NBISNebius Group
直近9四半期 決算ビート × 株価モニタリング
会社ガイダンス:次Q売上ガイド(NBISは年末ARR目標のため未掲載)
この銘柄は会社として四半期ガイダンスを公表していないため、本ページでは次Qガイド・通年ガイドのチャートを省略しています。比較対象には四半期決算ごとのアナリストコンセンサスのみを使用します。
株価推移 × 売上ビート率
点の色: 大幅ビート 軽ビート 軽ミス 大幅ミス。点の大きさはビート率の絶対値。 / 末尾「直近」は2026-08-12時点の終値(決算とは独立)。
売上・EPS 推移:実績 vs アナリスト予想
Yandex から切り出された旧 N.V. 法人で、NVIDIA投資先・AI GPUクラウドプレイヤー。直近8四半期(Q2 2024〜Q1 2026)はNebius初回決算から「ARR $1.2B 到達」「Meta $27B 契約」「NVIDIA $2B 追加出資(8.3%株主)」と一気に評価軸が変わった期間。Q1 2026 はClickHouse持分の再評価益$780M(一時要因)を含みつつも Core AI Cloud EBITDA率 45% という構造的強さを示し、EPS は予想 -$0.78 に対し +$2.11、株価翌日 +15.8%(年初来 +154%、過去1年 +502%)の歴史的サプライズ。
| 項目 | Q2 2024 2024/8/1 | Q3 2024 2024/11/1 | Q4 2024 2025/2/20 | Q1 2025 2025/5/20 | Q2 2025 2025/8/7 | Q3 2025 2025/11/11 | Q4 2025 2026/2/12 | Q1 2026 2026/5/13 | Q2 2026 2026/8/12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 重要イベント | Yandex旧体制(再上場前、コンセンサス未成立) | Nebius 初回決算(再上場後最初の四半期報告) | 再上場後、容量立ち上げ遅延で売上ミス | 成長加速フェーズ、EPS が初めてビート | NVIDIA出資(少額・初回) | Microsoft 契約、容量 sold out で売上ミス | ARR $1.2B 到達、需要過剰で売上・EPS とも形式上ミス | Meta $27B 契約・NVIDIA $2B 追加出資・四半期黒字化の3連発 | 期末ARR $3.0 B(前Q $1.9 B から +56% QoQ)・調整後EBITDA $236 M・契約済み電力 5 GW へ引き上げ |
| 売上 ($) | |||||||||
| 売上実績 | $24 M | $42 M | $37 M | $54 M | $105 M | $146 M | $228 M | $399 M | $582 M |
| アナリスト予想 | n/a | $39 M | $48 M | $53 M | $101 M | $156 M | $243 M | $389 M | $575 M |
| ビート率 | n/a | +8.3% | -22.7% | +2.4% | +3.9% | -6.2% | -6.2% | +2.7% | +1.3% |
| YoY成長率 | +330.0% | +666.0% | +366.0% | +285.0% | +525.0% | +255.0% | +447.0% | +584.0% | +454.0% |
| EPS ($, GAAP) | |||||||||
| EPS実績 | -$0.19 | -$0.55 | -$0.57 | -$0.41 | -$0.38 | -$0.43 | -$0.68 | $2.11 | -$0.12 |
| アナリスト予想 | n/a | -$0.40 | -$0.42 | -$0.48 | -$0.50 | -$0.56 | -$0.54 | -$0.78 | -$0.70 |
| ビート率 | n/a | -37.5% | -35.7% | +14.6% | +24.0% | +23.2% | -25.9% | +370.0% | +83.0% |
| 次Q EPSガイド: Nebius Group は次Q EPSガイダンスを公表していない(売上・粗利率・OpEx・税率などの個別項目のみ開示する方針) | |||||||||
| 株価反応 ($) | |||||||||
| 発表日終値 | — | $23.50 | $34.42 | $45.61 | $59.21 | $90.10 | $88.65 | $179.11 | $193.23 |
| 翌日終値 | — | $24.10 | $39.41 | $44.04 | $73.83 | $87.05 | $85.29 | $207.43 | $259.20 |
| 騰落率 | 0.0% | +2.6% | +14.5% | -3.4% | +24.7% | -3.4% | -3.8% | +15.8% | +34.1% |
注: Q2 2026(2026/8/12 BMO 発表)の数値: 売上 実績$582.3 M vs 発表直前コンセンサス$574.65 M、調整後EPS 実績-$0.1184 vs 同-$0.698(いずれも Koyfin 集約の 2026/8/12 スナップショット=発表直前値)。x-search で集めた複数投稿の中央値も売上$573.9〜574.7 M / EPS-$0.62〜-$0.86 と整合。表示は丸め値。EPS は調整後ベースで、GAAP 実績は -$0.68。
注: Q2 2026 の株価はBMO発表のため reportClose に前営業日(2026/8/11)終値$193.23、nextClose に発表当日(2026/8/12)終値$259.20 を採用。変化率 +34.1% は当日の実測。
注: Q2 2026 で会社は FY2026 売上$3.0〜3.4 B と年末ARR $7〜9 B の目標を据え置き、契約確保済み電力を 5 GW(従来「4 GW超」)へ引き上げた。四半期売上ガイドは従来どおり非公表のため、本表のガイダンス欄は null。
注: NBISはまだ赤字段階の超高成長企業。EPSビート率は「予想損失より浅い損失=プラス」「予想損失より深い損失=マイナス」で機械計算。Q1 2026 は予想損失 -$0.78 に対し実績 +$2.11(黒字転換)のため、ビート率は +370% と非常に大きな値(ClickHouse持分再評価益$780M の一時要因を含む)。
注: YoY成長率は「分割直後(Yandex→Nebius切り出し)で四半期ごとに数倍成長中」のためアナリストモデル化が困難。Q2 2024 (Yandex旧体制) は再上場前でコンセンサスが利用不可。
注: ガイダンス指標は四半期売上ガイドではなく「年末ARR目標」を採用しているため、本表ではガイダンス上振れ率を計算していない。NBISは年末ごとに具体的なARR目標を発表。
注: Q3 2025、Q4 2025 の売上ミスは「需要に対して供給(GPU容量)が追いつかない」が主因。容量 sold out → アナリスト予想は容量増設前提だが実際の立ち上げ遅延 → 数字上はミス、実態は強気。CEO発言「Everything we build, we sell」(作れば売れる)。
ハイライト決算: Q2 2026
Q2 2026 (2026/8/12 BMO) は Q1 2026 で示した拡大方針の答え合わせ。売上 $582M vs Street $575M のビート幅は +1.3% と小さいが、市場が見たのは損益と容量のほう。調整後EPS は -$0.12 と予想 -$0.70 の損失を大幅に浅くし(ビート率 +83.0%)、調整後EBITDA $236M(予想 $157〜173M)で利益体質への転換を数字で示した。期末ARR は $3.0B と前Q $1.9B から +56% QoQ、年末ARR $7〜9B と FY2026 売上 $3.0〜3.4B は据え置き、契約確保済み電力は「4GW超」から 5GW へ引き上げ。株価は当日 $193.23 → $259.20 の +34.1% で、Q4 2024 の +14.5%・Q1 2026 の +15.8% を大きく超える本銘柄で最大の反応。前Q(Q1 2026)は Meta $27B 契約・NVIDIA $2B 出資・ClickHouse 再評価益 $780M による黒字転換で「AIインフラの先行投資先」へ評価軸が切り替わった局面で、Q2 2026 はその期待が容量とARRの実数で裏付けられるかを問われた決算だった。