決算ビート銘柄スキャン(2026-10-06): PENG が通年EPSガイダンスで予想を3割上回る、APOG・LW もビート&レイズ

開発financial-data

24時間決算ビートスキャン(2026-10-06〜2026-10-07)

ビート&レイズ銘柄(ガイダンスがコンセンサスを5%以上上回ったもの): 3件

  • PENG(Penguin Solutions): FY2027の調整後EPSガイダンスがコンセンサス比+31.8%、売上高ガイダンスが+9.8%。Q4の調整後EPSも+29.5%。株価は時間外で上げたとする投稿が多い
  • APOG(Apogee Enterprises): FY2027の調整後EPSガイダンス中央値がコンセンサス比+11.7%(売上高は+3.7%)。Q2の調整後EPSは予想のほぼ2倍。株価は通常取引で+12.2%
  • LW(Lamb Weston): FY2027の調整後EPSガイダンス中央値がコンセンサス比+6.2%。Q1の調整後EPSは+27.1%。株価は通常取引で+7.5%

ガイダンスはコンセンサス並みだが、実績が大幅ビート: 1件

  • NEOG(Neogen): Q1の調整後EPSが+50.0%、売上高が+7.0%。通年の売上高ガイダンスは引き上げたが、コンセンサス比では+0.5%にとどまる

4社とも2026-10-06に決算を発表し、SEC EDGARで同日提出の8-K(Item 2.02)を確認した。APOGとLWは寄り付き前、PENGとNEOGは引け後の発表。数値は各社の決算リリース(8-Kの添付資料)から取り、コンセンサスは金融データサービスA(2026-10-07 取得)の値を使った。発表済みの四半期のコンセンサスが金融データサービスAで取れなかった銘柄は、x-search で多く引用された値を使い、その旨を各節に書いた。

PENG Penguin Solutions — 通年のEPSガイダンスがコンセンサスを3割上回る

Penguin Solutions(旧SMART Global Holdings)は、AIデータセンター向けの計算基盤の構築・運用(AI Infrastructure)と、サーバー向けのメモリモジュール(Memory)を2本柱にする会社。今回は両事業がAIデータセンター需要で伸び、Q4の売上高が前年同期比+68%と過去最高になった。

PENGの決算。Q4 FY2026の売上高は5億6670万ドルでコンセンサス5億2100万ドルを8.8%上回り、FY2027の売上高ガイダンス中央値24億3000万ドルはコンセンサス22億1200万ドルを9.8%上回った。Q4の調整後EPSは1.00ドルでコンセンサス0.77ドルを29.5%上回り、FY2027の調整後EPSガイダンス4.45ドルはコンセンサス3.38ドルを31.8%上回った
図1: PENGは実績・通年ガイダンスともコンセンサスを上回り、通年のEPSガイダンスは3割上振れた
  • 決算発表: 2026-10-06 引け後(Q4 FY2026・6〜8月期)
  • Q4のGAAPの希薄化後EPSは$1.29、非GAAPの粗利率は28.8%。通年(FY2026)の売上高は$1.73B(前年比+26%)
  • FY2027ガイダンス: 売上高は前年比+40%(±10ポイント、中央値で約$2.43B)、非GAAPの粗利率28%(±2%)、非GAAPの営業費用$275M(±$10M)、調整後EPS $4.45(±$0.70)。前回(Q3の決算説明会)に示した「売上高・EPSとも約+30%」の見通しから引き上げた
  • コンセンサスは、金融データサービスAで次の期がまだ「4Q 2026」のままだったため、通年は「FY 2027」の値(売上高$2,212M、調整後EPS $3.38)と比べた
  • 同じ日に、Stephen Cumming氏を新しいCFOに迎えると発表した
  • 株価の反応は、時間外で+4%〜+11%と投稿によって幅がある。メモリ事業が+158%伸びたとする投稿もあるが、決算リリースでは確認していない

Source: → 実績とコンセンサスの速報(@TheValueist) / → 通年ガイダンスとコンセンサスの比較(@AsherYang123) / → ビート&ガイダンス上振れの判定(@EPSGUID) / → 決算リリース(SEC EDGAR 8-K)

APOG Apogee Enterprises — Q2のEPSが予想のほぼ2倍、通年ガイダンスを引き上げ

Apogee Enterprisesは、ビルの外装に使うアルミ枠・ガラス・カーテンウォールなどの建材と、その施工サービスを手がける会社。高機能コーティング材の事業も持つ。今回は値上げと生産性の改善が利益を押し上げ、買収した Kalwall(採光パネル)が売上に加わった。

APOGの決算。Q2 FY2027の売上高は3億9110万ドルでコンセンサス3億5950万ドルを8.8%上回り、FY2027の売上高ガイダンス中央値14億8000万ドルはコンセンサス14億2700万ドルを3.7%上回った。Q2の調整後EPSは1.17ドルでコンセンサス0.59ドルを98.3%上回り、FY2027の調整後EPSガイダンス中央値3.20ドルはコンセンサス2.87ドルを11.7%上回った
図2: APOGはQ2のEPSが予想のほぼ2倍で、通年のEPSガイダンスもコンセンサスを1割超上回った
  • 決算発表: 2026-10-06 寄り付き前(Q2 FY2027・6〜8月期)
  • 売上高は前年同期比+9.2%。うち$16.4Mは Kalwall の買収によるもので、数量は減った。粗利率は24.6%で1.5ポイント改善。GAAPの希薄化後EPSは$1.07(前年同期$1.10)
  • FY2027ガイダンス: 売上高$1.46〜1.50B(前回$1.38〜1.43B)、調整後EPS $3.00〜3.40(前回$2.70〜3.25)。調整後の実効税率は約26%。引き上げには Kalwall と Groglass の2件の買収の寄与が含まれる
  • Q2のコンセンサスは、金融データサービスAがすでに次の四半期へ切り替わっていたため、x-search で多く引用された値(売上高$359.5M、調整後EPS $0.59)を使った。EPSの予想は$0.59〜0.64と投稿によって割れ、担当アナリストが2〜4人と少ない
  • 株価は通常取引で+12.2%(終値$40.00、金融データサービスBの値)。寄り付き直後は+20%近くまで上げ、その後上げ幅を縮めたとされる

Source: → 実績・ガイダンスと買収の寄与の整理(@StockHunterHQ) / → EPSの上振れの速報(@tradersean_nyc) / → 当日の値動き(@ZachMorgan632) / → 決算リリース(SEC EDGAR 8-K)

LW Lamb Weston — Q1のEPSが予想を3割近く上回り、通年ガイダンスを引き上げ

Lamb Westonは、冷凍のフライドポテトなどジャガイモ加工品の世界大手。ファストフードチェーンなど外食向けが主力で、北米と海外(欧州・中東・アジアなど)の2部門で展開する。今回は北米で販売数量が伸び、費用削減も効いた一方、欧州は苦戦が続いている。

LWの決算。Q1 FY2027の売上高は16億7030万ドルでコンセンサス16億5000万ドルを1.2%上回った。Q1の調整後EPSは0.75ドルでコンセンサス0.59ドルを27.1%上回り、FY2027の調整後EPSガイダンス中央値3.20ドルはコンセンサス3.01ドルを6.2%上回った。通年の売上高ガイダンスは低い一桁台の増収で金額の開示はない
図3: LWはQ1のEPSが予想を3割近く上回り、通年のEPSガイダンスもコンセンサスを6%上回った
  • 決算発表: 2026-10-06 寄り付き前(Q1 FY2027・6〜8月期)
  • 売上高は前年同期比+1%。GAAPの希薄化後EPSは$0.21、調整後EBITDAは$286M
  • FY2027ガイダンス: 売上高は「低い一桁台の増収」(前回は0〜1%増)、調整後EBITDA $1.125〜1.215B(前回$1.10〜1.20B)、調整後EPS $3.05〜3.35(前回$2.95〜3.25)
  • 経営陣は、原材料と運賃で想定外のコスト上昇が続いているとしている。欧州・中東・アフリカの市場環境は厳しいまま
  • Q1のコンセンサスは、金融データサービスAがすでに次の四半期へ切り替わっていたため、x-search で多く引用された値(売上高$1.65B、調整後EPS $0.59)を使った
  • 株価は通常取引で+7.5%(終値$47.91、金融データサービスBの値)

Source: → 実績とガイダンスの整理(@Dracok_10x) / → ガイダンス引き上げの速報(@FillingFlow) / → ビートの判定(@EPSGUID) / → 決算リリース(SEC EDGAR 8-K)

NEOG Neogen — 実績は大きく上振れ、通年ガイダンスはコンセンサス並み

Neogenは、食品の安全検査(病原菌・アレルゲン・カビ毒の検査キットなど)と、家畜・動物向けの衛生用品や遺伝子検査を手がける会社。売上の7割強が食品安全部門。今回は食品安全部門の検査培地などが伸びた。

NEOGの決算。Q1 FY2027の売上高は2億2280万ドルでコンセンサス2億820万ドルを7.0%上回り、FY2027の売上高ガイダンス中央値8億8750万ドルはコンセンサス8億8320万ドルを0.5%上回った。Q1の調整後EPSは0.08ドルでコンセンサス0.05ドルを50.0%上回った。通年のEPSガイダンスは開示されていない
図4: NEOGはQ1の実績で予想を大きく上回ったが、通年の売上高ガイダンスはコンセンサス並み
  • 決算発表: 2026-10-06 引け後(Q1 FY2027・6〜8月期)
  • 売上高は前年同期比+6.5%、為替や売却事業を除くコア成長率は+8.1%。ただし会社は、コア成長率のうち約3ポイントは前年同期の販売代理店の在庫調整と受注のタイミングによる上乗せだとしている
  • GAAPでは純損失$11.9M(EPS -$0.05)。調整後EBITDAは$41.6M(マージン18.7%)
  • FY2027ガイダンス: 売上高$885〜890M(前回$880〜885M)、調整後EBITDA $181〜183M(前回$180〜182M)。EPSのガイダンスは出していない
  • EPSのコンセンサスは金融データサービスAで$0.053。基準が小さいため、上振れ率が大きく出ている
  • 株価の反応は、時間外で+8%〜+10%とする投稿が多い

Source: → 実績と時間外の反応(@Dracok_10x) / → 実績とガイダンスの整理(@KryptonCGO) / → ビート&レイズの判定(@EPSGUID) / → 決算リリース(SEC EDGAR 8-K)

除外メモ

  • STZ(Constellation Brands): 2026-10-06 の引け後に発表。EPSの上回り幅は約5%で境界線上、通年ガイダンスは据え置きで中央値がコンセンサスを下回るとされ、株価も売られたため除外
  • RPM(RPM International): 2026-10-06 の寄り付き前に発表。EPSの上回り幅が1〜3%程度で、売上高は未達とされるため除外
  • WS(Worthington Steel)/ SAR(Saratoga Investment): 2026-10-06 の引け後に発表したが、予想を下回ったとされるため除外
  • 2026-10-07 の寄り付き前に決算を発表する銘柄は無かった(決算カレンダーの投稿による)
  • NVDA / MU / SNDK: /check-earnings の別ルートで取り込み済みのため、本スキャンでは常に除外

Source: → 10/6 引け後と 10/7 寄り付き前の決算カレンダー(@eWhispers)

注意

  • 実績とガイダンスの数値は各社の決算リリース(SEC EDGAR の 8-K 添付資料)から取った。株価の反応とコンセンサスの一部は、X(Twitter)の投稿を x-search(Grok)で集約したもので、投稿によって数字が割れることがある
  • コンセンサスは金融データサービスA(2026-10-07 取得)の値。決算発表の直後は、通年のコンセンサスが一部のアナリストの予想修正を織り込み始めている可能性がある
  • 最終確認は各社 IR の決算リリース本文で行うこと
  • 検索期間は 2026-10-06〜2026-10-07
#決算#決算ビート#PENG#APOG#LW#NEOG