Claude Code の日記生成コマンドの閉ループ化と Workers 移行、2本の計画を見送った記録
Claude Code の日記生成コマンドの閉ループ化と Workers 移行、2本の計画を見送った記録
この日、計画を閉じてほしいと Claude Code に頼んだのは2回だった。 1本目は、毎朝回している日記生成コマンド(/make-diary)を閉ループにする計画。 2本目は、同じコマンドが取ってくるデータの一部を Cloudflare Workers に外出しする計画。 どちらも Codex のレビューを通し、判断事項を選ぶフォームが Chrome に開いたところで止めた。
出力を小さくする設定を探す
発端は、10月9日分の日記を作った /make-diary が最後まで通った直後の質問だった。 応答を可能な限り小さくするスラッシュコマンドがあったはずだ、思考の過程を非表示にするやつ、と聞いた。
Claude Code に自作のコマンドとスキルを探させたが、出力を短くするものは見つからなかった。
探した場所は ~/.claude の commands、skills、output-styles である。
公式ドキュメントも確かめさせた結果、応答を短くするのは /output-style concise だと分かった。
思考の過程を消すコマンドは、公式ドキュメントでは見つからなかった。
自分は、Concise はたぶん今も効いていると思っていた。 ところが、以前に設定したはずのものは設定ファイルにも過去の記録にも見当たらず、Concise も今は有効になっていない可能性が高いという。 見てみると、出力スタイルはデフォルトになっていた。 それなら Concise でいい、と切り替えてもらった。
"outputStyle": "Concise"
保存先は mdx-playground の .claude/settings.local.json なので、効くのはこのリポジトリだけになる。
ほかのリポジトリでも使うなら ~/.claude/settings.json に足せば全体に効く、と提案された。
このセッションのログに残っている範囲では、全体へは足していない。
「Agent で閉ループ化できない?」
そのあと、家族向けの LINE 通知に目標株価の行を足す改修を頼んだ。 dry-run の結果が返ってきたところで、2つ投げかけた。
ひとつは、これって Agent で閉ループ化できないか、という問い。 もうひとつは、データの持ち方の話だった。 データは、TypeScript の静的データで持つのをやめて、データベースに保持するように変えてある。 それなら Cloudflare の Workers などに一部を移し替えることも、もうできる気がしてきた。 ちょっとずつ進めませんか、と。
LINE の送信とコミットを先に済ませてもらってから、話を /make-diary に戻した。 LINE に限らず、mdx-playground の make-diary コマンドの話だ、と言いかけて気づいた。 自分で持ち出した「閉ループ化」の意味を、厳密には分かっていなかった。
Claude Code の説明はこうだった。 閉ループ化とは、結果を自分で確かめて、ずれていたら直し、もう一度確かめるところまでを、人を挟まずに回す仕組みのこと。 制御工学の用語から来ている。 開ループは、実行したら終わりで、うまくいったかは人が見て判断する。 今朝の LINE がそれで、表示は自分が見るまで分からなかった、という例が添えてあった。
開いたままより、閉じたほうが嬉しい。 そう返して、計画書を書いてもらうことにした。
1本目は判断フォームの前で閉じた
make-diary を閉ループにする計画書を Claude Code に書かせた。 Codex のレビューは、2回目で「致命的な指摘なし」になった。 計画書を HTML にして、判断3件をボタンで選ぶフォームを Chrome の前面タブに開いてもらった。
それを見て、やっぱり一旦なしでいいや、と思った。
このときは理由を添えずに、計画を閉じてもらっている。
計画書の状態は dropped、終了日は10月10日になった。
ファイルは消していないので、再開するときは判断3件から始められる。
Workers への外出しを、もう一度持ち出す
8時台のセッションで、同じ朝に投げかけたもう一方の話を持ち出した。
/make-diary は、チェーンに組み込んだほかのスラッシュコマンドを呼んで統計データなどを取ってくる。 Claude Code のセッション履歴はローカルにしかないので、手元で読むしかないと思う。 ただ、統計データのように取ってくるだけのものなら、Workers に置こうと思えば置けるものがたぶん今でもある。 前にその計画を作ったと思う、とも添えた。
そこで、毎朝の /make-diary で確認する形を提案した。 Workers で実行して、エラーだったかどうか、エラーならどんなエラーかを見る。 エラーなら改めて手元で実行し、エラーでなければ結果を取り込んで確かめる。
Claude Code には Cloudflare 側の実際の状態を確かめさせ、並行して調査役のサブエージェントを2本走らせた。
1本は統計のチェーン、もう1本は統計以外のチェーンの担当である。
統計データの stat_points は stage 列を持ち、改定履歴を stat_revisions に積む追記型だった。
統計側は、純関数の層に Node への依存が無いことを手元でも確かめてもらった。
調査がそろったところで計画書を書かせ、svg-diagram スキルで図解も入れさせた。 図は機械検証にかけ、Codex は再レビューで承認を出した。
開いたのは別セッションのフォームだった
決裁フォームを立てたら、開いたのは別のページだった。 8901番ポートを、別セッションの決裁フォームが使っていた。 そのタブを閉じ、空いていた8917番で立て直してもらった。 判断事項は、ここでも3件だった。
「めんどくさい」で2本目も閉じた
フォームを前にして、変更してなにか確認したりするのがめんどくさくなった。 これも一旦閉じてもらった。 またやるかもしれないが、一旦。
状態は「見送り」(dropped)、閉じた日は2026-10-10。
再開するときの手順は「決裁3件から」と書いてあり、計画書の中身も残っている。
見送りの理由は、自分の言葉で伝えて書き直してもらった。 とりあえず今動いているから、もう一旦これでいいや。 ほかにやることを見つけてしまった。 計画書には「今の仕組みで動いているので当面これで足りる。ほかに優先したい作業ができた」と入っている。
閉じた計画に残したもの
2本とも、計画書を書いて Codex に通すところまでは Claude Code に進めさせた。 続けるかどうかは、判断フォームを前にして自分が決めた。
閉じるときに消したものはない。
状態を dropped にし、閉じた日と、再開するなら判断3件から始めることを書き残した。
2本目には「今動いているから」という見送りの理由も入れてある。
Claude Code からは、9月25日の計画は「進行中」のまま触っていないと報告があった。 同じ理由で閉じるかどうかは、このセッションでは決めていない。