決算ビート銘柄スキャン(2026-10-01): NKE・MKCがEPSで予想を1割超上回る、ガイダンスの上方修正は0件

開発financial-data

24時間決算ビートスキャン(2026-10-01〜2026-10-02)

ビート&レイズ銘柄(ガイダンスがコンセンサスを5%以上上回ったもの): 0件

ガイダンス未確認・弱いがEPS/売上が大幅ビート: 2件

  • NKE(Nike): Q1 FY2027の調整後EPSが+10.5%。売上高は-1.0%で未達。FY2027の調整後EPSガイダンスはコンセンサス比-25.0%と大きく下回り、時間外で下げた
  • MKC(McCormick): Q3 FY2026の調整後EPSが+13.2%、売上高が+2.4%。通年ガイダンスは据え置きで、コンセンサスとほぼ同じ水準

2社とも2026-10-01に決算を発表し、SEC EDGARで同日提出の8-K(Item 2.02)を確認した。MKCは寄り付き前、NKEは引け後の発表。

NKE Nike — EPSは予想超え、通年のEPSガイダンスは予想を大きく下回る

Nikeは、スポーツシューズ・アパレルの世界最大手。卸売りと、自社の店舗・アプリで売る「Nike Direct」の2本立てで販売し、傘下にConverseを持つ。今回の決算では、北米が増収に戻った一方で、中華圏とConverse、Nike Directの落ち込みが目立った。

NKEの決算。Q1 FY2027の売上高は112億1000万ドルでコンセンサス113億2000万ドルを1.0%下回り、調整後EPSは0.48ドルでコンセンサス0.43ドルを10.5%上回った。FY2027の調整後EPSガイダンス中央値1.25ドルはコンセンサス1.67ドルを25.0%下回った
図1: NKEはQ1のEPSで予想を上回ったが、通年のEPSガイダンスはコンセンサスを大きく下回った
  • 決算発表: 2026-10-01 引け後(Q1 FY2027)
  • 売上高は前年同期比-4%(為替の影響を除くと-5%)。地域・事業別では、北米+2%(卸売り+9%)、中華圏-22%、Nike Direct-8%(デジタル-13%)、Converse-28%とする投稿が多い
  • 粗利率は42.8%で、前年同期から0.6ポイント改善。倉庫・物流費の減少による
  • FY2027ガイダンス: 売上高は「1桁台後半の減収」、調整後EPSは$1.15〜1.35(再編費用の約$0.15を除く)。売上高の見通しは前回の「1桁台前半〜半ばの減収」から引き下げたとする投稿がある
  • 2031年度までに累計約$2.5Bの費用削減を目指す新しい運営体制「Pace」を発表した。人員削減を中心に約$1Bの税引前費用を見込むとされる
  • EPSの上振れは売上ではなく費用削減によるもの、という指摘が複数ある
  • 株価は時間外で-4%〜-6%程度とする投稿が多い。2013年以来の安値水準まで下げたとする投稿もある

Source: → 元ポスト(@WOLF_Financial) / → 元ポスト(@itsToghrul) / → ガイダンス引き下げの整理(@rip_trader) / → 時間外の反応(@StockMKTNewz)

MKC McCormick — EPSは予想を1割超上回ったが、通年ガイダンスは据え置き

McCormickは、香辛料・調味料の世界最大手。家庭向けのスパイスやソースを売る消費者部門と、食品メーカーや外食チェーンに味付けを供給するフレーバー・ソリューション部門を持つ。今回の増収の大半は、連結に加えたMcCormick de Mexicoによるもので、既存事業の伸び(オーガニック成長率)は+1.9%にとどまった。

MKCの決算。Q3 FY2026の売上高は20億2500万ドルでコンセンサス19億7700万ドルを2.4%上回り、通年の売上高ガイダンス中央値78億6600万ドルはコンセンサス78億9500万ドルを0.4%下回った。Q3の調整後EPSは0.86ドルでコンセンサス0.76ドルを13.2%上回り、通年の調整後EPSガイダンス中央値3.09ドルはコンセンサス3.09ドルを0.1%上回った
図2: MKCはQ3のEPSで予想を1割超上回ったが、通年ガイダンスはコンセンサス並みで据え置いた
  • 決算発表: 2026-10-01 寄り付き前(Q3 FY2026)
  • 売上高は前年同期比+17.4%。数量・構成の寄与は-0.3%で、増収の大半は買収による
  • 粗利率は39.3%で、前年同期から1.9ポイント改善。GAAPのEPSは$0.36で、特別費用(約$0.50)により大きく減った
  • 通年(FY2026)ガイダンスは据え置き: 売上高の伸び+13〜17%(金額で$7.729〜8.003B)、オーガニック成長率+1〜3%、調整後EPS $3.05〜3.13
  • コスト上昇の見通しを6〜7%に引き上げ、Q4の利益率への逆風に触れたとする投稿がある
  • 株価は寄り付き前に+3.5%程度上げたが、引けでは-3%〜-4.9%程度で終えたとする投稿が多い
  • Q3のコンセンサスは x-search(投稿で多く引用された値)、通年のコンセンサスは金融データサービスAによる

Source: → 元ポスト(@Earnings_Time) / → 元ポスト(@LiveSquawk) / → 通年ガイダンスの整理(@CHItrader) / → 引けの反応(@TheMktEspresso)

除外メモ

  • AYI(Acuity): 2026-10-01 の寄り付き前に発表。調整後EPSは$5.77で、コンセンサスを$5.66とする投稿が多く、その場合の上回り幅は約2%で5%に届かない($5.27を基準に+9.5%とする投稿もあるが少数)。売上高は未達とされ、通年の会社予想とコンセンサスの比較も確認できなかったため除外
  • ACN(Accenture): 2026-10-01 の寄り付き前に発表。株価は大きく上げたとされるが、EPS・売上高とも上回り幅が5%に届かないため除外
  • BSET(Bassett Furniture)/ PRGS(Progress Software): 10/1 の値動きのまとめに名前が挙がったが、決算を詳しく伝える投稿が米東部 9/30 の夜に出ており、9/30 の引け後の発表と判断した。窓外のため除外
  • NVDA / MU / SNDK: /check-earnings の別ルートで取り込み済みのため、本スキャンでは常に除外

注意

  • 数値は X(Twitter)の投稿での言及範囲を x-search(Grok)で集約したもの。投稿によって数字が割れることがある
  • 最終確認は各社 IR の決算リリース本文で行うこと
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