Notion CLI(ntn)の中身を確認した — デスクトップアプリの代わりにはならない

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Notion CLI(ntn)の中身を確認した — デスクトップアプリの代わりにはならない

curl -fsSL https://ntn.dev | bash で入る Notion CLI、ntn の中身を確認した。結論から書くと、API を叩く・Workers を作るための CLI であって、Notion デスクトップアプリの代わりにはならない。ZIP エクスポートして展開する作業の代替には使える。

きっかけ

タイムラインで ntn のインストールスニペットを見かけた。

Install ntn, the Notion CLI. It brings the entire Notion API to your terminal, plus everything you need to build and deploy Workers. Built for humans and coding agents alike.

「Notion をダウンロードしてきて ZIP 展開、みたいなのが全部不要になるのか?」と気になったので、何ができるツールなのか確認した。

ntn は何ができるか

公式と関連ドキュメントを読むと、以下ができる。

  • ntn login でワークスペース認証
  • Notion API を直接叩く(インライン JSON 組み立て+シェル補完つき)
  • Markdown ファイルから Notion ページを生成
  • 画像・PDF など静的アセットのアップロード
  • Workers のビルドとデプロイ(DB シンク、エージェントツール、Webhook トリガー等)
  • AI エージェント向けの Notion skill 追加

インストーラは OS とアーキ(macOS/Linux、x64/ARM)に応じたバイナリを取得して /usr/local/bin に置く。

「ZIP 展開不要」になるか?への答え

スクリプトでページのデータを取り出す用途なら Yes。

これまで「ワークスペースを ZIP でエクスポート → 展開 → Markdown を処理」というルートで取り出していたデータは、API で直接叩いて取れる形に置き換わる。ntn は Markdown → ページ生成もサポートしているので、逆方向(手元の Markdown を Notion に流し込む)も同じ CLI で完結する。

ただし注意点が 2 つある。

1. ページを「読む」用途では代替にならない

ntn は GUI ではない。ページを目で読みたい・編集したいなら、Notion デスクトップ/Web は引き続き必要になる。CLI からページ本文を見たければ ntn api で JSON を取って自分でレンダリングする世界だ。

2. Workers 運用にはプラン要件がある

CLI 本体は全プランで使える。ただし Workers のデプロイ・管理は Business / Enterprise プラン限定。スクリプトから API を叩くだけならどのプランでも問題ない。

このリポジトリ的にどう使えそうか

このサイト(mdx-playground)は Markdown コンテンツ管理が主軸なので、相性は悪くない。考えられるパイプライン:

  • Notion でドラフトを書く → ntn で API 経由で取得 → apps/web/content/{日付}/ 配下に MDX として流し込む
  • 逆方向:手元の MDX を ntn で Notion ページ化して、共有・コメント収集に使う

ただ、いまの執筆動線(手元で MDX を書く+VOICEVOX 読み上げ+/make-diary 等のスキル)と比較したとき、Notion を間に挟むメリットがどこにあるかは別の話。書く場所を増やすと書かなくなるので、いまのところは「API で外部から MDX に取り込めるルートが増えた」程度の認識にとどめておく。

まとめ

  • ntn は Notion API を叩く CLI+Workers のビルド/デプロイツール
  • デスクトップアプリの代わりにはならない(閲覧/編集 UI ではない)
  • ZIP エクスポートしてから Markdown を整形する作業の代替としては使える
  • Markdown → ページ生成も逆方向もサポートしているので、双方向の橋渡しに向く
  • Workers 運用は Business / Enterprise プラン限定。CLI 本体は全プランで使える

参考リンク: