GEOMETRY · 図形の性質

なぜ多角形の外角の和は 360° なのか?

外角を頂点から切り取って1点に集めると、ぐるっと一周して ちょうど360° になります。これが「外角の和=360°」のシンプルな証明です。

外角を中心へ寄せる0%
正4角形4 × 90° = 360°
正6角形6 × 60° = 360°
正8角形8 × 45° = 360°
正10角形10 × 36° = 360°

なぜ360°になるのか

外角とは、多角形の1つの辺を延長したときにできる角のこと。多角形の各頂点で外角を1つずつ作ると、合計 n個 の外角ができます。

💡 直感的な理解

多角形の辺に沿って1周歩くことを想像してください。頂点に来るたびに、外角の分だけ体の向きを変えますよね。スタート地点に戻ったとき、あなたは ちょうど1周=360° 回転しているはずです。その回転の合計が、外角の和そのものなのです。

式で確認

各頂点で「内角 + 外角 = 180°」が成り立つので、n個の頂点すべてで足すと:

(内角の和) + (外角の和) = 180° × n

n角形の内角の和は 180°×(n−2) なので、両辺を整理すると:

外角の和 = 180°×n − 180°×(n−2) = 360°

※ この教材では凸多角形を扱っています。頂点の数 n によらず、答えはいつも360°です。

スライダーをドラッグすると、4つの図形の外角が同時に中心へ寄ります