決算ビート銘柄スキャン(2026-10-08): HELE の調整後EPSが予想を58%上回り、通年ガイダンスも引き上げ

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24時間決算ビートスキャン(2026-10-08〜2026-10-09)

ビート&レイズ銘柄(ガイダンスがコンセンサスを5%以上上回ったもの): 1件

  • HELE(Helen of Troy): Q2の調整後EPSがコンセンサス比+58.0%。通年の調整後EPSガイダンスを $3.60〜4.15 に引き上げ、中央値はコンセンサス比+9.2%。ただし、通年の売上高ガイダンスはコンセンサスをわずかに下回り、EPSの引き上げには関税の還付が効いている

HELE は 2026-10-08 の寄り付き前に決算を発表し、SEC EDGAR で同日提出の 8-K(決算リリース添付)を確認した。実績とガイダンスの数値は決算リリースから取り、通年のコンセンサスは金融データサービスA(2026-10-09 取得)の値を使った。Q2 の実績のコンセンサスは x-search で集めた投稿の値である(金融データサービスAの「直近の四半期」が、すでに次の四半期に切り替わっていたため)。

HELE Helen of Troy — Q2のEPSが予想を6割上回り、通年EPSガイダンスも引き上げ

Helen of Troy は、キッチン用品の OXO、水筒の Hydro Flask、アウトドア用バッグの Osprey などを持つ米国の消費財メーカー。事業は「Home & Outdoor」と、体温計・ヒーター・浄水器・ヘアケア製品などの「Beauty & Wellness」の2部門に分かれる。今回は Home & Outdoor が伸び、米国の関税の還付で利益が押し上げられた。

HELEの決算。Q2 FY2027の売上高は4億4090万ドルでコンセンサス4億4230万ドルを0.3%下回った。通年の売上高ガイダンス中央値17億9500万ドルはコンセンサス18億1140万ドルを0.9%下回った。Q2の調整後EPSは0.79ドルでコンセンサス0.50ドルを58.0%上回り、通年の調整後EPSガイダンス中央値3.875ドルはコンセンサス3.55ドルを9.2%上回った
図1: HELEはQ2の調整後EPSが予想を58%上回り、通年EPSガイダンスもコンセンサスを9%上回る水準に引き上げた
  • 決算発表: 2026-10-08 寄り付き前(Q2 FY2027・6〜8月期)
  • 売上高は前年同期比+2.1%。Home & Outdoor が+9.2%($227.9M)、Beauty & Wellness が-4.5%($213.0M)。CEO は「売上は想定どおりで、調整後EBITDAと調整後EPSは想定を上回った。関税の還付の正味の寄与を除いても上回った」と述べている
  • 粗利率は52.2%で、前年同期から8.0ポイント改善した。うち約5.6ポイントは関税の還付(関税コストの増加を差し引いた後)によるもの。GAAPの希薄化後EPSは $0.19
  • Q2の関税の還付は税引前で $26.9M。そのうち約 $23M をブランドなどへ再投資し、正味の寄与は EPS で約 $0.12
  • FY2027 ガイダンス: 調整後EPS $3.60〜4.15(前回 $3.25〜3.75)、調整後EBITDA $203〜210M(前回 $190〜197M)、営業キャッシュフロー $163〜179M(前回 $119〜130M)、フリーキャッシュフロー $120〜140M(前回 $85〜100M)。売上高は $1.768〜1.822B で、前回の $1.759〜1.831B からレンジを狭めただけで引き上げてはいない
  • 通年の調整後EPSガイダンスには、関税の還付(再投資の後)の寄与 $0.30〜0.45 が含まれている。これを差し引くと中央値は $3.50 前後になり、コンセンサス($3.55)とほぼ並ぶ。引き上げ幅の多くは還付によるものと読める
  • 期末の純有利子負債倍率の目標を3.2倍以下から2.7倍以下に引き下げた
  • 次四半期のガイダンスは開示していない
  • 株価は寄り付き後に前日比+25%($31.94)まで上げたあと、上げ幅の大半を失い、前日比+3.9%($26.55)で引けた

Source: → 実績とガイダンスの要約(@RedCandleRx) / → 関税還付の寄与とキャッシュフローの整理(@KryptonCGO) / → ビート&レイズの速報(@EPSGUID) / → 決算リリース(SEC EDGAR 8-K)

除外メモ

  • PKE(Park Aerospace): 2026-10-08 の引け後に発表(8-K で確認)。EPS $0.21 は投稿で引かれたコンセンサス $0.16〜0.17 を2〜3割上回り、売上高 $20.8M も上回ったが、決算リリースに数値ガイダンスは無い。時価総額の小さい銘柄で、実績の上回り幅も極端とまでは言えないため除外
  • BYRN(Byrna Technologies): 2026-10-08 の寄り付き前に発表。赤字が予想より小さかったが、売上高は予想を約6%下回り、ガイダンスの引き上げも無いため除外
  • ANGO(AngioDynamics): 2026-10-08 の寄り付き前に発表。赤字が予想より小さかったが、売上高はほぼ予想並みで、通年ガイダンスも据え置き(コンセンサス並み)のため除外
  • PEP(PepsiCo): 2026-10-08 の寄り付き前に発表。EPS の上回り幅が5%に届かず、通年のコア EPS の伸び率の見通しを引き下げたとされるため除外
  • TLRY / NG / ODC: 2026-10-08 に発表。未達、または上回り幅が基準に届かないとされるため除外
  • DAL / HOVR: 2026-10-09 の寄り付き前に発表予定で、スキャン時点(日本時間 10/9 朝)ではまだ発表されていない
  • NVDA / MU / SNDK: /check-earnings の別ルートで取り込み済みのため、本スキャンでは常に除外

Source: → 10/8 の決算の反応のまとめ(@Joshuatrader1) / → 10/8 引け後・10/9 寄り付き前の決算カレンダー(@OpenOutcrier) / → PKE の実績の速報(@wallstengine)

注意

  • HELE の実績とガイダンスの数値は、決算リリース(SEC EDGAR の 8-K 添付資料)から取った。株価の終値と日中の高値は金融データサービスBの日足による
  • 通年のコンセンサスは金融データサービスA(2026-10-09 取得)の値。取得時点で次の四半期に切り替わっていたので、決算発表を受けてすでに一部が修正されている可能性がある。発表前の通年の調整後EPSのコンセンサスを $3.41 とする投稿もあり、それと比べると引き上げ後の中央値は+13.6%になる
  • Q2 の実績のコンセンサス(売上高 $442.3M、調整後EPS $0.50)は、X(Twitter)の投稿を x-search(Grok)で集約した値で、投稿によって数字が割れることがある
  • x-search は Grok の要約なので、最終確認は各社 IR の決算リリース本文で行うこと
  • 検索期間は 2026-10-08〜2026-10-09
#決算#決算ビート#HELE