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2026年4月17日の開発日記
朝6時にターミナルを開いた。前日から積み残したCFWSのNG 25件がリストに並んでいる。夕方には32件がOKに変わり、残り3件まで追い込んだ。別の軸では会計基準の条文を構造化して3層レビューHTMLビューアを組み上げ、Excel差分検出スキルとCFマッピング計画書をCodexレビュー4ラウンドで磨いた。
今日のタイムライン

今日やったこと
1. CFWS NGフィックス Phase 3 — OK 5件→32件
1日のメインワーク。Phase 3-A/B/Cを順に潰した。
- Phase 3-A: 繰越利益剰余金のindent=3明細キー集約。Q3-7配当の配賦ロジック追加
- Phase 3-B:
_classify_cf_labelのSoT化で5論点OK化(Q5-10/11/19/25/26) - Phase 3-C: 為替差損益、有形固定資産エイリアス衝突、純資産indent=2上書き等を修正。Q5-21 ESOP(日本版ESOP)はCodex 3ラウンドのレビューを経て実装
- 年次推移表1列化: 期末残高のみの構造にリファクタリング。OPEN列(期首残高)追加。サブエージェントで大規模書き換え
- 最終結果: OK 32件 / NG 3件(Phase 3-D既知) / SKIP 2件
主な成果:
- NG 25件→3件まで改善
qa_journal_parser._ALIASESがaccounts_masterの独立キーと衝突する根本原因を発見・解消- 会計ソフトA形式の仕訳シートを1行にまとめる整形を実装
2. 会計基準の条文構造化 — 3層レビューHTMLビューア
CF参考書が引用している会計基準条文を構造化し、書籍解説(Layer 1)・基準条文(Layer 2)・平易解説(Layer 3)の3層レビューHTMLビューアを構築した。
- standards.jsonに41基準登録 → 実務指針HTMLから40条文パース → 引用258件抽出
- 5つのサブエージェントを並行起動して追加基準の条文取得
- Q3-1〜Q3-12の12Q分について解説テキストを手動キュレーション
- 解決率: 36% → 52.3%に改善
主な成果:
- HTMLビューア(ダッシュボード+条文閲覧+3層レビュー)完成
- 84Q全てに表示順とCFWS紐付けを設定
- Layer 1キュレーションで設例データを除去し解説テキストのみ抽出
詳細: 会計基準の条文構造化
3. Excel差分検出スキル+CFマッピング計画
2つのツール系タスクを並行で進めた。
- Excel差分検出: 手修正Excelとスクリプト出力の差分を6カテゴリで検出するPythonスキル。Codexレビューで「2次元グリッドベース設計」に書き直し
- CFマッピングJSON/CSV: 全38論点からQ番号ごとのCF項目対応表を自動生成。リファクタリング計画書はCodex 4ラウンドのレビューを経てLGTM獲得
主な成果:
- Excel差分検出スキル完成(_KKサフィックス+タイムスタンプ両対応)
- CFマッピングJSON/CSV生成
- リファクタリング計画書v4がCodex GPT-5.4の承認を獲得
今日の試行錯誤
| # | テーマ | 試したこと | 結果 | 気づき |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 税引前NI直接参照 | 年次推移表の「税引前当期純利益」行をセル参照に変更 | Q3-6 regress(下半分check +3500ずれ) | PL計上額は全PL合計で設計されており、税引前NIとの差額=法人税等3500がズレる |
| 2 | エイリアス衝突 | _ALIASESで備品→工具器具備品に変換していた | 年次推移表キー「備品」と不一致でBS残高0に | エイリアス除去+ACCOUNT_DBにraw名を追加で解消 |
| 3 | 年次推移表1列化 | 全Q回帰テスト | 32件FAIL(ほぼ全滅) | 累積SUMIFSのB1参照+繰越利益剰余金_期首の初年度ハードコードが原因 |
| 4 | OPEN列追加 | 期首残高列を先頭に追加 | 全Q check=0 OK(既知NG 3件除く) | サブエージェントが全修正を完了していた |
| 5 | 実務指針パース | 項46-48が見つからない | 消費税の例示テーブルが長大で検索範囲200行を超過 | 範囲拡大で全40条文抽出成功 |
| 6 | WebFetchで条文取得 | 金融庁サイトから直接取得 | テキストが要約されてしまう | 構造を把握して手動でprovisions登録 |
| 7 | Q3-4引用0件 | 引用抽出結果を確認 | OCRチャプター分割で解説部分が別チャンクに | Q番号伝播ロジック追加で0→4件に改善 |
| 8 | Excel差分レポート | 標準出力のみに出力 | ユーザーに「どこに出てるの?」と言われる | ファイル保存を最初から設計すべきだった |
| 9 | CFマッピング計画v1 | Codexレビュー | 致命的欠陥3点 | v2→v3→v4と4回イテレーション。実装前にLGTM獲得 |
今日の学び
- CFWSの配賦ロジックは「1科目ずつ潰す」より「エイリアス衝突やindent上書き等の構造的バグを先に直す」方が波及効果が大きい。Q3-10の修正でQ3-12/Q5-5/Q5-7が副次的に解消した
- サブエージェントの並行起動は条文取得のような独立タスクで威力を発揮する。5つ同時起動で解決率を16%押し上げた
- Codexレビューを計画段階で複数ラウンド回すと、実装時の手戻りがほぼゼロになる。v1→v4で設計の穴を全て埋められた
- 年次推移表の1列化のような大規模リファクタリングでは、サブエージェントに書き換えを任せつつ回帰テストで検証するフローが安定する
明日やること
- Phase 3-D(Q5-14/Q5-17/Q5-18)複数年度NG修正
- 会計基準条文の残りunresolved解消(条文取得待ち基準の対応)
- Layer 1キュレーションを第5章以降に拡大
- CFマッピングリファクタリング計画v4の実装着手