化マグネシウムは何g?

とき方

  1. マグネシウム:酸素 = 3:2。まず「比の1つ分」を求める → 2.4 ÷ 3 = 0.8
  2. 酸素は比の2つ分 → 0.8 × 2 = 1.6g
  3. 酸化マグネシウムは比の5つ分 → 0.8 × 5 = 4.0g(2.4 + 1.6 = 4.0 とたし算でもOK)
  4. 答え:(1) 1.6g (2) 4.0g
例題 3:混合物(こんごうぶつ)を解く

銅とマグネシウムのこなを混ぜた物10gを十分に加熱したら、燃えたあとの重さは14.0gになりました。 混ぜた物の中に、マグネシウムは何gあった?

とき方(「ぜんぶ銅だったら」と考えるつるかめ算)

  1. 1gの銅からは 5/4g(=1.25g)の酸化銅、1gのマグネシウムからは 5/3g(約1.67g)の酸化マグネシウムができる
  2. もし10gがぜんぶ銅だったら → 10 × 5/4 = 12.5g になるはず
  3. 実際は14.0gだから、12.5gより 14.0 − 12.5 = 1.5g 重い
  4. 銅1gをマグネシウム1gに入れかえるごとに、あとの重さは 5/3 − 5/4 = 20/12 − 15/12 = 5/12g ずつ増える
  5. だからマグネシウムは 1.5 ÷ 5/12 = 1.5 × 12/5 = 3.6g
  6. 答え:3.6g

確かめ:マグネシウム3.6g → 6.0g、銅6.4g → 8.0g。合わせて14.0gでピッタリ!

計算のコツまとめ

  • マグネシウムの問題 → 3:2:5 の「比の1つ分」を最初に求める
  • グラフの問題 → 方眼の交わる点を読み、「あと − 前 = 酸素」
  • 混合物の問題 → 「ぜんぶ〇〇だったら」と仮定して、実際との差を1gあたりの差で割る(つるかめ算)
0 / 9
Q1 / 9
マグネシウムのこなを強く熱すると、どうなる?