2026年3月27日の開発日記
make-diaryコマンドが10セッション分のログから3/26の日記を吐き出した直後、ユーザーから「サービス名を伏せてほしい」と一言。そこから19ファイルの匿名化に追われ、合間にCPE単位申告の書籍レポートを3本仕上げ、散らかったExcelテンプレートのメモ群をディレクトリごと整理し直した一日。
今日やったこと
1. 日記の自動生成と同期タイミングの罠
make-diaryコマンドで3/26分の日記を自動生成した。claude-code-syncのログを読み込んで記事に変換する仕組みだが、sync-once.shの完了タイミングに引っかかった。最初に読んだ時点ではChrome拡張関連の10ファイルしか存在せず、後から同期されたファイルを丸ごと取りこぼした。
追加読み込みで対応したが、「同期完了を待ってから読む」というガードが必要だと気づいた。AutoHotKey + StreamDeck連携の記事も追加し、最終的に5セクション構成の日記に仕上がった。
2. 全コンテンツのサービス名匿名化
ユーザーから「会計ソフト名を伏せてほしい」との要望を受け、3/23から3/26までの日記、詳細記事、SVGファイルを対象に匿名化を実施した。
対応内容:
- 会計ソフトAのサービス名とそれに紐づくディレクトリ名・変数名を洗い出し
- 会計ソフトBについても同様に匿名表記へ置換
- 複数エージェントを並列で走らせてファイル編集を進めた
- 最終確認で19ファイルに置換漏れが残っており、再度修正を回した
- ローカルディレクトリパス(chrome-extension関連)はコード動作に必要なため変更せず、そのまま残す判断をした
テキスト置換だけなら単純に見えるが、SVG内のテキストノードや記事間リンクのslug、frontmatterのdescriptionまで含めると、目視確認だけでは漏れる。エージェント並列で回して最終チェックを人間が担う運用が現実的だった。
3. CPE単位申告用の書籍レポート作成
Amazonビジネスの購入履歴から専門書を抽出し、CPE単位申告用の書籍レポートを3本作成した。
レポート作成の流れ:
- 購入履歴から対象書籍をピックアップ
- 事業計画に関するビジネス書のレポートでは、AI臭い文章との格闘が発生
- 強調表現(「極めて」「本質的」等)を片っ端から削り、「素人の読書感想文」を「実務者の視点」に書き換えた
- CF精算表エディタや連結シミュレーターなど、自分が実際に手を動かした開発プロジェクトの文脈を織り込んだ
最初にClaude Codeが出力した文章は、どの段落にも「本質的」「包括的」が刺さっていて、読み返すと全部同じ印象になる。修飾語を抜いて「何を作ったか」「何が変わったか」の動詞だけ残したら、ようやく書いた本人の体温が通った。
この経験を踏まえて /cpe-book-report スラッシュコマンドを新規作成した。次回以降はコマンド一発でフォーマットが揃う。
4. Excel会計テンプレートのメモ統合
散在していたExcel会計テンプレート関連のメモとスクリプトを整理した。
ディレクトリ整理:
- Pythonスクリプト8個をarchiveディレクトリに移動
- 画像ファイルをimagesサブディレクトリに集約
- 421枚のPNG(合計209MB)とPDFを.gitignoreに追加
ドキュメント整理:
- 複数の戦略メモを統合ドキュメント(consolidated-strategy.md)に一本化
- 返済予定表スプレッドシートの所在を特定し、spreadsheet-inventory.mdとして棚卸し
ファイル数が減っただけで、ls を叩いたときの視界が通った。「何がどこにあるか分からない」状態から「一覧を見れば分かる」状態に持っていけた。
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 日記生成 | sync-once.sh完了前にログ読み込み | 取りこぼし | 同期完了を待つガードが必要 |
| 2 | 日記生成 | 追加読み込みで不足分を補完 | 成功 | 2段階読み込みで対応可能 |
| 3 | 匿名化 | エージェント並列でファイル編集 | 19件漏れ | 並列編集後の最終チェックは人間が担う |
| 4 | 匿名化 | ローカルパス名の変更を検討 | 見送り | コード動作に必要なパスは変更不可 |
| 5 | CPEレポート | AI生成文をそのまま提出 | 却下 | 修飾語が多すぎて誰の文章か分からない |
| 6 | CPEレポート | 修飾語を削り実務文脈を追加 | 採用 | 動詞と固有名詞で書くと本人の文章になる |
| 7 | メモ統合 | 散在ファイルをそのまま運用 | 破綻 | ファイル数が増えると探す時間が支配的になる |
| 8 | メモ統合 | consolidated-strategy.mdに一本化 | 成功 | 棚卸しリストがあると次に手を付けやすい |
今日の学び
- sync-once.shのような非同期処理は「完了を確認してから次に進む」ガードがないと、取りこぼしが静かに発生する
- 匿名化はテキスト本文だけでなく、SVG・slug・frontmatter descriptionにまで波及する。grepで全ファイルを舐めてから着手すべき
- AI生成文の修正は「修飾語を削る」だけで半分解決する。残り半分は「自分が実際にやったこと」を動詞で埋めること
/cpe-book-reportのようにスラッシュコマンド化しておくと、次回から品質のばらつきが消える- ファイル整理は「archiveに移す」「.gitignoreに追加する」の2手で済む。209MBのPNGがGit管理から外れただけでpushが通るようになった
関連作業
- 3/26分の日記自動生成(make-diaryコマンド)
- サービス名匿名化(3/23-3/26の日記 + 詳細記事 + SVG)
- CPE単位申告用書籍レポート 3本
/cpe-book-reportスラッシュコマンド新規作成- Excel会計テンプレートのディレクトリ整理・メモ統合