※ Meta Platforms は次Q EPSガイダンスを公表していない(売上・粗利率・OpEx・税率などの個別項目のみ開示する方針)ため、EPSガイドチャートは非表示。

META Meta Platforms ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績次Q売上ガイド (midpoint, $B)(ガイド対象Q基準)0408012016020041.6740.65Q1 2025↑ Q4 2024発表 2025/1/2943.844Q2 2025↑ Q1 2025発表 2025/4/3046.249Q3 2025↑ Q2 2025発表 2025/7/3057.357.5Q4 2025↑ Q3 2025発表 2025/10/2951.355Q1 2026↑ Q4 2025発表 2026/1/2859.559.5Q2 2026↑ Q1 2026発表 2026/4/2962.6862.5Q3 2026↑ Q2 2026発表 2026/7/2973.674.5Q4 2026↑ Q3 2026発表 2026/10/21-10%-5%0%+5%+10%-2%+1%+6%+0%+7%0%0%+1%

株価推移 × 売上ビート率

点の色: 大幅ビート 軽ビート 軽ミス 大幅ミス。点の大きさはビート率の絶対値。 / 末尾「直近」は2026-10-22時点の終値(決算とは独立)。

売上・EPS 推移:実績 vs アナリスト予想

META Meta Platforms ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)売上(Revenue)0408012016020047.0348.39Q4 2024発表 2025/1/2941.442.31Q1 2025発表 2025/4/3044.847.52Q2 2025発表 2025/7/3049.4151.24Q3 2025発表 2025/10/2958.459.89Q4 2025発表 2026/1/2855.5256.31Q1 2026発表 2026/4/2960.2260.8Q2 2026発表 2026/7/2963.364.6Q3 2026発表 2026/10/21 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 75.12Q4 FY26予想68.49Q1 FY27予想73.95Q2 FY27予想78.32Q3 FY27予想-10%-5%0%+5%+10%+3%+2%+6%+4%+3%+1%+1%+2%
売上 前四半期比増減率
Q4 2024n/a
Q1 2025-13%
Q2 2025+12%
Q3 2025+8%
Q4 2025+17%
Q1 2026-6%
Q2 2026+8%
Q3 2026+6%
Q4 FY26+16%
Q1 FY27-9%
Q2 FY27+8%
Q3 FY27+6%
売上 前年同期比増減率
Q4 2024n/a
Q1 2025n/a
Q2 2025n/a
Q3 2025n/a
Q4 2025+24%
Q1 2026+33%
Q2 2026+28%
Q3 2026+26%
Q4 FY26+25%
Q1 FY27+22%
Q2 FY27+22%
Q3 FY27+21%
META Meta Platforms ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)EPS ($, GAAP 希薄化後)010.020.030.040.050.06.778.02Q4 2024発表 2025/1/295.286.43Q1 2025発表 2025/4/305.927.14Q2 2025発表 2025/7/306.691.05Q3 2025発表 2025/10/298.188.88Q4 2025発表 2026/1/286.6710.44Q1 2026発表 2026/4/297.196.18Q2 2026発表 2026/7/293.563.83Q3 2026発表 2026/10/21 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 8.72Q4 FY26予想7.79Q1 FY27予想8.07Q2 FY27予想8.37Q3 FY27予想-100%-50%0%+50%+100%+19%+22%+21%-84%+9%+57%-14%+8%
EPS 前四半期比増減率
Q4 2024n/a
Q1 2025-20%
Q2 2025+11%
Q3 2025-85%
Q4 2025+746%
Q1 2026+18%
Q2 2026-41%
Q3 2026-38%
Q4 FY26+128%
Q1 FY27-11%
Q2 FY27+4%
Q3 FY27+4%
EPS 前年同期比増減率
Q4 2024n/a
Q1 2025n/a
Q2 2025n/a
Q3 2025n/a
Q4 2025+11%
Q1 2026+62%
Q2 2026-13%
Q3 2026+265%
Q4 FY26-2%
Q1 FY27-25%
Q2 FY27+31%
Q3 FY27+119%
METAMeta Platforms

Meta Platforms(META)はFamily of Apps(Facebook / Instagram / WhatsApp / Messenger / Threads)の広告収益を主力とするデジタル広告の最大手で、Reality Labs(Quest / Ray-Ban Meta / Orion)でVR/ARに巨額投資を続ける。広告は依然YoY+20〜33%で成長し、Family of Appsの営業利益が四半期$25〜30B規模を稼ぐ一方、Reality Labsは四半期$4〜6Bの営業赤字を垂れ流す。AI戦略の中核としてLlamaモデル群と独自の推論インフラに投資し、2025年6月にScale AIへ$143B評価で49%出資(Alexandr Wang兼CEOがMeta入り)、同時にMeta Superintelligence Labsを発足。Capexはレイズが続き、FY25は当初ガイド$60〜65B→最終$66〜72B→Q3で$70〜72Bへ集約(FY25実績$72.2B)。FY26はQ4 2025発表で$115〜135Bを初提示し、Q1 2026決算で$125〜145Bへさらに上方修正。一方で『capexは大きいがビートは続く』四半期と『capex懸念が勝つ』四半期が交互に来る不安定さがあり、Q3 2025は新US税法による一時非現金税金費用と『FY26 capexはnotably larger』示唆で-11.3%、Q1 2026もcapex上方修正+RL赤字嫌気で-8.6%。Q4 2025はビート+FY26 $115〜135BがStreet期待($110.7B)超ながら『最悪シナリオ未満』で+10.4%反発、ガイダンスとの相対バーで動く典型的なAI capex銘柄になりつつある。

ビート/上振れ: +15%超 +5〜15% 0〜+5%ミス/下振れ: 0〜-5% -5〜-15% -15%超
項目
Q4 2024
2025/1/29
Q1 2025
2025/4/30
Q2 2025
2025/7/30
Q3 2025
2025/10/29
Q4 2025
2026/1/28
Q1 2026
2026/4/29
Q2 2026
2026/7/29
Q3 2026
2026/10/21
重要イベント売上$48.39B(+20.6% YoY)・GAAP EPS $8.02ともに大幅ビート。Family of Apps売上$47.30B、Reality Labs営業損失−$4.97B(売上$1.08B)。FY25 capexを初めて$60〜65Bでガイドし投資家を驚かせたが、Llama 4とAIインフラ投資の継続コミットを示し翌日は+1.6%売上$42.31B(+16.1% YoY)・GAAP EPS $6.43ともに大幅ビート。Family of Apps売上$41.90B、Reality Labs営業損失−$4.21B(売上$0.41B)。FY25 capexを$60〜65B→$64〜72Bへ上方修正(AIデータセンター投資加速+HW部材コスト増要因)。広告価格が引き続き強く翌日+4.2%売上$47.52B(+21.6% YoY)・GAAP EPS $7.14とも特大ビート。Family of Apps売上$47.15B、Reality Labs営業損失−$4.53B(売上$0.37B)。FY25 capexを$66〜72Bへ上端側に絞り込み、Zuckerbergが『personal superintelligence』を提唱、6月に$143B評価でScale AIへ49%出資+Alexandr Wang率いるMeta Superintelligence Labs発足。次Q強気ガイド$47.5〜50.5B(mid $49.0B)と相まって翌日+11.3%売上$51.24B(+26% YoY)はビートも、GAAP EPSは新US税法(One Big Beautiful Bill Act)による一時非現金税金費用で$1.05へ急落(除外ベースの基礎EPSは$7.25でコンセンサス$6.69を超過)。Family of Apps売上$50.8B、Reality Labs営業損失−$4.4B。FY25 capexを$70〜72Bへ上方修正+FY26は『notably larger』と示唆し過去3年で最大の-11.3%急落売上$59.89B(+24% YoY)・GAAP EPS $8.88ともに大幅ビート。Family of Apps売上$58.9B(営業利益$30.8B)、Reality Labs営業損失−$6.0B(売上$0.96B、FY25通年RL赤字$19.19B)。FY26 capexを初めて$115〜135Bで開示——sell-side期待$110.7Bは超えたが市場が恐れた『$150B+』シナリオは回避され翌日+10.4%反発売上$56.31B(+33% YoY、2021年以来最速)はビート、GAAP EPSは$8.03Bの法人税還付益で$10.44に膨れたが基礎EPSは$7.31(vs コンセンサス$6.67、+9.6%)。Family of Apps売上$55.91B、Reality Labs営業損失−$4.03B。FY26 capexを$115〜135B→$125〜145Bへさらに上方修正(部材高+データセンターコスト要因)+RL赤字継続を嫌気して翌日-8.6%売上$60.80B(+28% YoY)はコンセンサス$60.22Bを+1.0%上回ったが、希薄化後EPS $6.18はコンセンサス$7.19に対し-14.1%の未達。総費用$42.03B(+55% YoY)に法的手続$2.40Bと5月の人員削減に伴う退職金$1.18Bを含み、営業利益率は前年43%→31%へ低下、FCFは$8.55B→$784Mに縮小。FY26 capexガイドを$125〜145B→$130〜145Bへ下限引き上げ、FY26総費用ガイドも$165〜169Bへ下限引き上げ。Q3売上ガイド$61〜64B(mid $62.5B)はコンセンサス$62.68Bをわずかに下回り、翌日-8.0%売上$64.60B(+26% YoY)はコンセンサス$63.30Bを+2.1%上回り、GAAP希薄化後EPS $3.83もGAAPベースのコンセンサス$3.56を+7.6%上回った。EPSは州司法長官52名との和解(最大約$18.59B)に伴う法的費用$9.89Bを含み、これを除くと$7.40(除外ベースのコンセンサス約$6.54に対し+13%)。総費用$51.61B(+68% YoY)で営業利益率は前年40%→20%、capex $34.91Bに対し営業CF $32.79Bで FCF は-$2.12Bとマイナス転落。FY26 capexガイドを$130〜145B→$135〜145Bへ下限引き上げ、FY26総費用ガイドは法的費用を織り込み$175〜179Bへ。Q4売上ガイド$73〜76B(mid $74.5B)はコンセンサス$73.6Bを+1.2%上回ったが、FY27 capex・売上の数値は示さず。議決権なしのClass C株の新設(Class A/B 1株にClass C 1株の株式配当、2027/1/19発効予定で実質2対1分割)も同時発表。AHは一時+4%まで上げたが失速し、翌日-7.0%
売上実績$48.39 B$42.31 B$47.52 B$51.24 B$59.89 B$56.31 B$60.80 B$64.60 B
アナリスト予想$47.03 B$41.40 B$44.80 B$49.41 B$58.40 B$55.52 B$60.22 B$63.30 B
ビート率+2.9%+2.2%+6.1%+3.7%+2.6%+1.4%+1.0%+2.1%
YoY成長率+20.6%+16.1%+21.6%+26.0%+24.0%+33.0%+28.0%+26.1%
EPS実績$8.02$6.43$7.14$1.05$8.88$10.44$6.18$3.83
アナリスト予想$6.77$5.28$5.92$6.69$8.18$6.67$7.19$3.56
ビート率+18.5%+21.8%+20.6%-84.3%+8.6%+56.5%-14.1%+7.6%
会社ガイド $40.65 B $44.00 B $49.00 B $57.50 B $55.00 B $59.50 B $62.50 B $74.50 B
アナリスト予想$41.67 B$43.80 B$46.20 B$57.30 B$51.30 B$59.50 B$62.68 B$73.60 B
上振れ率-2.4%+0.5%+6.1%+0.3%+7.2%0.0%-0.3%+1.2%
発表日終値$676.49$549.00$695.21$751.67$668.73$669.12$585.61$697.52
翌日終値$687.00$572.21$773.44$666.47$738.31$611.91$539.03$648.85
騰落率+1.6%+4.2%+11.3%-11.3%+10.4%-8.6%-8.0%-7.0%

注: Meta Platforms は12月期決算(カレンダー四半期=会計四半期)。reportDate は決算発表日(米国市場引け後、AMC)。next-Q ガイダンスは会社提示の売上レンジ(low–high)の midpoint で表示する。

注: guidance の eps は全四半期 null(Meta は次Q売上ガイドのみ提示し、EPS の会社ガイドを出さない方針)。テーブルは『EPS ガイドは公表していない』注記行に自動切替される。

注: 各四半期の次Q売上ガイドに対する当時のストリートコンセンサスは、X (Twitter) 検索 (Grok-4.20-reasoning, x-search) で発表日±数日の投稿群から取得した。FactSet 由来の値(zerohedge / Street_Insider / wallstengine 等の速報アカウント)と独立アナリスト(RihardJarc / StockSavvyShay / BraVoCycles 等)の複数投稿の中央値を採用値とした。各四半期ごとに5〜8件の投稿で値が収束しており、信頼性は高い。比較メモ: Q4 2024→Q1 2025 ガイド -2.4%(FX/leap day 慎重)、Q2 2025→Q3 2025 ガイド +6.1%(株価急騰要因)、Q4 2025→Q1 2026 ガイド +7.2%(広告強)、Q1 2026→Q2 2026 ガイド 0.0%(in-line だが low-end の弱さで売り)、Q2 2026→Q3 2026 ガイド -0.3%(わずかに未達)、Q3 2026→Q4 2026 ガイド +1.2%(コンセンサス $73.57〜74B 系の中央値 $73.6B に対し mid $74.5B)。

注: Q3 2026(2026/10/21 AMC、8-K 提出は同日 20:03 ET)の当時コンセンサスは、2026/10/21〜10/22 の X 決算速報投稿(@TFDeskHQ / @InvestDeeper / @TraderTitan / @MrMTrades / @sentenaryoo / @StockSavvyShay / @meneghini_igor 等 計12件)の中央値。売上は $63.0B〜$63.4B(Zacks $63.38B を含む8件)の中央値 $63.3B。EPS は、8月に公表済みだった法的費用を織り込んだ GAAP ベースの値($3.45 / $3.56 / $3.57)と、費用を除外した値($6.54 / $6.54 / $6.58 / $6.60、ほか $5.89)に割れていたため、本表の GAAP 基準に合わせて前者の中央値 $3.56 を採用した(除外ベース $6.54 と除外後実績 $7.40 で比べると +13.1%)。Koyfin の発表直前スナップショット(2026/10/22: 売上 $63.41B / 調整後EPS $6.80)とも整合する。株価は Koyfin OHLCV と Yahoo Finance の RTH 終値で照合(10/21 $697.52 → 10/22 $648.85)。

注: Class C 普通株(議決権なし)の新設: 2027/1/19 発効予定で Class A/B 1株につき Class C 1株を株式配当し、Class A の株価は実質2対1分割と同等に調整される見込み。本表の株価はそれ以前の未調整 close で、配当実施後の株価と比較するときは2倍換算が必要。

注: Reality Labs は毎四半期 $4〜6B の営業赤字を計上(FY25 通年 RL 赤字 $19.19B)。Family of Apps の営業利益(直近 Q4 2025 で $30.8B)が全額を吸収する構造で、ヘッドラインの営業利益・EPS は依然伸長中。

注: Capex ガイドの上方修正履歴: FY25 初提示 $60〜65B(Q4 2024)→ $64〜72B(Q1 2025)→ $66〜72B(Q2 2025)→ $70〜72B(Q3 2025)→ 実績 $72.2B。FY26 は Q4 2025 で $115〜135B を初提示し、Q1 2026 で $125〜145B へさらに上方修正、Q2 2026 で $130〜145B へ下限のみ引き上げ(Q2 単体の capex 実績は $31.08B)、Q3 2026 で $135〜145B へ再び下限のみ引き上げ(Q3 単体の capex 実績は $34.91B、FCF は -$2.12B)。FY27 の capex 数値は Q3 2026 時点でも未提示。市場の関心は『capex 上方修正の上限がどこか』に移っており、ガイドのレイズ幅とそれに対する株価反応の方向が四半期ごとに割れる。

注: Q3 2025 の GAAP EPS $1.05 は新US税法(OBBBA, One Big Beautiful Bill Act)による一時非現金税金費用が押し下げた数値。同税法を除外した基礎 EPS は $7.25(コンセンサス $6.69 を超過)。逆に Q1 2026 の GAAP EPS $10.44 は $8.03B の法人税還付益が押し上げており、基礎 EPS は $7.31。比較可能性のため event 欄に基礎ベースを併記している。コンセンサスは GAAP ベース(LSEG / FactSet 集約)で揃えている。

注: AI 戦略の主要イベント: 2025/6 に Scale AI へ $143B 評価で 49% 出資(Alexandr Wang が Meta Chief AI Officer 兼務)+ Meta Superintelligence Labs 発足。Llama モデル群と独自推論インフラへの投資が capex 増の主因。

注: 実績・会社ガイダンス・セグメント数値は Meta IR / SEC EDGAR 8-K(CIK 0001326801)の一次情報。コンセンサスは LSEG を主、FactSet / CNBC / Reuters を補助に複数突き合わせた代表値(±数%の誤差を含む)。株価は Yahoo Finance / Stooq / stockanalysis.com の3ソースで照合(未調整 close)し、changePct は手計算で再検証済み。

ハイライト決算: Q3 2026

注目は Q3 2026(2026/10/21 発表)。前Qで置いた問い『減価償却の増加ペースに売上成長が追いつくか、FY27 capex の初提示がどこに置かれるか』への答え合わせになった四半期。売上 $64.60B(+26% YoY)はコンセンサス $63.30B を +2.1% 上回り、Q4 売上ガイド $73〜76B(mid $74.5B)もコンセンサス $73.6B を +1.2% 上回った。広告は ad impressions +10%、price per ad +14% と単価主導で伸びている。それでも答えは市場の期待とは逆を向いた。総費用は $51.61B(+68% YoY)で、州司法長官との和解に伴う法的費用 $9.89B を除いても営業利益率は前年 40% → 35%(費用込みでは 20%)へ下がり、capex $34.91B が営業CF $32.79B を上回って FCF は -$2.12B とマイナスに転じた。費用込みの GAAP EPS $3.83 は GAAP ベースのコンセンサス $3.56 を上回り、費用除外の $7.40 も約 $6.54 の除外ベース予想を +13% 上回ったが、論点はもはや EPS のビート幅ではない。FY26 capex は $130〜145B → $135〜145B と下限だけをまた引き上げ、焦点だった FY27 capex の初提示は見送られた(『引き続き積極投資』の定性表現のみ)。加えて議決権なしの Class C 株の新設(実質2対1分割、資金調達・報酬・買収に使える株式枠)を同時に発表し、AI 投資の資金を株式でも賄う道を開いた。AH は一時 +4% まで上げたが失速し、翌日 RTH は $697.52 → $648.85(-7.0%)。Q1 2026(-8.6%)、Q2 2026(-8.0%)に続く3四半期連続の下落で、『売上は伸びているが、それ以上の速さで capex が FCF を食う』という読みが、FCF のマイナス転落という数字で確定した形になる。次は Q4 2026(2027年1月)で、FY27 capex の初提示の水準と、Class C 発効後に株式による資金調達が実際に始まるかが焦点。 (前Qの記録)Q2 2026(2026/7/29 発表)。売上 $60.80B(+28% YoY)はコンセンサス $60.22B を +1.0% 上回ったが、希薄化後 EPS $6.18 はコンセンサス $7.19 に対し -14.1% と大きく未達。前Qまで『capex レイズ vs Street の許容度』にあった評価軸が、この四半期でついに損益計算書側に現れた。総費用 $42.03B(+55% YoY)には法的手続 $2.40B と5月の人員削減に伴う退職金 $1.18B の一時費用が含まれるが、それを除いても AI インフラの減価償却が営業利益率を前年 43% → 31% へ押し下げている。FCF は $8.55B → $784M とほぼ消えた。FY26 capex ガイドは $125〜145B → $130〜145B へ下限を引き上げ、FY26 総費用ガイドも $165〜169B へ下限引き上げ。Q3 売上ガイド $61〜64B(mid $62.5B)はコンセンサス $62.68B をわずかに下回った。広告事業そのものは impressions +14%、price per ad +12%、Family DAP 3.60B と健在である。それでも翌日 -8.0%。Q1 2026(-8.6%、capex 上方修正)に続く2四半期連続の下落で、市場は『広告が強くても、AI 投資の費用化が利益とキャッシュを削る速度のほうが速い』という読み方に傾いた。次は Q3 2026 で、減価償却の増加ペースに売上成長が追いつくか、FY27 capex の初提示がどこに置かれるかが焦点。 (前Qの記録)Q1 2026(2026/4/29 発表)は売上 $56.31B(+33% YoY、2021年以来最速)と基礎 EPS $7.31(コンセンサス $6.67、+9.6%)でヘッドラインは大幅ビートだったが、FY26 capex ガイドを $115〜135B → $125〜145B へさらに上方修正(部材高+データセンターコスト要因)したことと、Reality Labs が $4.03B の営業赤字を継続したことを嫌気し、翌日 -8.6%。GAAP EPS $10.44 は $8.03B の法人税還付益が押し上げているため、見かけほどのビートではない点に注意。Q3 2025(-11.3%、capex 上方修正+一時税金費用)→ Q4 2025(+10.4%、FY26 capex 初提示が市場の最悪シナリオ未満で反発)→ Q1 2026(-8.6%、capex さらに上方修正)と、META はもはや『AI capex の規模と上方修正幅』で株価が動く銘柄に再定義されつつある。Family of Apps の広告事業は依然 +33% で加速しているが、市場の評価軸は『広告のビート率』から『capex レイズ vs Street の許容度』に移った。このとき『次は Q2 2026 で FY26 capex ガイドのさらなる上方修正の有無が焦点』と書いた。その答えが上記の Q2 2026 で、capex は下限だけ引き上げられ、代わりに費用と減価償却の側で答えが返ってきた。