FFIV F5 ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績次Q会社ガイド (midpoint: 売上 $M / 非GAAP EPS $)(ガイド対象Q基準)00.40.81.21.620.71FY25Q1↑ FY24Q4発表 2024/10/280.71FY25Q2↑ FY25Q1発表 2025/1/280.75FY25Q3↑ FY25Q2発表 2025/4/280.79FY25Q4↑ FY25Q3発表 2025/7/300.76FY26Q1↑ FY25Q4発表 2025/10/270.78FY26Q2↑ FY26Q1発表 2026/1/270.83FY26Q3↑ FY26Q2発表 2026/4/280.88FY26Q4↑ FY26Q3発表 2026/7/27-5%-2%0%+3%+5%+2%+2%+2%+2%-4%+5%+2%+3%次Q EPSガイド(ガイド対象Q基準)02.04.06.08.010.03.35FY25Q1↑ FY24Q4発表 2024/10/283.08FY25Q2↑ FY25Q1発表 2025/1/283.563.47FY25Q3↑ FY25Q2発表 2025/4/283.843.93FY25Q4↑ FY25Q3発表 2025/7/303.6FY26Q1↑ FY25Q4発表 2025/10/273.4FY26Q2↑ FY26Q1発表 2026/1/273.853.97FY26Q3↑ FY26Q2発表 2026/4/284.2FY26Q4↑ FY26Q3発表 2026/7/27-20%-10%0%+10%+20%0%-4%-2%+2%-11%+0%+3%+2%

株価推移 × 売上ビート率

点の色: 大幅ビート 軽ビート 軽ミス 大幅ミス。点の大きさはビート率の絶対値。 / 末尾「直近」は2026-09-04時点の終値(決算とは独立)。

売上・EPS 推移:実績 vs アナリスト予想

FFIV F5 ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)売上(Revenue)00.40.81.21.620.730.75FY24Q4発表 2024/10/280.720.77FY25Q1発表 2025/1/280.720.73FY25Q2発表 2025/4/280.750.78FY25Q3発表 2025/7/300.790.81FY25Q4発表 2025/10/270.82FY26Q1発表 2026/1/270.780.81FY26Q2発表 2026/4/280.830.87FY26Q3発表 2026/7/27 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 0.89Q4 FY26予想0.87Q1 FY27予想0.88Q2 FY27予想0.92Q3 FY27予想-10%-5%0%+5%+10%+2%+7%+2%+4%+2%+9%+4%+4%
売上 前四半期比増減率
FY24Q4n/a
FY25Q1+3%
FY25Q2-5%
FY25Q3+7%
FY25Q4+4%
FY26Q1+2%
FY26Q2-1%
FY26Q3+7%
Q4 FY26+2%
Q1 FY27-1%
Q2 FY270%
Q3 FY27+5%
FFIV F5 ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)EPS ($, 非GAAP)02.04.06.08.010.03.453.67FY24Q4発表 2024/10/283.363.84FY25Q1発表 2025/1/283.42FY25Q2発表 2025/4/283.54.16FY25Q3発表 2025/7/303.974.39FY25Q4発表 2025/10/273.654.45FY26Q1発表 2026/1/273.9FY26Q2発表 2026/4/2844.73FY26Q3発表 2026/7/27 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 4.26Q4 FY26予想4.36Q1 FY27予想4.19Q2 FY27予想4.58Q3 FY27予想-50%-25%0%+25%+50%+6%+14%+10%+19%+11%+22%+13%+18%
EPS 前四半期比増減率
FY24Q4n/a
FY25Q1+5%
FY25Q2-11%
FY25Q3+22%
FY25Q4+6%
FY26Q1+1%
FY26Q2-12%
FY26Q3+21%
Q4 FY26-10%
Q1 FY27+3%
Q2 FY27-4%
Q3 FY27+9%
FFIVF5

F5(FFIV)は、企業のアプリとAPIの手前に置く「配信」と「防御」を売る会社。看板は1990年代から続くロードバランサ BIG-IP で、届いた通信をどのサーバーへ振り分けるか、その通信を検査して通すか止めるかを、アプリの直前で決める。収益は専用ハードウェアの「システム」、ソフト単体で売るサブスクリプション(BIG-IP のソフトウェア版と NGINX)、保守を含む「グローバルサービス」の3本立てで、SaaS一色の同業と違い、業績を動かすのはシステムとソフトウェアの構成比になる。直近8四半期はシステムが+26〜42%で伸び続ける一方、ソフトウェアは-8%〜+22%と波打っている。生成AIはここに3経路で効くと会社は説明する。学習・推論の手前でデータを詰まらせずGPUを遊ばせない AI data delivery、CalypsoAI(2025年9月・$180M)と SurePath AI(2026年6月・約$50M)の買収で固めた AI Gateway / AI Guardrails による AI runtime security、そしてAIファクトリー内外のトラフィックとGPU利用率を最適化する AI factory load balancing である。ただしF5は単一セグメント開示で、AI関連売上を四半期ごとには出さない(唯一の金額開示はFY26上期の約$50M)。会計年度は9月末締め。2025年10月15日に国家支援型攻撃者による BIG-IP 開発環境への長期侵入とソースコード流出を開示して株価は2営業日で約14%下げ、FY26の売上成長ガイドも0〜4%へ切り下げたが、その後3四半期連続で引き上げて9〜10%まで戻している。AIの業績寄与が半導体からソフトウェア/サイバーセキュリティへ波及する過程を観測するために追加した銘柄で、成長が加速したSNOW・減速したZSと並べると、FFIVではAIが押し上げているのがソフトウェアではなくハードウェアの側だ、という第三のパターンが読める。

ビート/上振れ: +15%超 +5〜15% 0〜+5%ミス/下振れ: 0〜-5% -5〜-15% -15%超
項目
FY24Q4
2024/10/28
FY25Q1
2025/1/28
FY25Q2
2025/4/28
FY25Q3
2025/7/30
FY25Q4
2025/10/27
FY26Q1
2026/1/27
FY26Q2
2026/4/28
FY26Q3
2026/7/27
重要イベントシステム売上は-3%と底だが非GAAP EPSが+6.4%ビート。$10億の自社株買い枠追加も同時発表し+10.1%。8四半期続くプロダクト2桁成長はここから始まった売上$766Mが会社ガイド上限$725Mを$41M超過。ソフト+22%・システム+18%の同時加速で通年ガイドを6〜7%へ引き上げ、+11.4%システム+27%の一方でソフトウェアが$158Mと前年横ばい。売上ビートは+1.7%にとどまり反応はほぼフラットシステム+39%・ソフト+16%で全項目ビート。通年の含意成長率を約9%へ引き上げ実績はシステム+42%と好調も、12日前に開示した侵害を織り込みFY26ガイドを売上0〜4%・EPS$14.50〜15.50へ引き下げて-7.9%懸念された販売サイクルの停滞が起きず売上$822M・EPS$4.45。EPSビート+21.9%は8四半期で最大、通年ガイドも5〜6%へ引き上げシステム+26%・ソフト+17%が揃い通年ガイドを7〜8%へ再引き上げ。会社は需要の背景に「AI推論の変曲点」を挙げたシステム+32%でプロダクト+19%、8四半期連続の2桁プロダクト成長。通年ガイドを9〜10%へ引き上げたが反応は-1.1%と材料出尽くし
売上実績$746.7 M$766.5 M$731.1 M$780.4 M$810.1 M$822.5 M$811.7 M$865.1 M
アナリスト予想$730.4 M$715.5 M$718.9 M$752.8 M$794.1 M$755.9〜758.1 M$783.2 M$834.6 M
ビート率+2.2%+7.1%+1.7%+3.7%+2.0%+8.7%+3.6%+3.7%
YoY成長率+6.0%+11.0%+7.0%+12.0%+8.0%+7.0%+11.0%+11.0%
EPS実績$3.67$3.84$3.42$4.16$4.39$4.45$3.90$4.73
アナリスト予想$3.45$3.36$3.10〜3.11$3.50$3.97$3.65$3.44〜3.47$4.00
ビート率+6.4%+14.3%+10.1%+18.9%+10.6%+21.9%+12.9%+18.3%
会社ガイド $715.0 M $715.0 M $750.0 M $790.0 M $755.0 M $780.0 M $830.0 M $880.0 M
アナリスト予想$701.0〜706.0 M$701.9〜703.6 M$737.9〜740.0 M$770.6〜779.2 M$789.4〜792.4 M$745.2〜747.6 M$815.0〜818.5 M$854.3〜858.9 M
上振れ率+1.6%+1.7%+1.5%+1.9%-4.5%+4.5%+1.6%+2.7%
会社ガイド $3.35 $3.08 $3.47 $3.93 $3.60 $3.40 $3.97 $4.20
アナリスト予想$3.36〜3.37$3.19〜3.22$3.56$3.84$4.02〜4.04$3.36〜3.41$3.85$4.12〜4.14
上振れ率-0.4%-3.9%-2.5%+2.3%-10.7%+0.4%+3.1%+1.7%
発表日終値$218.36$269.72$265.07$298.99$290.41$270.43$303.79$407.96
翌日終値$240.33$300.46$262.72$313.42$267.58$292.30$328.15$403.46
騰落率+10.1%+11.4%-0.9%+4.8%-7.9%+8.1%+8.0%-1.1%

注: 実績値は全8四半期ともSEC EDGARの8-K Exhibit 99.1(CIK 1048695)から転記。EPSは非GAAPの希薄化後1株利益で、F5はGAAPでも黒字だが(FY26Q3はGAAP $3.62に対し非GAAP $4.73)、市場は非GAAPで見ている。売上の金額は各リリースの連結損益計算書の実額(千ドル単位)を$M表記に直したもので、前年同期比は会社が本文で示した丸め値を優先している。

注: 実績のコンセンサスは、決算当日・翌日の報道が引用した各社の予想値(LSEG系のReuters/MarketScreener、Zacks、StreetInsider、Investing.com、StockStory、Benzinga、TipRanks、MarketBeat)を突き合わせ、独立に確認できたソースの中央値を採用した。売上で$2M超、EPSで1%超に割れた期はレンジで表記し、ビート率はその中央値に対して計算している。MarketBeatの「実績」列はGAAPと非GAAPが混ざっているため使っていない(FY25Q1の実績EPSを$3.11と表示するが非GAAP実績は$3.84、FY25Q2の実績売上を$590.16Mと表示するが正しくは$731.1M)。WallStreetZenは四半期ラベルと数値の両方が壊れているため不採用。FY25Q1の売上コンセンサスはMarketBeatだけが$716.5Mと外れており、他5社(LSEG・StreetInsider・Investing.com・TipRanks・Zacks)が$715.4〜715.8Mに固まるため$715.5Mを採った。FY24Q4の売上はブローカーポール系3社が$730.4Mで一致し、Zacksパネルのみ$729.6Mだったため前者を採った。

注: ガイダンス列は会社が示した次Qレンジの中央値。F5は売上と非GAAP EPSの両方を四半期ガイドで出すためguidance.epsはnullにしていない。FY26Q3行のガイドは宛先がFY26Q4で、会計年度末が9月30日のため発表は2026年10月下旬の見込み(本稿執筆時点で日程は未告知)。

注: ガイド側の「当時のコンセンサス」は、決算当日・翌日の報道(LSEG系のReuters/MarketScreener、Zacks、StreetInsider、Benzinga、Investing.com、StockStory、Seeking Alpha)を突き合わせた。提供元によって売上で$1〜9M、EPSで$0.01〜0.05の系統的な差があり単一の正しい値が存在しないため、割れた期はレンジで表記しビート率はその中央値に対して計算している。平均や補間で1点に丸めてはいない。FY26Q2が示したFY26Q3ガイドのEPSコンセンサス$3.85だけはZacks単独で、他社が当時の次QのEPS予想を記事にしていなかった。

注: ガイド比較のコンセンサスは8四半期すべて2社以上で確定できたため、この列にn/aはない。FY24Q4とFY25Q1が示したガイドはいずれも売上ではコンセンサスを上回り(+1.6%・+1.7%)EPSでは下回る(-0.4%・-3.9%)形で、FY25前半は「売上は強気・利益は保守的」というガイドの出し方が2期続いた。なおFY25Q1のガイドについてReutersは「EPS $3.02〜3.14 は市場予想$3.21を上回る」と書いているが数値上は下回るため、文言ではなく数値を採った。

注: F5は売上をシステム(ハードウェア)・ソフトウェア・グローバルサービスの3本に分けて開示する。KPIチャートの2本はこの開示値で、各決算リリース本文の$M表記(会社が丸めたもの)をそのまま使い、全8四半期について10-Qの製品売上内訳表と一致することを確認した。

注: AI関連売上は四半期ごとには開示されない。単一セグメント開示で、CFOは「製品を売上ラインで分解しない。当社は単一セグメントの会社だ」と述べている。唯一の金額開示はFY26Q2(2026/4/28)の決算説明会でLocoh-Donou CEOが準備原稿で述べた「FY26上期6ヶ月の、直接AI用途3種における売上が約$50M。前年同期比+200%超。AI用途でF5を使っている顧客は約100社に接近」で、Motley Fool版とGoodMoat版の2トランスクリプトで照合した。FY26Q3ではこの数字を更新せず「前四半期に$50Mを超えたと示したが、この数字を毎四半期更新するつもりはない」と後方参照するにとどめている。

注: AI関連の顧客数には性質の違う2つの数字があり、混ぜて読むと誤る。FY26Q3のQ&AでCEOが述べた「AIセキュリティの顧客数はこの四半期だけで100%増えた」(Timothy Long/Barclaysへの回答。roic.ai版とAlphaStreet逐語版の2ソースで同一文言・同一話者を照合)と、同じコールの準備原稿にある「直接AI用途3種の累計顧客数がQ3だけで50%増えた」は対象が別である。どちらも倍率のみで絶対数の開示がなく、前四半期のQ&Aでは同じCEOがAIセキュリティに注力する顧客を「ごく少数(a small minority)」と表現している。FY26Q2の「約100社」は直接AI用途全体の数で、AIセキュリティ単体の母数として使うと誤りになる。

注: 同じFY26Q3の説明で、Distributed Cloud上のAI対応WAFについて「当社がこれまでに投入したどの製品よりも立ち上がりが速く、数か月で数百社が稼働している」、AI関連の商談規模について「数十万ドルから8桁ドルまで幅がある」と述べている。いずれも件数・規模の話で、売上の話ではない。

注: F5はAIセキュリティを買収で埋めている。2025年9月にCalypsoAIを$180M(FY25Q4中にクローズ、AI Guardrails/AI Red Teamの元)、2026年6月にSurePath AIを約$50M(10-Qで確認、シャドーAI検知)で取得した。KPIチャートのソフトウェア売上の凸凹には、この買収分も乗っている。

注: サイバー侵害: 2025年10月15日にForm 8-K Item 1.05で開示された。国家支援型の脅威アクターが、2025年8月9日の覚知時点でBIG-IPの製品開発環境とエンジニアリング知識管理基盤へ長期・継続的にアクセスしており、BIG-IPソースコードの一部と未公表脆弱性の情報を含むファイルが流出した。NGINXのソースコード、F5 Distributed Cloud、Silverlineへのアクセス痕跡は無いと会社は説明している。米司法省が2025年9月12日に開示延期を認定していたため、覚知から公表まで2か月開いている。

注: 侵害開示への株価反応は開示当日ではなく翌日に出ている。開示前日10/14の$343.17に対し、10/15が$330.75(-3.6%)、10/16が$295.35(-10.7%)で、2営業日の下落率は-13.9%。開示が10/15の取引終了後だったためで、「開示当日は-3.6%」と読むと実態を取り違える。

注: 侵害の対応費用は非GAAPから除外されている。税引前でFY25Q4 $3.4M・FY26Q1 $17.5M・FY26Q2 $6.0M・FY26Q3 $3.0M(累計約$29.9M)で、FY26Q3に保険金回収$5.3Mを初めて計上した。売上への影響額は8-Kにも10-Qにも定量開示がないため、四半期ごとの逸失額は算出できない。

注: FY26通年ガイドは、侵害を織り込んだ2025/10/27の売上成長0〜4%・非GAAP EPS $14.50〜15.50を底に、5〜6%(2026/1/27)→7〜8%(4/28)→9〜10%・EPS $17.21〜17.33(7/27)と3四半期連続で引き上げられた。KPIチャートに推移を載せている。会社は当初「侵害が無ければmid-single-digitの成長が可能だった」と説明していたので、最終的なガイドはその想定を上回っている。

注: 直近の株式分割は2007年8月の2対1で、本表の8四半期はすべてその後にあたる。したがってEPS・株価は全期間そのまま比較でき、分割調整はしていない。F5は無配のため、調整後終値と実際の終値も一致する。

注: 8四半期すべて引け後(AMC)発表。発表日終値は発表当日の通常取引終値、翌日終値はその翌営業日の終値で、Yahoo Finance chart APIとNasdaq APIの2ソースが一致した値を採用した(重複期間484営業日すべてで終値が一致)。なおFY26Q3の-1.1%は数字ほど平穏ではなく、翌日は日中で12.8%振れ、さらに翌々日に-4.1%下げて2営業日では-5.2%になっている。

ハイライト決算: FY26Q3

FY26Q3(2026年7月27日発表)は、侵害からの回復が完了したことと、AI需要がハードウェアの側に出ていることが同時に見えた四半期。売上$865Mはコンセンサス$834.6Mを+3.7%、非GAAP EPS $4.73は$4.00を+18.3%上回った。中身を分けると、システム(ハードウェア)売上が$240M・+32%と伸びの主役で、ソフトウェア売上は$223M・+7%にとどまる。プロダクト売上全体では+19%で、これで8四半期連続の2桁成長になった。会社はFY26通年ガイドを売上成長9〜10%(前回7〜8%)・非GAAP EPS $17.21〜17.33(前回$16.25〜16.55)へ引き上げており、2025年10月に侵害を受けて0〜4%まで切り下げたガイドを3四半期で戻し切った形になる。AIについては、Locoh-Donou CEOが決算説明のQ&Aで「AIセキュリティの顧客数はこの四半期だけで100%増えた」と述べ、準備原稿では「直接AI用途3種の累計顧客数がQ3だけで50%増えた」と説明した。ただしどちらも倍率だけで絶対数の開示がない。会社がAIについて出した唯一の金額は前四半期の「FY26上期6ヶ月の直接AI用途売上が約$50M・前年同期比+200%超」で、これは同期間の総売上$1,634Mの約3%にあたる(比率は当方の計算)。つまりこの四半期で確かめられるのは、AI関連の絶対額はまだ全社の数%であり、「AIが来ているはずの時期にシステム売上が+32%で伸び、ソフトウェアが+7%に留まっている」という構成比の事実のほうである。