[{"data":1,"prerenderedAt":284},["ShallowReactive",2],{"content-/building-code-check-from-drawings":3,"all-pages-for-dir":265,"related-/building-code-check-from-drawings":266,"og-image-/building-code-check-from-drawings":283},{"id":4,"title":5,"body":6,"category":245,"concepts":246,"description":247,"extension":248,"meta":249,"navigation":250,"ogImage":246,"path":251,"project_name":252,"published":253,"publishedAt":254,"seo":255,"source":256,"stem":257,"tags":258,"todo":246,"unpublished":253,"updatedAt":246,"__hash__":264},"pages/2026-09/2026-09-20/building-code-check-from-drawings.md","図面の数値を建築基準法で全部検算したら、専有面積の合計が容積対象床面積と一致した",{"type":7,"value":8,"toc":231},"minimark",[9,13,17,22,25,28,31,34,37,40,107,110,113,117,120,123,126,129,137,141,144,163,166,169,172,175,178,181,184,187,196,199,202,205,208,211,214,217,220],[10,11,5],"h1",{"id":12},"図面の数値を建築基準法で全部検算したら専有面積の合計が容積対象床面積と一致した",[14,15,16],"p",{},"都内の共同住宅の企画図面を写真2枚で渡して、「なぜこの建物は5階なのか」を法令から説明させた。条文を並べれば終わる仕事だと思っていた。ところが数値を当て始めると、図面のほうが先に答えを持っていた。",[18,19,21],"h2",{"id":20},"_5階と6階を分けているもの","5階と6階を分けているもの",[14,23,24],{},"まず階数の境目を条文から拾わせた。出てきたのは2本。",[14,26,27],{},"1本目は避難。建築基準法施行令121条1項6号イは、6階以上の階に居室があると床面積に関係なく直通階段を2本求める。5階建てはこの号に当たらない。共同住宅が2直を求められる別の経路（同項5号と6号ロ）には床面積の閾値があるので、基準階の専有が60.49㎡のこの建物は当たらなかった。",[14,29,30],{},"2本目は構造。平成13年国土交通省告示第1026号が、壁式鉄筋コンクリート造の適用範囲を「地階を除く階数5以下、軒高20m以下、階高3.5m以下」と定めている。6階にすると、この仕様規定ルートから外れる。",[14,32,33],{},"避難と構造という無関係な2本が、どちらも5階と6階の境目で切り替わっている。この重なりが5階を選ばせているのだろう、と当たりをつけた。",[18,35,36],{"id":36},"計画概要の7項目を検算する",[14,38,39],{},"図面には計画概要が載っている。敷地面積94.47㎡、建築面積68.10㎡、建蔽率72.08%、延べ面積320.43㎡、容積対象床面積282.38㎡、容積率298.90%、共同住宅5階14戸。この7項目を全部検算させた。",[41,42,43,59],"table",{},[44,45,46],"thead",{},[47,48,49,53,56],"tr",{},[50,51,52],"th",{},"項目",[50,54,55],{},"図面の記載",[50,57,58],{},"検算",[60,61,62,74,85,96],"tbody",{},[47,63,64,68,71],{},[65,66,67],"td",{},"建蔽率",[65,69,70],{},"72.08%",[65,72,73],{},"68.10 ÷ 94.47 = 72.0864%",[47,75,76,79,82],{},[65,77,78],{},"容積率",[65,80,81],{},"298.90%",[65,83,84],{},"282.38 ÷ 94.47 = 298.9097%",[47,86,87,90,93],{},[65,88,89],{},"延べ面積",[65,91,92],{},"320.43㎡",[65,94,95],{},"68.10×4層 ＋ 48.03（1階）= 320.43",[47,97,98,101,104],{},[65,99,100],{},"容積対象床面積",[65,102,103],{},"282.38㎡",[65,105,106],{},"各戸の専有面積の合計と一致",[14,108,109],{},"決め手は専有面積の積み上げだった。1階は20.07 ＋ 20.35 ＝ 40.42㎡の2戸。2〜5階は20.07 × 2 ＋ 20.35 ＝ 60.49㎡の3戸が4層で241.96㎡。合計282.38㎡で、図面の容積対象床面積と一致した。",[14,111,112],{},"延べ面積との差38.05㎡は共用の廊下と階段で、建築基準法52条6項により容積率の算定から消える。延べ面積ベースなら339.19%のボリュームを、容積率298.90%として成立させている。狭小地の共同住宅で戸数を決めているのはここだと分かった。",[18,114,116],{"id":115},"_1階で欠ける2007の正体","1階で欠ける20.07㎡の正体",[14,118,119],{},"図面の1階には「敷地内通路 有効2.0M」と書かれていて、その帯の分だけ住戸が2戸しか入っていない。上階は3戸。東京都建築安全条例19条の窓先空地の規定は、住戸床面積の合計が200㎡を超えると屋外通路に2m以上を求める。ここは合計282.38㎡なので2.0mに落ちる。図面の記載と合った。",[14,121,122],{},"そこで建築面積を見直したら、68.10㎡が基準階の床面積（専有60.49 ＋ 共用7.61）と同じだった。だとすれば1階の床面積は320.43 − 68.10×4 ＝ 48.03㎡。差は20.07㎡で、上階の住戸1戸の専有面積とぴったり同じだった。",[14,124,125],{},"「1階で1戸失う」は比喩ではなく、通路が住戸を1戸ぶん食っていた。",[18,127,128],{"id":128},"検証記録と2枚の図解",[14,130,131,132,136],{},"検証結果を ",[133,134,135],"code",{},"memo/2026-09-20/tokyo-rc5-verification.md"," にまとめ、SVG図解を2枚描かせて埋め込んだ。1枚は、5階と6階で適用される法令のセットが切り替わることを対比表にした。もう1枚は1階と基準階の平面模式図で、20.07㎡が抜ける位置を示した。2枚ともブラウザで描画を確認した。",[18,138,140],{"id":139},"codexの8件を一次情報に当てる","Codexの8件を一次情報に当てる",[14,142,143],{},"計画書系ドキュメントのレビュー規約に従って、Codexでレビューした。8件の指摘が返ってきた。重要度をそのまま受け取らず、条文と区の公式資料で1件ずつ確かめた。結果は8件ともおおむね妥当で、全件を直した。",[145,146,147,151,154,157,160],"ul",{},[148,149,150],"li",{},"「6階建ての壁式RCは建てられない」と書いていた。告示の仕様規定から外れるだけで、限界耐力計算のルートは残っている。禁止ではなく、小規模賃貸では割に合わないという話に書き換えた",[148,152,153],{},"「容積率で6階は不可能」も飛躍だった。指定容積率300%なら上限は94.47 × 3.0 ＝ 283.41㎡で、計画は282.38㎡。残りは1.03㎡しかない。積み増しができないだけで、総床を6層に配り直せば6階建て自体は枠内に収まる",[148,155,156],{},"直通階段1本の緩和条件を「屋外階段と全戸バルコニーが必須」と書いていた。条文は「避難上有効なバルコニー、屋外通路その他これらに類するもの」で、階段も屋外避難階段か特別避難階段のどちらでもよい。両方を同時に要求される関係ではなかった",[148,158,159],{},"窓先空地の「床面積の合計」を建物全体で数えていた。実際は当該窓先空地に面する住戸を集計する方式で、しかも2025年4月に運用が改正されている。今回はどちらの数え方でも200㎡を超えるので結論は動かなかった",[148,161,162],{},"区のワンルーム条例の閾値を、二次情報で拾っていた。区の公式資料で取り直すと、片方は専用面積30㎡未満の住戸が10戸以上で適用され、最低25㎡。もう片方は33㎡未満が15戸以上などの条件で適用され、最低28㎡だった。14戸のこのプランは、前者では成立せず後者では成立する",[18,164,165],{"id":165},"法56条の2第4項をどう読むか",[14,167,168],{},"宅建テキストの修正をコミットするとき、レビューで日影規制の記述に指摘が付いた。法56条の2第4項には低層住居専用地域の例外があるのではないか、という内容だった。ここが分かれ目なので条文を読み直した。",[14,170,171],{},"第4項は「対象区域外にある高さが十メートルを超える建築物で、冬至日において、対象区域内の土地に日影を生じさせるもの」と書いてあって、用途地域による分岐がない。低層住専の「軒高7m超または3階以上」は別表第4（い）欄が定める対象区域内の建築物の区分で、第4項のみなし規定には効いてこない。自分の記述が条文どおりだったので、理由を残して通した。",[14,173,174],{},"この日の指摘のうち、条文と合わなかったのはこれだけだった。重要度を自分で判定し直す運用にしていなかったら、正しい記述を指摘どおりに壊していた。",[18,176,177],{"id":177},"高度地区が効く敷地と効かない敷地",[14,179,180],{},"検証記録をコミットするときのレビューでは、高度地区の記述に指摘が付いた。第三種高度地区が5階と6階を分けている、と書いていたが、この敷地では効いていない。真北方向の距離は、北側が道路なら道路の反対側の境界線まで測る。幅員8mの道路に面していればL ≥ 8mが確保され、1.25 × 8 ＋ 10 ＝ 20mまで建つ。5階の約14mも6階の約16.8mも内側に入る。5階と6階を分けるのは、北側が隣地境界の敷地のほうだった。",[14,182,183],{},"検証の核が「数字が全部合う」ことなのに、その周りで条件の当てはまらない話を書いていた。自分の判定も high にして直した。",[18,185,186],{"id":186},"既存の宅建テキストで見つかった2つのずれ",[14,188,189,190,195],{},"照合の副産物として、",[191,192,194],"a",{"href":193},"/takken/hourei/kenchiku-kijun-ho","建築基準法の章","の記述に現行法と合わない箇所が2つ見つかった。教材の信頼性に直結するので先に直した。",[14,197,198],{},"1つ目は北側斜線。「住居系4地域のみ」と書いてあったが、建築基準法56条1項3号が挙げるのは田園住居地域を含む5地域だった。田園住居地域は平成30年4月施行の13番目の用途地域で、低層住居専用地域と同じ起点5m、勾配1.25で扱われる。本文だけでなく図も直した。斜線制限の全体図にも「住居系4地域のみ」が残っていたので、章の全図を見て回った。",[14,200,201],{},"2つ目は日影規制。「商業地域、工業地域、工業専用地域は法律上対象外」は、対象区域として指定できないという意味なら正しい。ただし法56条の2第4項があるので、対象区域外の高さ10m超の建物でも、冬至日に対象区域へ影を落とせば規制を受ける。1行足すだけで誤解が消えた。",[14,203,204],{},"北側斜線の図には、中高層住居専用2地域が日影規制の対象区域では適用除外になる注記（法56条1項3号かっこ書き）も足した。本文には書いたのに図が「適用あり」のままで、図だけ見ると逆を覚える状態になっていた。行を1つ増やしたらサブタイトルが右端からはみ出したので、幅を実測して文言を短くした。",[18,206,207],{"id":207},"敷地の赤字寸法の読み違い",[14,209,210],{},"図面の出典を探すために画像を拡大して隅まで当たったところ、出典は見つからず、代わりに読み違いが2つ出てきた。1つは敷地の赤字寸法で、「14.00」と読んでいた箇所が実際には「14,100」だった。",[14,212,213],{},"検証で使っていた7.267m × 13.0mという寸法は誤りで、正しくは6.70m × 14.1m ＝ 94.47㎡だった。図面の敷地面積と合う。建物の奥行13.0mとの差1.1mが奥の空地になる。",[14,215,216],{},"検算が全部通って「この図面は数値が1つも破綻していない」と書いた。その足元に読み違いが残っていた。",[18,218,219],{"id":219},"学び",[145,221,222,225,228],{},[148,223,224],{},"数字が合うのは強い証拠だが、合った瞬間がいちばん危ない。合ったことで読み違いを探す動機が消える。今回は出典探しという別件で画像を拡大したから見つかった",[148,226,227],{},"レビューの指摘は重要度も含めて自分で判定し直す。計画書レビューの8件は全部妥当だったが、コミット時に出た1件は、条文を読めば事実誤認だった。そのまま直していたら正しい記述を壊していた",[148,229,230],{},"本文を直したら図も直す。本文と図が食い違うと、図だけ見た読者が逆を覚える",{"title":232,"searchDepth":233,"depth":233,"links":234},"",2,[235,236,237,238,239,240,241,242,243,244],{"id":20,"depth":233,"text":21},{"id":36,"depth":233,"text":36},{"id":115,"depth":233,"text":116},{"id":128,"depth":233,"text":128},{"id":139,"depth":233,"text":140},{"id":165,"depth":233,"text":165},{"id":177,"depth":233,"text":177},{"id":186,"depth":233,"text":186},{"id":207,"depth":233,"text":207},{"id":219,"depth":233,"text":219},"dev",null,"都内の共同住宅の企画図面を写真で渡し、なぜ5階になるのかを条文から検証させた。専有面積の合計282.38㎡が容積対象床面積と一致し、1階で欠ける20.07㎡が住戸1戸分と一致した。Codexの8件の指摘は一次情報で確かめてから直した。","md",{},true,"/building-code-check-from-drawings","mdx-playground",false,"2026-09-20T00:00:00.000Z",{"title":5,"description":247},"make-diary","2026-09/2026-09-20/building-code-check-from-drawings",[259,78,260,261,262,263],"建築基準法","斜線制限","宅建","SVG図解","Codexレビュー","ORoRGXQGuBOYcRsLLnMps3vGkqlJ1Vd_0QRLoIL7-BY",[],[267,271,274,277,280],{"title":268,"path":269,"publishedAt":270},"年金の構造を問題提起する独立サイトを立ち上げた","/pension-issue-site-launch","2026-09-12T00:00:00.000Z",{"title":272,"path":193,"publishedAt":273},"建築基準法 — 建物の最低基準と集団規定（接道・建蔽率・容積率・斜線制限）","2026-06-15T00:00:00.000Z",{"title":275,"path":276,"publishedAt":273},"建物 — 構造の4分類と耐震基準の見抜き方","/takken/tochi/tatemono-no-keishitsu",{"title":278,"path":279,"publishedAt":254},"2026年9月20日の開発日記 - 数字が合っても、正しいとは限らなかった","/2026-09-20-diary",{"title":281,"path":282,"publishedAt":254},"分子モーターの動画16本を集めて記事2本にした日。実在確認とSVG図解、キネシンの場面特定","/molecular-motor-video-curation","https://log.eurekapu.com/og/blog/building-code-check-from-drawings.png?v=2026-09-20T00%3A00%3A00.000Z&title=%E5%9B%B3%E9%9D%A2%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%80%A4%E3%82%92%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%9F%BA%E6%BA%96%E6%B3%95%E3%81%A7%E5%85%A8%E9%83%A8%E6%A4%9C%E7%AE%97%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E3%80%81%E5%B0%82%E6%9C%89%E9%9D%A2%E7%A9%8D%E3%81%AE%E5%90%88%E8%A8%88%E3%81%8C%E5%AE%B9%E7%A9%8D%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E5%BA%8A%E9%9D%A2%E7%A9%8D%E3%81%A8%E4%B8%80%E8%87%B4%E3%81%97%E3%81%9F&author=Kei%20Komatsu&sig=c824c31e26bd27e7",1789949392125]