CRDOCredo Technology
直近10四半期 決算ビート × 株価モニタリング
※ Credo Technology は次Q EPSガイダンスを公表していない(売上・粗利率・OpEx・税率などの個別項目のみ開示する方針)ため、EPSガイドチャートは非表示。
株価推移 × 売上ビート率
点の色: 大幅ビート 軽ビート 軽ミス 大幅ミス。点の大きさはビート率の絶対値。 / 末尾「直近」は2026-06-18時点の終値(決算とは独立)。
売上・EPS 推移:実績 vs アナリスト予想
Credo Technology Group(CRDO)は、AECケーブル(Active Electrical Cables)・SerDes IP・光DSP・ラインカードを設計するファブレス半導体メーカー。データセンタ内部のラック間/ラック内高速接続を、より低消費電力で実現する銅線ベース AEC ソリューションが本業。2024年後半からハイパースケーラ(Microsoft、Amazon、xAI、Meta 等)の AI クラスタ向けに 400G/800G AEC が急速採用され、FY25Q3(2025年3月発表)で売上 +154% YoY と一気にインフレクション。FY26ではガイダンスを上方修正し続け、Q3 FY26(2026年3月発表)には四半期売上 $407M、+201% YoY まで膨張した。会計年度は4月末締めで、3月末締めの他半導体銘柄とは1ヶ月ずれる。
| 項目 | FY24Q4 2024/5/29 | FY25Q1 2024/9/4 | FY25Q2 2024/12/2 | FY25Q3 2025/3/4 | FY25Q4 2025/6/2 | FY26Q1 2025/9/3 | FY26Q2 2025/12/1 | FY26Q3 2026/3/2 | FY26Q4 2026/6/1 | FY27Q1 2026/9/2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 重要イベント | FY24通期黒字化、AEC初期採用 | 在庫消化フェーズ、Q2ガイド据置 | ハイパースケーラ集中受注の兆し | AECインフレクション、+154% YoY | FY25通期 +126%、Q1ガイド大幅引上 | Q1ガイダンス超過、+274% YoY | 800G AEC量産、$268M | Q3売上$407M、+201% YoY、GMガイド低下で-18.5% | FY26通期$1.34B・+206%、Q4売上$437M・+157% YoY、ビート&レイズも株価-14.5% | 2026/9/2 AMC 発表予定。2026/6/22時点のアナリスト予想は当期売上 $0.47 B / 非GAAP EPS $1.16、次Q (2Q 2027) 売上 $0.51 B / EPS $1.23(Koyfin 集約コンセンサス)。 |
| 売上 ($) | ||||||||||
| 売上実績/予測 | $60.8 M | $59.7 M | $72.0 M | $135.0 M | $170.0 M | $223.1 M | $268.0 M | $407.0 M | $437.0 M | n/a |
| アナリスト予想 | $60.3 M | $59.5 M | $66.8 M | $120.3 M | $159.3 M | $192.0 M | $235.1 M | $379.3 M | $431.8 M | $0.47 B |
| ビート率 | +0.8% | +0.3% | +7.8% | +12.2% | +6.7% | +16.2% | +14.0% | +7.3% | +1.2% | n/a |
| YoY成長率 | +89.0% | +70.0% | +64.0% | +154.0% | +180.0% | +274.0% | +272.0% | +201.0% | +157.0% | n/a |
| EPS ($, 非GAAP) | ||||||||||
| EPS実績/予測 | $0.07 | $(0.06) | $0.07 | $0.25 | $0.35 | $0.49 | $0.67 | $1.07 | $1.16 | n/a |
| アナリスト予想 | $0.04 | $(0.02) | $0.06 | $0.18 | $0.27 | $0.36 | $0.49 | $0.89 | $1.03 | $1.16 |
| ビート率 | +75.0% | n/a | +17.0% | +39.0% | +30.0% | +36.0% | +37.0% | +20.0% | +13.0% | n/a |
| 次Q売上ガイド (midpoint, $M) | ||||||||||
| 会社ガイド | $59.5 M | $66.5 M | $122.5 M | $160.0 M | $190.0 M | $235.0 M | $340.0 M | $480.0 M | $470.0 M | n/a |
| アナリスト予想 | $59.5 M | $69.0 M | $103.2 M | $134.0 M | $182.0 M | $202.0 M | $295.0 M | $445.0 M | $461.3 M | $0.51 B |
| 上振れ率 | 0.0% | -3.6% | +18.7% | +19.4% | +4.4% | +16.3% | +15.3% | +7.9% | +1.9% | n/a |
| 次Q EPSガイド | ||||||||||
| 会社ガイド | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| アナリスト予想 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | $1.23 |
| 上振れ率 | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a | n/a |
| 株価反応 ($) | ||||||||||
| 発表日終値 | $25.85 | $28.20 | $51.83 | $44.05 | $76.83 | $99.50 | $179.80 | $135.95 | $226.32 | n/a |
| 翌日終値 | $24.13 | $30.42 | $63.41 | $47.46 | $99.43 | $112.85 | $186.20 | $115.71 | $193.60 | n/a |
| 騰落率 | -6.6% | +7.9% | +22.3% | +7.7% | +29.4% | +13.4% | +3.6% | -14.8% | -14.5% | n/a |
注: FY27Q1(2026/9/2 発表予定)はアナリスト予想のみ先行入力。当期 売上$0.47 B / EPS$1.16、次Q (2Q 2027) 売上$0.51 B / EPS$1.23 はいずれも 2026/6/22 時点で参照可能な Koyfin 集約コンセンサス。会社ガイダンス・実績・反応は発表後に更新する。
注: アナリスト予想は Zacks / LSEG / Visible Alpha の二次情報、株価は Yahoo Finance ベース(±1-3% 誤差あり)。
注: FY25Q1 EPS は赤字幅縮小のためビート率は n/m(参考値)として null。
注: Credo の会計年度は4月末締めで、3月末締めの他半導体銘柄とは1ヶ月ずれる。
注: Credo は四半期ガイダンスとして売上・グロスマージン・営業費用は公表するが、EPS ガイダンスは公表していないため次QのEPSガイドは全四半期 null。
注: FY26Q4(2026/6/1)の株価反応は発表当日終値 $226.32 → 発表後(時間外)$193.60 の -14.5%。翌営業日(2026/6/2)終値の確定前スナップショット。
ハイライト決算: FY25Q3
FY25Q3(2025年3月4日発表)が「化けた瞬間」。売上 $135M は前年同期比 +154%、前四半期比 +87% という業界破壊的な成長率で、アナリスト予想 $120.3M を +12.2% 上回った。Non-GAAP EPS $0.25 は予想 $0.18 を +39% 上回るサプライズ。さらに重要だったのは Q4 ガイダンスで、$155-165M(中央値 $160M)の提示は当時のコンセンサス $134M を +19% 上振れさせた。これは「AECハイパースケーラ採用が単なる試験導入ではなく、サプライチェーン全体の置き換えに入った」というシグナルとして市場が解釈し、株価は発表当日 +7.7%、その後 1 週間で +30% 超のラリーへ。トリガーは AWS / Microsoft の AI クラスタ拡張に伴う 400G/800G AEC の本格採用で、Credo の AEC は競合の光モジュールに比べ消費電力 1/4・コスト 1/2 という構造的優位を持つ。続く FY25Q4・FY26Q1・FY26Q2 でも 3 要素ビートが連発し、株価は同期間で約 4 倍に。ただし FY26Q3(2026年3月)では売上・EPS は予想超過したものの、Q4 グロスマージンガイド(64-66%)が前期 68.6% から低下したため株価は -18.5% の急落。AI 関連半導体株の「期待値が織り込み済み」フェーズに入ったことを示した。続く FY26Q4(2026年6月1日発表)も売上 $437M(+157% YoY)・非GAAP EPS $1.16 と3要素ビートを達成し、通期 FY2026 は売上 $1.34B(+206%)・非GAAP純利益 $662M(5倍超)・営業利益率約50%に到達。だが Q1 FY27 売上ガイド($465-475M・中央値 $470M)の逐次成長率が市場の高い期待に届かず、DustPhotonics 買収($750M・5/28クローズ)に伴う費用増、および上位4顧客で売上の約87%を占める顧客集中が嫌気され、株価は発表後の時間外で約 -14.5% と2四半期連続の急落となった。AI 接続のファンダメンタルズ(光トランシーバへの拡張、50%近い利益率)は堅調だが、高い期待値ゆえに「ビート&株安」が定着した局面。