※ Bloom Energy は次Q EPSガイダンスを公表していない(売上・粗利率・OpEx・税率などの個別項目のみ開示する方針)ため、EPSガイドチャートは非表示。

BE Bloom Energy ── 直近9四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績通期売上ガイド (会計年度, midpoint)(ガイド対象Q基準)0246810Q3 2024↑ Q2 2024発表 2024/8/8Q4 2024↑ Q3 2024発表 2024/11/7Q1 2025↑ Q4 2024発表 2025/2/13Q2 2025↑ Q1 2025発表 2025/4/30Q3 2025↑ Q2 2025発表 2025/7/31Q4 2025↑ Q3 2025発表 2025/10/282.55Q1 2026↑ Q4 2025発表 2026/2/5Q2 2026↑ Q1 2026発表 2026/4/283.73Q3 2026↑ Q2 2026発表 2026/7/28-50%-25%0%+25%+50%0%0%0%0%+26%+13%+9%

株価推移 × 売上ビート率

点の色: 大幅ビート 軽ビート 軽ミス 大幅ミス。点の大きさはビート率の絶対値。 / 末尾「直近」は2026-07-28時点の終値(決算とは独立)。

売上・EPS 推移:実績 vs アナリスト予想

BE Bloom Energy ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)売上(Revenue)0123450.380.33Q3 2024発表 2024/11/70.50.57Q4 2024発表 2025/2/130.280.33Q1 2025発表 2025/4/300.380.4Q2 2025発表 2025/7/310.370.52Q3 2025発表 2025/10/280.640.78Q4 2025発表 2026/2/50.540.75Q1 2026発表 2026/4/280.831.07Q2 2026発表 2026/7/28 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 1.07Q3 FY26予想1.21Q4 FY26予想1.32Q1 FY27予想1.51Q2 FY27予想-50%-25%0%+25%+50%-14%+15%+17%+7%+39%+22%+39%+29%
売上 前四半期比増減率
Q3 2024-2%
Q4 2024+73%
Q1 2025-43%
Q2 2025+23%
Q3 2025+29%
Q4 2025+50%
Q1 2026-3%
Q2 2026+42%
Q3 FY260%
Q4 FY26+14%
Q1 FY27+9%
Q2 FY27+14%
BE Bloom Energy ── 直近8四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)EPS ($, 非GAAP)-1.001.02.03.04.05.00.08-0.01Q3 2024発表 2024/11/70.260.36Q4 2024発表 2025/2/13-0.070.03Q1 2025発表 2025/4/300.010.1Q2 2025発表 2025/7/310.080.15Q3 2025発表 2025/10/280.340.64Q4 2025発表 2026/2/50.10.44Q1 2026発表 2026/4/280.410.78Q2 2026発表 2026/7/28 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 0.67Q3 FY26予想0.83Q4 FY26予想0.87Q1 FY27予想1.12Q2 FY27予想-1000%-500%0%+500%+1000%-112%+39%+143%+900%+88%+88%+340%+90%
EPS 前四半期比増減率
Q3 2024n/a
Q4 2024n/a
Q1 2025-92%
Q2 2025+233%
Q3 2025+50%
Q4 2025+327%
Q1 2026-31%
Q2 2026+77%
Q3 FY26-14%
Q4 FY26+25%
Q1 FY27+4%
Q2 FY27+29%
BEBloom Energy

Bloom Energy(BE)は固体酸化物形燃料電池(SOFC)「Bloom Energy Server」を商業ビル・データセンター・ユーティリティ向けに販売する米国企業で、グリッド接続の5〜7年待機問題を「90日設置」で回避できる「裏口の電源」として、AIデータセンター電力不足の最大の受益者の1社に化けた。直近8四半期はQ2 2024からQ1 2026までで、2024年AEP(American Electric Power)との1GW契約、2025年Oracle/AWS/Coralogix採用、2026年Q1の前年比+130%という「電力ボトルネックバブル」の象徴となった。営業赤字→黒字転換が2025年Q3に起き、株価は2026年に入って+134%(年初来)と急騰している。

ビート/上振れ: +15%超 +5〜15% 0〜+5%ミス/下振れ: 0〜-5% -5〜-15% -15%超
項目
Q2 2024
2024/8/8
Q3 2024
2024/11/7
Q4 2024
2025/2/13
Q1 2025
2025/4/30
Q2 2025
2025/7/31
Q3 2025
2025/10/28
Q4 2025
2026/2/5
Q1 2026
2026/4/28
Q2 2026
2026/7/28
重要イベントグロスマージン20.4%に改善AEPと1GW長期契約通期売上初の$1.47B、2025ガイド$1.65-1.85B非GAAP EPS黒字転換6四半期連続でサービス粗利率プラスOracle/AWS採用、2GW増産発表通期$2.02B、2026ガイド$3.1-3.3BYoY+130%、通期$3.4-3.8Bへ大幅上方四半期売上が初めて$1Bを超え$1,065.4M(+165.5% YoY)。プロダクト売上$935.4M(+215.4%)が牽引し、非GAAP粗利率34.3%(+604bp)・非GAAP営業利益$239.6M(前年同期$28.6M)・営業CF+$226.4M(前年同期は−$213.1M)と、収益性とキャッシュ創出が同時に立った。GAAP でも純利益$196.3M・希薄化後EPS$0.62の黒字。FY2026 通期ガイドを売上$3.9-4.2B(mid $4.05B)・非GAAP EPS$2.55-2.85(mid $2.70)へ再上方修正(前回は $3.4-3.8B / $1.85-2.25)。当時コンセンサス(通期売上$3.73B / EPS$2.16)に対し売上+8.6%・EPS+25.0%。Sridhar CEO は『米国の主要ハイパースケーラー全社と十数社のneocloud・AIラボ・コロケーション事業者が当社の電源を承認済み』とし、AI向けオンサイト電源の標準になったと表現
売上実績$335.8 M$330.4 M$572.4 M$326.0 M$401.2 M$519.0 M$777.7 M$751.1 M$1,065.4 M
アナリスト予想$307.5 M$383.2 M$499.0 M$277.8 M$376.2 M$373.4 M$640.1 M$539.0 M$828.0 M
ビート率+9.2%-13.8%+14.7%+17.4%+6.6%+39.0%+21.5%+39.4%+28.7%
YoY成長率+11.5%-17.5%+60.4%+38.6%+19.5%+57.1%+35.9%+130.4%+165.5%
EPS実績-$0.06-$0.01$0.36$0.03$0.10$0.15$0.64$0.44$0.78
アナリスト予想-$0.06$0.08$0.26-$0.07$0.01$0.08$0.34$0.10$0.41
ビート率0.0%-112.5%+38.5%+143.0%+900.0%+87.5%+88.2%+340.0%+90.2%
会社ガイド FY2024 $1.4-1.6B (mid $1.5B、据置) FY2024 $1.4-1.6B (mid $1.5B、据置) FY2025 $1.65-1.85B (mid $1.75B、初回) FY2025 $1.65-1.85B (mid $1.75B、据置) FY2025 $1.65-1.85B (mid $1.75B、据置) FY2025 定量レンジ更新なし (Brookfield $5B提携発表) FY2026 $3.1-3.3B (mid $3.2B、初回) FY2026 $3.4-3.8B (mid $3.6B、上方修正) FY2026 $3.9-4.2B (mid $4.05B、再上方修正)
アナリスト予想n/an/an/an/an/an/a$2.55B前回 mid $3.2B$3.73B
上振れ率0.0%0.0%n/a0.0%0.0%n/a+25.5%+12.5%+8.6%
発表日終値$11.41$12.83$24.07$19.62$26.61$115.10$153.00$237.21$166.84
翌日終値$13.71$11.81$24.39$19.96$28.33$130.61$142.00$228.81$163.75
騰落率+20.2%-8.0%+1.3%+1.7%+6.5%+13.5%-7.2%-3.5%-1.9%

注: Q2 2026 は事前に 2026/7/30 発表予定として予想値のみ先行入力していたが、実際には 2026/7/28 の引け後(AMC)に発表されたため実績で置き換えた。実績・会社ガイダンスは SEC EDGAR 8-K(2026/7/28 提出、Exhibit 99.1 ex991_q226financialresults.htm)の一次情報:売上$1,065.365M・非GAAP希薄化後EPS$0.78・非GAAP粗利率34.3%・非GAAP営業利益$239.6M・営業CF$226.4M、FY2026 ガイドは売上$3.9-4.2B・非GAAP粗利率約34%・非GAAP営業利益$800-900M・非GAAP EPS$2.55-2.85(テーブルには売上 midpoint $4.05B を採用)。GAAP は純利益$196.3M・希薄化後EPS$0.62。

注: Q2 2026 の発表当時コンセンサスは X(Grok)サーチで収集した決算当日投稿の中央値。当期売上は Bloomberg $838.7M・FactSet 系 $827〜828.4M の中央値 $828.0M、当期非GAAP EPS は Bloomberg $0.40・FactSet $0.41 から $0.41 を採用($0.40 を採ればビート率は+95.0%になる)。FY2026 通期は売上 $3.74B / $3.73B / $3.721B の中央値 $3.73B、非GAAP EPS は $2.15 / $2.16 / $2.17 の中央値 $2.16。通期EPSガイド mid $2.70 はコンセンサス$2.16 を+25.0%上回るが、BE の本表は従来どおり通期『売上』ガイドのみを guidance 欄に載せる運用のため、EPSガイドは本注記と重要イベント欄で記録する。

注: Q2 2026 の nextClose $163.75 / changePct -1.9% は 2026/7/29 の確定 RTH 終値(stockanalysis.com の日足で取得し、2026/8/13 に暫定値から上書きした)。発表当日の AH は +7.75〜+13% と切り返していたが、翌営業日の RTH は下げて終わっており、AH 気配をそのまま翌日の反応として読むと逆符号になる。reportClose $166.84 は Koyfin OHLCV で確認済みの 2026/7/28 確定 RTH 終値(同日は AI 関連が総じて売られた地合いで BE も RTH は $188.18 → $166.84 と −11.3%、その引け後に決算が出て AH で切り返した)。AH の上昇幅は投稿により +7.75〜+13%(一部 +15% の言及もあり)と幅がある。

注: Bloom Energyは四半期単位のガイダンスを基本出さず、通期ガイダンスを更新する運用。本表のガイダンス欄は各四半期発表時点の通期売上ガイダンス(midpointと据置/初回/上方修正の別)を記載。

注: Q3 2025は同日のBrookfield $5B AIインフラ提携発表に集中し、プレスリリース本文ではFY2025定量レンジの再掲なし(earnings call/8-Kでの開示と推定)。

注: 上振れ率は据置=0%、初回=n/a、上方修正は前回midpointからの変化率を記載。

注: Q4 2025発表時のFY2026通期売上ガイドのコンセンサスは2026/6/26 X-search(Grok)で 2026/2/5-2/10 の決算速報投稿(@mmonis / @MartyChargin / @TheValueist / @marketsday / @smilex_ms6868 等 計4ソース以上)を突合し $2.55B(FactSet/Bloomberg コンセンサス、$2.55-2.58B レンジの中央値)で確定。会社ガイド mid $3.2B に対し +25.5%(数値整合: (3.2-2.55)/2.55=25.5%)。

注: Q2 2024〜Q3 2025 の通期FYガイドコンセンサス(FY2024 $1.5B mid 据置・FY2025 $1.75B mid 据置/初回)は X-search でも具体的な「FY24/FY25 売上コンセンサス $X B」の明示引用が複数ソースで集まらず、当時の通期コンセンサスは採用見送り(n/a 維持)。Q4 2024 発表時の FY2025 コンセンサス候補として $1.69B の単一投稿が見つかったが3ソース閾値未達のため不採用。

注: 株価は分割未実施のため未調整。

ハイライト決算: Q2 2026

Q2 2026(2026/7/28 引け後発表)は、Q1 2026 で会社が置いた通期見通しへの答え合わせが上振れで返り、しかも『需要の話』から『利益とキャッシュの話』へ論点が移った四半期。売上は$1,065.4M(+165.5% YoY)と四半期として初めて$1Bを超え、当時コンセンサス$828.0Mを+28.7%上回った。非GAAP EPS$0.78 はコンセンサス$0.41 の約1.9倍(+90.2%)。中身を見ると牽引役はプロダクト売上$935.4M(+215.4% YoY)で、設備そのものが売れている構図が鮮明になった。収益性は非GAAP粗利率34.3%(前年同期28.2%から+604bp)、非GAAP営業利益$239.6M(前年同期$28.6M)、営業利益率22.5%。特筆すべきは営業キャッシュフローが+$226.4M と、前年同期の−$213.1M から$439.5M改善して明確なプラスに転じた点で、GAAP でも純利益$196.3M・希薄化後EPS$0.62 の黒字を計上した。Q3 2025 で『AIインフラの裏口電源株』へ評価軸が変わったあと、Q1 2026 の+130% YoY までは需要の立証が主題だったが、Q2 2026 で初めて『成長しながら利益とキャッシュを出せる』ことが数字で示された。通期ガイドも FY2026 売上$3.9-4.2B(mid $4.05B)・非GAAP EPS$2.55-2.85(mid $2.70)へ再び引き上げられ、前回ガイド($3.4-3.8B / $1.85-2.25)からの上方修正であると同時に、当時コンセンサス(売上$3.73B / EPS$2.16)を売上+8.6%・EPS+25.0%上回る水準に置かれた。midpoint ベースで通年+100%成長という会社の主張が、四半期実績の裏づけを伴って出てきた形になる。Sridhar CEO は『従来は燃焼系がデフォルトだった顧客が、いまは能動的に Bloom を優れた電源として選んでいる』とし、米国の主要ハイパースケーラー全社と十数社の neocloud・AIラボ・コロケーション事業者が同社の電源を承認済みで『Bloom は AI 向けオンサイト電源の標準になった』と述べた。株価は発表当日の RTH が AI 関連の総売りで $188.18 → $166.84(−11.3%)と下げた直後に決算が出て、時間外で$179.90前後(+7.8%)まで切り返した(AH の上げ幅は投稿により+7.75〜+13%と幅がある)。ただし翌営業日 2026/7/29 の RTH 終値は$163.75(−1.9%)で、AH の切り返しは翌日まで続かなかった。参考までに評価軸が切り替わった起点は Q3 2025(2025/10/28発表)で、売上$519.0M(コンセンサス$373.4Mに対し+39.0%)、EPS $0.15(コンセンサス$0.08に対し+87.5%)、YoY+57%とAIデータセンター電源需要の本格的な数字立証が起きた四半期。発表当日は+4.6%、時間外で+18.3%まで吹き上がり、翌日も+13.5%上昇。CFOが通期粗利率29%、営業利益$135-165Mを再確認し、CEOがOracle/AWS/Coralogixの導入名で需要の本物さを示した。さらに同社は2026年12月までに生産能力を2GWへ拡張、「2025年売上を4倍にできるキャパシティ」と発言。これを境にBEは「クリーンエネルギーの将来夢銘柄」から「AIインフラの裏口電源株」に評価軸が切り替わり、株価は$30近辺→$237まで(半年強で約8倍)暴騰した。続くQ1 2026の+130% YoYはこの転換を追認するものだったが、株価は既に走り切っており翌日-3.5%の利食いで終わった。